orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

社会人としての常識がない人が勘違いしていること

彼は社会人としての常識がない、という言葉には物凄い皮肉が込められている。「常識」というのは誰でも知っているということ。それを社会人に向かって指摘するということは、誰でも知っていることを彼は知らない、ということになる。 でも、よく考えて欲しい…

当たり前のことを、リアルの場で言葉に出して伝えるだけで、効果絶大だった件

私の仕事スタイルとして、ロジカルというのは大前提で、どんな建前も関係性も、ロジカル的な正義には勝てないと思っています。 上司だって部下だって、お客様だって別の部署の人だって、誰だって同じです。エビデンスがあって結論に正しく導かれるなら、それ…

情シスのお仕事って、とても報われにくい仕事なんじゃないか

情シスが転職活動をよくしている、って話を読んだ。 japan.zdnet.com インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月20日、企業で働く人に仕事の満足度やキャリアなどをアンケートし、情報システム部門人材の現状などを分析した結果を公開した。情報システム部門…

社員のモチベーションを上げ、業績を向上させる方法

社員のモチベーションを上げれば、業績は上がる。 今まさに目の前でそういう姿を見ている。特に若手はそうなのかもしれない。モチベーションが上がると、成長度合いも比例して上がる。結果、実績は上がっていく。 しかし、モチベーションを上げるというのは…

本当の気持ちを言わせるために必要な、聞き役に徹する15分

コロナ禍が終わって、オフィスにたくさん出るようになって、リアル会議も回数も激増した。会議なんてなくても会社なんてまわるさと思っていたけど、複数の人が共同で同じ目的に向かって仕事をするためにはどうにもこうにも、会議は必要だ。 会って話をして、…

マネジメントは自由に使われ過ぎている言葉

マネジメントと一言で言っても、何を管理するかで話が違ってくる。 プロジェクトを管理する、プロジェクトマネジメント。 人を管理する、ラインマネジメント。 場合によっては、資産、コンプライアンス、品質、どこにもマネジメントと言う言葉は宿っている。…

不満を口に出すと弾かれる世界を生きている

会社でも家庭でも、人間は何かに属している。 属している対象は組織と呼ばれ、組織に属す以上は暗黙のルールを守らなければいけない。 明示的なルールとして、国の法律や自治体の条例などがあり、それは当然守るとして。モラルや常識、のような見えないルー…

お金を得るために考える脳はどんなフィールドでも一緒

興味深い記事を読みました。感想文です。 sogyotecho.jp これまでに発表した作品およそ1000点のすべてが完売。「完売画家」の異名を持つ画家、それが中島健太さんです。 初めての個展ですべての作品が完売するも、ギャラリーの経営が傾き売上げを受け取るこ…

リーダー気質の高い人こそ、マネージャーと連携して1テンポずらすとよい

リーダーとは、特定分野の業績に優れ、メンバーを引っ張っていく存在ですよね。 一方で、マネージャーとは、メンバー全員を下支えしてパフォーマンスを上げて行く存在です。 リーダーとマネージャーは機能が違うのに、よく一緒にされてどっちもやれ、と言わ…

地方都市に、新しいチャンスが生まれているのを見逃さない

大手IT企業の日本IBMが、長野市と連携するらしい。 www3.nhk.or.jp 大手IT企業、日本IBMが、高度なシステム開発を行う新たな拠点を長野市に設けることになり、県などと立地協定を結びました。 (中略) 日本IBMの加藤副社長は「IT人材の不足を考え…

失敗を振り返るのはほどほどにすべき理由

年を取れば取るほど、過去の失敗は積み重なる。 失敗なんて誰も経験したくないんだけど、ある程度の確立で遭遇する。 しかも若い時の方が、自分の限界や適性をわからないものだから、幼いからこその万能感でいろんなことに挑戦し、当たり前のように失敗する…

選ばれて採用されるのではなく、仕方なくやらざるをえなくなるケースが増える

人口減である。 一方で社会の枠組みは、維持されやすく、ポストの数は変わらない。 そうなると、「1つのポストに対して、たくさんの人が立候補し、その中から選抜して最も良い人がなり手となる」、という方法論が成り立たなくなる。 誰もなり手がいないが、…

若手に教えるとき、結果に差が付く二つの教え方

最近は、未経験者を相手にすることも多く、どう導くかについては考えさせられている。その経験を書こう。 TCP/IPについて教えたいとする。もちろん、若手はほとんど何もわかっていない。 2つの方法がある。 ①じゃあ、4オクテットのIPアドレス、サブネット…

ネット上の人間関係だけでは、出会っていないに等しい

インターネットにより、人と人が出会いやすくなり、つながりやすくなったと言われています。フォローフォロワーという方法を軸に、確かにつながりやすくなったように一見、見えますが、これ、幻なんじゃないかと最近思っています。 その関係、最終的に「リア…

都会に住むと、教育にかけられる費用がかなり優遇されていると思った話

子育て論ですが・・。 私は、「遠い田舎から東京に出て来た人間であること」かつ、「首都圏で子どもを育てた」という二つのデータを持っています。 その観点で言うと、首都圏に実家があると、なんと教育にかけるお金が楽かということ。 まず住居です。私自身…

『オレはそんなこと、知らないぞ』っていう上司のことを考える

最近思ったんだけど、「上司」という生き物って。 『オレはそんなこと、知らないぞ』 これが、大抵の地雷になる。 自分自身が何かやりたいと思ったときに即決して実施する。これがとても正しく、思慮にあふれた判断だったとする。成功もしたとする。 成功す…

部下教育、脱マイクロマネジメントを具体的にどうやるかって話

部下教育の話。何度か触れて来たので私の中では結論が出ている件。 ちょっと惜しい記事があって紹介しておきたい。 toyokeizai.net 部下を持つと、優秀な人ほど「部下を育てよう」と鼻息荒く、意欲に満ち溢れていることでしょう。ところが、育てようとすれば…

感情の重要性を思い出そう、情熱が勝負のカギになる時代が来る

ひょっとしたら、現代人は、感情を邪魔なものとして捉えているのかもしれません。デジタル技術を肝とした情報社会の中で、より再現性のあるロジックを重んじます。昨今のAIブームも、感情置き去りだと思いませんか。ChatGPTに感情がありますか。感情的なもの…

「FIRE」資産運用で早期退職、という思考になってしまう理由

この前NHKの番組で、FIREが特集されていて見たのですがその感想です。 www.nhk.or.jp あなたは仕事を辞めたいと思ったことはありませんか?いま、「FIRE」という新しい生き方を目指す動きが広がりを見せています。生活に必要なお金を投資などの収入でまかな…

仕事の早い人になるために、タッチタイピングは極限まで早くなろうよ

「仕事の早い人になるために、思考と作業を分けようよ」と言う話が話題となっておりました。 note.com 僕が社内でずっと言い続けていることがあります。 それは「思考と作業は分けましょう」ということです。 よく、プレゼン資料を作るためパワーポイントを…

もう、とうの昔に仕事には飽きているのだよ

仕事には挑戦を、新しい発見を。 そんなタイトルの記事は散々読んだんだけど、当の私はすでに飽きているよ。このITインフラまわりの業務に。 知り尽くした、というほと博学でもない。ただ、わかっていることとしては、ほとんどの新しいことは、知らなくても…

業界選択をする際には、平均的な話を真に受けるな

最近は無視しているのだけど、IT業界に行くとこんな様子。芸術系大学を卒業してもこう。いろんな噂話は、たいてい「平均」でくくられている。 平均的な人物像は一番人数が多いから、間違ってはいない。間違っていないからと言って、自分がその業界を選択した…

偉くなった人の思考回路に怖くなった経験

偉くなった人と話をすると、少し嫌な気持ちになることがある。 偉い人はたくさんの部下を抱える。それぞれの部下について評価をし、その評価に応じて役割をアサインし、組織を形成する。 偉い人が現場の些細な仕事をするわけじゃない。実際の仕事は末端がや…

部下が不十分と思うマネージャーにやって欲しいこと

社員教育のようなものと今私は戦っていて、天王山みたいなところに来た。主体性に任せたいというのは本心だが、主体性だけで結果が得られないこともある。未熟者が何かを学びたいけれど何を学んでいいのかわからない、という状況も理解できる。 それを見たマ…

パソコンは今年売れないが、2024年に売れる

パソコンが売れないらしい。 www.nikkei.com 米調査会社のIDCは10日までに、2023年1〜3月の世界のパソコン出荷台数(速報値)が前年同期比29%減の5690万台だったと発表した。過剰在庫や経済環境の悪化によるもので、減少は5四半期連続。出荷台数の上位5社で…

気に入らない意見や態度をみせる人と出会ったときの対応方法

誰しも、目の前に気に入らない意見や態度を見せる人と相対する場合がある。 このときにどういう対応をすべきか。様々な考え方があるし、人それぞれで対応も千差万別だと思う。 私ならどうするか。 (ファーストアクション) ・自分の感情より、まずそういう…

Google「20%ルール」の本当の意味

Googleの20%ルール、本当に有名で、日本でも色んな人に影響を与えていますよね。 www.lifehacker.jp 世界で4番目の規模を誇る大企業が実践しているシンプルな習慣があります。 ビジネスの規模に関係なく(あるいは、まったくビジネスをしていない人でも)、…

優秀な、少数の人の戦い方

少数、多数というと、偏差値の話が有名だ。標準に近い人の方が圧倒的に多く、優れたもの、劣ったものが両端に流れて行き、少数になる。 ただ、子どものころの勉強、というのは単なる一つの物差しである。学校生活にも、勉強はできるがスポーツはからっきしで…

定年を意識しない40代/50代は負けるしかない

これは的確な記事。すばらしい。 forbesjapan.com そろそろ定年が近づいてきたと考えた夫が、遠く山々を見わたす終の住み家を指さし、目を輝かせて宣言する。「ほら! あそこが第二の我が家だ。退職したら2人でハイキングや釣り、スキーが楽しめるよ」。満足…

競争相手が多い=レッドオーシャン、とは限らない理由

レッドオーシャン、ブルーオーシャンって概念って随分一般化しましたよね。 [新版]ブルー・オーシャン戦略 Kindle版 2005年に初版、そして2015年にいくつかの章を追加され新版として上記が出ています。もう8年前になるんですね。 意味をおさらいしましょう…