orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

誰しも訪れる、人生のチャンスを手に入れるために必要なこと

 

じたばたしたってしょうがない。

日々色々なことが起こるし、思い通りに行かないこともたくさんある。一つ一つ、丁寧に良い方向になるように地道に改善していくしかない。

そうすれば報われる、こともあるけど報われないこともある。けど結果なんて付属物であり大事なのはプロセスだ。プロセスだけが自分が関われる。自分の頭で考えて、一番いいものを選び続ける。

もし、うまく行かない方向のことばかりが起こるとしても、だからといって環境をすぐ否定するのは考え物だ。その環境を選んだもの自分なんだから、まず精一杯やってみるのは大事なことだ。

何度も何度もベストを尽くしてみて、あれ、それでもこの環境はまずいのではないか。なぜなら・・。そういう思考が、疑念が心の中に生まれ始めたとき、その違和感自体はは認めるべきだと思う。

ただ、衝動的に動くのではなく、何がダメなのか。それは改善することができるのか。時間を取って考えるのが大事だと思う。

私が過去、一度だけ転職を決意したのは、実は(データセンターが大阪にあったために)大阪梅田のホテルに一週間ほど滞在してまとまった時間があったからだった。こんな環境にずっといたら上がり目がない。チャンスがない。

転職するなんて、エネルギーがすごくかかるし、環境の中でこれまで積み上げて来たものも一度リセットしなければいけないこともあり、不安な要素はたくさんある。それでも、このまま何もしないで年を重ねたあとのことの方が危険と感じた。ただこの分析にはまとまった時間が必要だった。案外忙しい間は人は動けないものである。なぜそんな環境にずっと留まるのか、の理由に、忙し過ぎて頭が動かせないというのも理由になる。

振り返るとわかること。それは、考えるにも時間が必要だと言うこと。生きてれば頭は考え続けていると思ったら大間違いだ。

不思議なもので、そんな時間は、自分が欲しいと思わなくても自然とやってくることが多いと思っている。大きな運命の流れのようなものが、自分を押し流していくときがある。もうあなたは、転職しなさい。色々なタイミングが調整なく完全一致したときが、私の場合だった。スポットの仕事で、自社では私単独で、そして一週間の出張。私の中で思索が整い、帰宅してからすぐに転職活動が開始され、そしてトントン拍子で一か月ほどで決着が着いてしまった。

逆に、状況も考えも整っていないのに転職活動したときがあって、その時は見事にうまく行かなかった。その際は社内異動で環境を変えられて満足したけれど、無理に何かやったところで大きな流れにより、正しい(と思われる)方向に引き戻されてしまうような気もする。

大きな決断をする流れが、自分の意思に関わらず訪れるとき、必要なのは準備だ。YesにしろNoにしろ決断はしなければならなくなる。その際に慌てて情報収集したところで時間切れがあるため、感覚でGOしなければいけなくなる。その感覚、をみがくのは日々の地道な積み上げにほかならない。大きな流れが来る前にアンテナを張ろう。自分の日々のプロセスに興味を持ち、最善を尽くそう。そうしてれば、必ずその時は来るし、そこで強大な握力でつかむこと。一生の分かれ道となるようなタイミングは誰しも訪れるので、どれだけのことができていたかが問われることになる。

今年もあと少しで終わる。もう今年に、何か決断が問われることはない‥(よね多分)と思いつつ、来年へ向かおう。2024年はどんな年だろうか。