orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

IaaSに戻るのを待ってました

インフラエンジニアをやってると、IT関連についてニュースが出る前に世間のトレンドがわかります。 ここ数年はマイクロサービスに人々は熱心でしたが、結局は局所的な流行で終わりそうです。コンテナまでは皆便利さはわかるのですが、それを本番環境に置く時…

最悪の時期に耐えることの有用性

そうだなあ、状況はコロナ禍が終わりそうで終わらなかった2021年後半から2022年前半くらいが底だったかな。いろんな運のなさが絡まり、今から考えると窮地だった気がする。いやあれは完全に窮地だった。でも、物事って、自分で窮地だって言うと確定しちゃう…

物事を習熟するときの流れ

ITエンジニアなんてずっと何かを習熟し続けなければいけないような仕事に就いていると思うが、人によって秀でたり劣ったりみたいな現象は興味深い。 こういう記事を見つけた。 mond.how 著者が編集者という立場なので、きっといろんなタイプの方を見てきたの…

ミスしていい仕事はあるか

仕事はミスしてはいけない、と思い込んでいる人が多いようで。 もちろんミスが多大な悪影響を与えることがあるので、全てのミスは許容できないけど。私の場合は、人間がやっても、むしろ機械がやってもミスというものは起こり得ると思っている。 ミスがどの…

若手を育てるなら、部活動顧問のイメージで

高校の部活動の様子などを見ていると、都会の大きい高校なんて部全体で何十人、場合により百人以上を抱えている場合がある。もはや組織、である。部活の顧問を担当される先生は、毎年入れ替わる彼らを束ねた上で成功体験まで与えるのは非常に大変だろうな、…

他人にスペックという言葉を使っている人をみてゾッとした

最近はXのほうによく出入りしていて、そこからのインプットが多めだ。その中で、ある書き込みを見た。配偶者に「スペック」という言葉を使っていた。年収や学歴、見た目などでスペックが低いと評していた。スペックが低いけれど私は気に入っている、みたいな…

会社にはいろんな会議がある

たまにはXのPostを貼りつける。 なお「報告・共有したい人」→定例会って会議が圧倒的に多いのも補記しておきます。 — orangeitems (@orangeitems_) August 20, 2023 ほぼフルリモートの期間が1年くらいあり、そこから徐々にオフィスに復帰して今はオフィスに…

集団心理の不思議なところ

最近の人々に思うところ。 知らない誰かに、あなたはこうすべきだ、と言われることをひどく嫌う。「説教くさい」という言葉に凝縮される。そう、説教されることを非常に嫌がる。 私は人に説教するのはこういうブログを書けるぐらいなのでできるのだけど、リ…

IT技術者なれど、日本語能力にかなり依存して生きている

インフラエンジニアなので、ITを動かす要素、サーバーやらネットワークやらに人一倍詳しいが、それは私が食べられている要素のうちのほんの一つだと思う。 仕事しているときでもプライベートでも、主役は日本語だ。ネットを見る時間が多いが動画サイトはまず…

王道の裏を行け

あなたがどうして、今この記事にたどり着いたのかわからないけれど。 こういった記事を見た。 note.com 自分を語る記事は読まれないそうである。 はて?、このブログは私のことばかりである。私が思って、そして言葉にしたことばかりである。一般的にはそう…

自走する組織を手に入れた後、やるべきこと

本業の話。 去年辺りで流れがぐっと変わって、私一人+αの個人商店、一人親方だった部署の体制が見直された。組織改編に伴い仕事の場所も物理的に変わった。属人的だった仕事の仕方をより組織化する方向に舵を切り、併せて会社の外からも協力を得て、目の前…

誰がそんな値段でモノ買うんだよ、という時代に入った

この記事読んで思ったのだけれど。 note.com なにしろ定価が高い。私自身、もう割引なしではスニーカーを買えない、お金がもったいないという気持ちになってしまった。スニーカーは楽しいし、興味はあるのだが、数ヶ月に一度、安い製品を手に入れられれば充…

自分が余っているマネージャーの気持ち

マネージャーが属人的になっていて、仕事がマネージャーに集中しメンバーが暇になる。これは組織を成長させる上で最も優先度の高い課題であると思う。マネージャーは仕事を振り分け、かつ組織で対応できているかを承認する番人であるべきだからだ。番人が槍…

X(旧Twitter)が意外と強いかもしれない件

X(旧Twitter)っていつまで書かなければいけないのか。この文書では今後Xとしようか。イーロンマスク氏がトップに就いたあと、いろいろな変更が行われ物議を醸した。長いサービスでありブランド価値もあったので、その象徴であるロゴやブランド名変更は大い…

「多様な働き方を認めないといい人材は採れない」を過大解釈してはいけない

Xでいろいろ言ったのもあって、臨時でこの記事を書いておく。オフィス勤務とリモート勤務の件だ。 times.abema.tv 日本では、人手不足も深刻になっている。滝川氏は「採用の上で、多様な働き方を認めることも必要だ。そうしないと、いい人材を採れない」とい…

オブジェクトストレージをファイルシステムとしてマウントすることに夢を見すぎないために

Amazon S3(いわゆるオブジェクトストレージ)をファイルシステムとしてマウントする、という手法について、これまでも非公式にはいくつかの方法があった。これができるとかなり便利だ。Linuxで例えるなら、/S3というマウントポイントを作ってオブジェクトス…

趣味における、消費と創作の関係を考える

最近ネットを見ていて、「創作物を消費するのに心底飽きた」という記載を見つけ、確かに、と思った。現代は創作物にタッチするのが非常に簡単になっている。サブスクリプションの形を取れば時間の許す限り、提供コンテンツを楽しめる。そうでなくてもデジタ…

どんな情報でも得られそうに思える時代を生きる

Google検索に、知りたい、問い合わせしたいキーワードを入れると、とにかく何か返してくれる。動画で見たいという需要もあるのでそこはYouTube。音楽やスポーツなど、言葉では伝わらない非言語的な情報もカバーできる。また、まとまっていない口コミから情報…

会議が活き活きとするために必要なこと

今年に入って、多くリアル会議をするようになった。テレワーク中心の仕事を改めたからだ。2年ちょっとはリモート中心だったので、改めて会議とは何かを考えさせられた。特にリアル会議は物理的に人々を会議室に拘束することにもなるので、少しでも不快な、…

40代になってからの違和感、その正体

子どものころって、勉強や部活などなど、やらなきゃいけないことって今の会社員時代よりも存在した記憶がある。定期的なテストで点数を取らないといけない前提で、その上当時の部活動は結構な猛烈で、放課後や土曜、日曜の余暇まで奪ってきた。 それなのに、…

40代以降を楽しむための心構えを書いておく

私はマンガをたまに読むけど、マンガの主人公って半分以上が10代だね。でなければ20代。これで9割以上じゃないかな。プロスポーツの世界も10代・20代が中心な競技が圧倒的に多い。甲子園に箱根駅伝にワールドカップにプロ野球に・・。ドラマだって映画だって…

社会を変えようとする運動全てに思うこと

夏休みは暑くてどうしようもないので家に籠っているが、おそらく世間も夏休みな人が多くていろんな言論が目に飛び込んでくる。その中でも多いのが、社会はおかしい、こうあるべきだ、という一種の愚痴のような話だ。一種の社会変革運動と言えるとは思うが、…

人手不足は中途採用じゃ解決しない

人手不足です。前から何度も書いてましたね。 nordot.app 共同通信社は12日、主要企業114社に実施したアンケートをまとめた。人手の過不足感を企業に聞いたところ「人手が不足」か「やや不足」と回答した企業が計49%に上り、約半数の企業が不足感を訴えた。…

人に嫌われにくい生き方

人に嫌われてもいいから自分らしく、自分を優先しよう。自分を出さないで人に合わせて生きたって、我慢ばかりで自分の人生ではない。 そんな自分中心主義、自分ファーストは現代の特徴ではあると思う。言論の自由のようなものに人々は敏感で、自分が言いたい…

部下を退職させる上司にならないための防御策

会社員にとって、ここ最近で最も評価を下げる要素って、部下を辞めさせる原因となることだと思う。人材を採用することが難しくなっている。人だったら誰でもいいとなればいいが、そういうわけにはいかない。年齢、スキル、現住居や業務内容とマッチングした…

オリジナルであることの強さ

このブログは2017年11月にオープンしたから、もうすぐ6年なんだけど、色々試してきて今の形に落ち着いた。ターニングポイントとなっている記事がある。 www.orangeitems.com もう、どこかで借りて来た情報を切り張りして、アフィリエイトを貼って儲ける時代…

少数精鋭体制は怖い

生産性の議論をするときに思う。できるだけ「いらない人」を削ると一人当たりの利益額は増えるので生産性が上がる。究極には少数精鋭で、皆が稼ぐ人になると最も効率のいい状態となる。企業が従来の制度であった、終身雇用や年功序列を否定して生産性を下げ…

やられた振りをして結果で見返す

色々と誤解を受けてしまうこと、生きている限り避けられない。他人は自分のことをよく見ているようでよく見ていない。妄想の限りを尽くして、あの人はああ言う人だと決めつけてくる。他人の決めつけ、他人の数が多ければ多いほど既成事実化して、自分自身が…

社会人という山を登るときに押さえておいたほうがいいこと

社会人になりたての人に向けて書こう。とは言え30代までなら役に立つ内容かと思う。 私は40代も後半で、だいたい15年くらいこの山を登ってきた。途中で山を下る人もいるみたいだが、私はまだ登っている感覚にいる。 この、山という例えはなかなか良くて、山…

過去の傾向を無視した方がいい人もいる

有名大学への進学者数などを毎年誇る高校がある。あの高校に行けば必ずではないが、有名大学へ進学できる可能性が高まる、との判断は間違っていないと思う。高校のブランドイメージ向上にもなる。それぞれの高校ごとに実績に応じて評価があり、今がある。 過…