orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

なんでこのブログを書いてるかって話

 

この話、何度かしたかもしれないししてないかもしれないけど、書いておこうと思う。

何をこのブログで書きたいか。書いてるか。無秩序に書いていると思っていたら大間違いで、ちゃんとコンセプトを持っていてそれを貫いている。貫いていると言っても、他に表現したいこともないので消去法的にだけれど。

昭和のサラリーマンって、部下を飲みに連れて行って、延々とこうあるべきだ、ああしたほうがいいなんて説教してたみたいだけど、もはやそんな時代じゃないよね。パワハラの原因にもなるし、上から強い意見を落とされるって最近は忌み嫌われている。自由にやりなさい、個性を重んじなさい、多様性が大事だなんて言って、上から下への伝達がしづらくなっているように思う。

特に私などは飲みに行くことも皆無なので、仕事を通じて部下に指導したりアドバイスしたりすることはあるけど、ほんと言いたいことは言えてない。よりポジティブなコーチングに留めることにしていて、それは現代社会のスマート礼儀だと思う。いいね、でもこうしたほうがもっといいね、という例のヤツである。

ただ、やっぱり言いたいことはあるわけ。特に今の若い人は経験できなくなった、すごく大変だった行きづらかった社会状況の下で知ったいろんな出来事は、わかっていると良いことが多い。もしそんなレギュレーションなら会社は組織はそうなるのね、と言った具合、つまりこのブログに書いているようなことである。今のスマートな社会だって、難しい事態になることは多いからね。

私自身はすごく周りの出来事や変化に敏感なのでいろんな「思い」が瞬時に現れるのだけど、それを伝える先がない。それっておかしいよね、こうした方がいいよね、だって昔こんなことがあってさ、なんて話題が空気中にポカンと現れそして鬱々と脳にスタックしていくのである。伝える先がないから、ね。対応はしていくんだけど、強いメッセージにはならないように気をつけているからこそ、中々本質を語れない。

だからブログを書くときは、仮想部下、仮想若手を想像して、おまえな、それは違うぞ・・・なんて、思いで書いている。ここに書く分なら自由だ。誰かに宛てているわけでもない。とりあえず一日の中で起こるもやもやのうちの一部は言語化できる。これで半分の目的は達成される。

ただ、その言語化が誰に対しても役に立たない、ってのならブログもやめていただろう。ありがたいことに日々たくさんのアクセスを頂く。それはきっと、「実は説教されたい若手」とか、「説教したくなるようなもやもやを言語化したいベテラン」みたいな人なんだろうと想像している。説教するもしないも難しくなった現代だけど、ブログを読むだけだったら、気に入らなかったら「そっ閉じ」すればいいし、気に入るなら毎日読みに来ていただけるという仕組みで、それがもう6年も継続できてしまったというのは、相当なことだとは思う。続けていられるのは需要があるからだ。誰かに届く、というのが残りの半分だ。

6年前の記事を貼っておこう。

 

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はてなブログに、アクセス解析という機能があるが、1のままカウントアップする気配がない。

社会に対する影響とすれば、はてなのサーバーのハードディスクの領域を少しだけ占有するぐらいの効果だろう。

それでも、アクセス解析が1から2に変わる瞬間を夢見ながら、毎日毎日書き足してやれ。

これは、はてなとオレとの戦いなのだ。

 

ちなみに、この1だった数字、今では17,422,549になっている。

明日も明日も、書いていこうと思う。