orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。1日2記事投稿しています(0:00、12:00)。

人生、運次第なところはあるけど、それでも自分の行動は自分で変えられる。

専門領域を磨いて、技術者としてより高みを目指す。そんなシンプルなストーリーをITエンジニアは追いかけがちだと思う。会社だって資格手当を整備し社員に勉強させようとする。私はあの資格取得制度嫌いだけどね。仕事で結果は出すから自由に勉強させてくれ…

なんだこの仕事、と思ったいくつかの瞬間

タスク管理表、期限が過ぎているのに終わっていない 大炎上して引き継いだプロジェクトがあった。なんとか終わらせたけど。序盤にプロジェクト関係者を集めてタスク管理表的なものをレビューする機会があった。 やったら長ったらしいタスク一覧だが、期日が…

理不尽に絡まられたことと、倍返しの話

社会人生活をやっていて、いろいろ、理不尽に絡まれたことがある。何かのきっかけで、社内で幅を利かせるようになると「何を大きい顔してるんだ」みたいな圧力を実際に受けたことがある。人間なんて醜いもので、どんなに大人になったって狭い社会の中で目立…

友達なんて、いなくてもいいよ

私はもう離脱済みだけど、随分「友達」という言葉に翻弄されている人が多いようで書いてみる。 「友達100人できるかな」という呪いのフレーズが生まれたのは、1966年に作られた「一年生になったら」という童謡かららしい。1978年から「小学一年生」のCMソン…

エンジニア、そこまでストイックに生きる必要、ある?

世間でエンジニアというと、ITエンジニアだけじゃないでしょ、というツッコミはあるだろうが、ネットの流行に任せて意図的に誤用してみた。ネットって、IT関係者がすごく幅を利かせている場所だと思う。エンジニアという言葉をITでぶんどってしまった。 エン…

気付いたら、ものまねして食べていた件

今、システム運用の仕事をしている。 この現場の仕事の仕方は、過去私が見た現場のやりかたのものまねである。どこか一カ所のものまねではない。運用自体、問い合わせ対応方法、構築方法、それぞれ違う現場のいいところを「ぱくって」いる。ものまねだが、組…

昔の人は、若手によく仕事を丸投げしてたような気がする

年を重ねると、どんどん活きのいい若手が出てきて、下からの突き上げでだんだん居場所を失くし・・みたいな、よくあるテンプレ話は昔からあった。私の若い時は確かに、上の人たちなんてみんなポンコツで、私に仕事を任せたら全部たちまち解決さ、と思ってた…

誰でも、副業とは何か、くらいは興味を持つべきだ。

私が社会人になってから、25年ほど経つが、ずーーーーっとこの話題はあり続けている気がする。 gendai.media 投資や副業を始める20~30代の若者が増えている。 その理由は「より豊かになるため」ではなく、「ただ働くだけでは将来が不安だから」だという。 …

FIREは別にしたくないけれど、FIREできるだけの条件は整えてみたい

役職定年、ある年齢になったら役職を降りるという制度があるかどうかは会社によってまちまちだろう。ただ定年は必ずあるし、再就職による給与ダウンもほぼ常識のようだ。年齢的にはもうちょっと先だが、いずれ来る下記のような話に私も身構える。 xtech.nikk…

居場所を社会でどう確保するか

学校って場所は思い返せば異常だったな。 nordot.app 文部科学省は、空き教室を活用して学校内で不登校の児童生徒をサポートする「校内教育支援センター」を拡充するため、新たに設置する自治体に必要経費を補助することを決めた。クラスの中に入れない子ど…

一度だけ転職したときの最悪な思い出

今まで一回だけ転職したことがあって、その時にとんでもないことがあった。出社最後の日の話。と言ってもほとんど他社のオフィスに常駐していたので本社オフィスに行くのはもう何年ぶりというレベルだった。新卒で入って十数年、色々あったがお世話になった…

AIが取って代わる仕事がわかってきた

まだ私の職場ではAIを導入したことはないのだけど、ああ、近未来に導入したいなというイメージができ始めた。AIが代替する仕事についていくつかの特徴があるのでまとめてみる。 ①パソコンで出来る仕事 会議を開いて誰かと折衝や調整したり、というのはパソコ…

最悪の時期に耐えることの有用性

そうだなあ、状況はコロナ禍が終わりそうで終わらなかった2021年後半から2022年前半くらいが底だったかな。いろんな運のなさが絡まり、今から考えると窮地だった気がする。いやあれは完全に窮地だった。でも、物事って、自分で窮地だって言うと確定しちゃう…

IT技術者なれど、日本語能力にかなり依存して生きている

インフラエンジニアなので、ITを動かす要素、サーバーやらネットワークやらに人一倍詳しいが、それは私が食べられている要素のうちのほんの一つだと思う。 仕事しているときでもプライベートでも、主役は日本語だ。ネットを見る時間が多いが動画サイトはまず…

趣味における、消費と創作の関係を考える

最近ネットを見ていて、「創作物を消費するのに心底飽きた」という記載を見つけ、確かに、と思った。現代は創作物にタッチするのが非常に簡単になっている。サブスクリプションの形を取れば時間の許す限り、提供コンテンツを楽しめる。そうでなくてもデジタ…

40代になってからの違和感、その正体

子どものころって、勉強や部活などなど、やらなきゃいけないことって今の会社員時代よりも存在した記憶がある。定期的なテストで点数を取らないといけない前提で、その上当時の部活動は結構な猛烈で、放課後や土曜、日曜の余暇まで奪ってきた。 それなのに、…

40代以降を楽しむための心構えを書いておく

私はマンガをたまに読むけど、マンガの主人公って半分以上が10代だね。でなければ20代。これで9割以上じゃないかな。プロスポーツの世界も10代・20代が中心な競技が圧倒的に多い。甲子園に箱根駅伝にワールドカップにプロ野球に・・。ドラマだって映画だって…

人に嫌われにくい生き方

人に嫌われてもいいから自分らしく、自分を優先しよう。自分を出さないで人に合わせて生きたって、我慢ばかりで自分の人生ではない。 そんな自分中心主義、自分ファーストは現代の特徴ではあると思う。言論の自由のようなものに人々は敏感で、自分が言いたい…

オリジナルであることの強さ

このブログは2017年11月にオープンしたから、もうすぐ6年なんだけど、色々試してきて今の形に落ち着いた。ターニングポイントとなっている記事がある。 www.orangeitems.com もう、どこかで借りて来た情報を切り張りして、アフィリエイトを貼って儲ける時代…

やられた振りをして結果で見返す

色々と誤解を受けてしまうこと、生きている限り避けられない。他人は自分のことをよく見ているようでよく見ていない。妄想の限りを尽くして、あの人はああ言う人だと決めつけてくる。他人の決めつけ、他人の数が多ければ多いほど既成事実化して、自分自身が…

社会人という山を登るときに押さえておいたほうがいいこと

社会人になりたての人に向けて書こう。とは言え30代までなら役に立つ内容かと思う。 私は40代も後半で、だいたい15年くらいこの山を登ってきた。途中で山を下る人もいるみたいだが、私はまだ登っている感覚にいる。 この、山という例えはなかなか良くて、山…

過去の傾向を無視した方がいい人もいる

有名大学への進学者数などを毎年誇る高校がある。あの高校に行けば必ずではないが、有名大学へ進学できる可能性が高まる、との判断は間違っていないと思う。高校のブランドイメージ向上にもなる。それぞれの高校ごとに実績に応じて評価があり、今がある。 過…

ありのままに生きていくしかない、という前提

生きていくのは大変な作業だと思う。そう思っていない人は気づいていないだけ。基本的に生きているだけで褒められるべきだ。よく今日生きていますね、という評価はすこぶる正しい。 生きるというのは社会性と対だと思う。人間ってなかなか一人きりでは生きら…

(素朴な疑問)今の40代以下って老後は、ちゃんと暮らしていけるの??

人生って60歳くらいに、定年が置かれてるでしょ。 定年ってなんだろうね。だって人生80年が今標準でしょ。とすると後20年もあるわけ。どうやって皆、60歳以降を過ごそうと思ってるんだろう。 年金?、あんなもの初めから信じちゃいない。いくばくかは払われ…

社会で活躍し、勝ち組になるための方法論

ツイッター、いや今はXっていうのか。X見てると「どう勝ち組になるか」という話題でよくツイート、いやポストがある(言い換えがめんどうくさい)。 この5年間くらいでいろいろ流行した。 ・仮想通貨(今は暗号通貨と呼ばれる) ・フリーランス(でイッセン…

「熱しやすく冷めやすい」人の思考法

私は、熱しやすく冷めやすい。飽きっぽいと思う。寝る間を惜しんで楽しんでいたのに、ある日スッと熱が冷める。惰性で続けてみるんだけど、熱中していたときほどの楽しさが感じられない。そういうときは、どうやってこれ、楽しんでたんだっけ?と不思議にす…

なぜ就職氷河期世代にはタフな人が多いのか

社会人生活後半戦のまっただ中だが、幸せなことにそれなりの職位を得ている。色々あったけれど、結果良ければ全て良し。これは私にピッタリの言葉だなと、噛みしめる。プロセスは散々なことも多かったし、なんでここにいるのかはよくわからない。ラッキー。 …

人はネットのために、何かを問題にし糾弾することを学習してしまった

インターネットと社会心理の関係性については、もっと論じられてもいいと思う。2000年あたりにインターネットがどかーんと現れて、そして2010年辺りにスマートフォンがこれまたどかーんと現れて。時代は瞬く間に変わってしまった。 スマートフォンより前も、…

運のつなぎ目

経験則でしかないけど、書いておく。 運にはどう考えても波がある。いい波が来ているときは何をやってもうまく行く気がする。実際うまく行く。うまく行くことが重ねて起きるので、それらを処理するのも大変ではあるのだが気分はいいだろう。うまく行っている…

余計な一言が人生を狂わせる

自分の選択で自分の人生を変えられる、というのは聞こえがいいが、今日、もしくは明日、その選択が自分に訪れるだろうか。そう問われると、大きく外さない限り・・。例えば出社するべき日に会社に行かなかったり。許容量を超えるお酒を飲んだり。そんなあり…