orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

オリジナルであることの強さ

 

このブログは2017年11月にオープンしたから、もうすぐ6年なんだけど、色々試してきて今の形に落ち着いた。ターニングポイントとなっている記事がある。

 

www.orangeitems.com

もう、どこかで借りて来た情報を切り張りして、アフィリエイトを貼って儲ける時代は2019年で完全終了しました。

今は、とにかくオリジナルを作る、に集中すべきです。そして、そのオリジナルに価値があり自力で集客できたコンテンツが重要視されるようになりました。

これから、YouTuber、ブログ、note、何でもいいのですが、始めるならオリジナルです。オリジナルなコンテンツを何しろ作り、他人とカブらないこと。

 

この結論に、コロナ禍の入口でよく気が付いたなと自分でも思う。

ただ、オリジナルであることに挑戦したことのある人ならわかるはず。自分の中にオリジナルは無制限じゃない。私のように毎日二本、オリジナルを必ずアップすることを想像してみたらいい。どれぐらい続けられるか。ポットのお湯が無くなっていくように、思っていることがどんどん排出されていくと思う。そのうち、あの話はもう書いた。あれも、それも。二度同じ記事を書くわけには行かないし何を書くべきか、なんてことになる。個人差はある。一週間かもしれないし、一か月かもしれないし。とにかく、無限に書き出し続けることなど無理なのである。

日記なのだから、その日にあったことを書くことにすれば、ネタは無くならないかと思いきや違う。特筆することのない日なんてザラだ。そういう日は「平和な、いい日」だとは思うけれど、ブログ書きとすればかなりしんどい。昨日と同じ日でした、としか書けないなら、コンテンツとして成立しない。

頭で考えるとそうなんだけど、実際、もう一日二回投稿をもう1年以上続けているが、私個人としてはまだまだできる気がしている。なぜ枯れないのか。それは私が信じている仮説が基盤となっている。

「人間、生きていれば2つくらい、思うことはあろうよ」

何も考えないで生きることが私にはできづらく、絶えず何か思っている。その上、いろいろと社会には不満や批判もあって、何とも奇妙なことになっていると思っている。ツッコミどころ満載なわけだ。その上で一日を生きると、色々とまた様々なストレスが降りかかってくる。でもいちいち反応していたら生きづらい。私は「不適合」とか「ユニーク」とか「マイノリティー」みたいな価値観の持ち主だと今も思っているので、おそらく人一倍、「なんでなん??」を感じやすいのだと思う。

そんなにいっぱい「もう!」を感じることが多いから、2個ぐらいは出てくると思っているし、私自身はその期待に応えてくれていると思う。

あとは、テキストを書くこと、日本語化すること、こんなに毎日やっていたら、何かの能力が伸びる。伸びた結果、テーマが決まればささっと書けるようになったし、その伸びた能力は本業の仕事にも完全に転用できている。もっと言えば最近オフィスに戻って人とチームで働くようになって、言語化できることの強みを感じる次第である。7年近くブログを続けた人とそうでない人は、さすがに差が生まれる。

「ブログを書かなければいけない」ので、日々の生活での「なんでやねん」は脳がすぐに拾うようになっている。そして書く。その循環ができる場があると言うのは、何ともありがたい、幸運だと思う。生きていくことがブログとなっていて、ブログが、生きていることに還元される。これからも、どこに伸びていくのかわからない道だけど続けていきたい。

「不適合」も「ユニーク」も「マイノリティー」も、いいことの一つくらいはあるのだ。