orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

メルカリのマイクロサービス/Kubernetes運用事例はバイブルだ

多くの人に見てほしいスライド メルカリのマイクロサービス/Kubernetes運用事例を拝見しました。 speakerdeck.com こちら、中身はメルカリにおけるマイクロサービス・Kubernetesの実際の運用状況をまとめた内容になっています。 この内容が欲しかった。 この…

コンテナを誰が動かすか 覇権争いがはじまっている

コンテナを誰が動かすか 自分のパソコンでコンテナを動かす限りはDockerで十分ですが、チーム開発を行なったり商用利用を考えたりすると話が変わってきます。Kubernetesで動かすんでしょ!と私は思っていましたが、素のKubernetesはそもそもインフラ基盤の構…

Dockerやコンテナ関連を始めたいときにはじめに読む記事

はじめに KubernetesやOpenShift、VMware Tanzuなど、コンテナでのエンタープライズ運用の世界はどんどん先に進んでいるんですが、そういえば技術的にはまずはDockerのことをちゃんと使えるようにならないとどうしようもないなと痛感しております。 Dockerの…

よく考えてみたら仮想マシンがコンテナになるだけの話

VMwareとRed Hatのイベント 今週の東京は、VMwareのvFORUM 2019(2019/11/12~11/13、ザ・プリンスタワー東京)と、Red Hat Forum Tokyo 2019(2019/11/15、ANAインターコンチネンタル東京)が開催された週で賑やいました。次世代のコンテナプラットフォーム…

GitHubでビルドもデプロイもできるようになった世界

GitHub Actionsはスゴイのでは 朝から唸った記事。 www.publickey1.jp GitHub Actionsは1年前のGitHub Universe 2018で発表された新サービス。GitHubのイベントをトリガーとして、GitHub内で任意のDockerコンテナを実行でき、連係させていくことにより、ユー…

そんなにクラウドを使って大丈夫かという議論

加速するクラウド利用 週末の日経を見てもクラウドは話題の中心になると感じます。 www.nikkei.com 政府は全省庁のシステムを2020年秋から順次、データを集中管理してインターネット経由で使うクラウドに切り替える。12月にもクラウド企業の採用基準を決め、…

Kubernetesの自前運用はやっぱりツライらしい

Kubernetesの自前運用は難しい これから嫌でもコンテナと戦わなければいかないインフラエンジニアには何度でも読み返してほしい記事です。 www.atmarkit.co.jp はてなのMackerelチームはKubernetesクラスタを自前で構築して運用していたが、撤退を選択したと…

コンテナファーストでクラウドという言葉が溶けていく

「AWS移行」ということば 昨日、とある会合で、「AWS移行」という言葉を聴いて、「ああよくある、AWSへのシステム移行か」と思っていたら違っていて、「AWSから移行する」という話でした。 新しいなあと。 AWSには相当に便利なサービスがそろっているけれど…

マネージド「マネージドKubernetes」という憂鬱

二極化する世界 世の中はコンテナ時代がそこまで近づいていまして、ただレガシーとモダンの間には得体のしれない溝のような壁のような物体があることを感じています。 コンテナ知るか、って完全無視して相変わらずの3層アプリケーションを作る現場はたくさん…

「HPE Cloud Volumes」はマルチクラウドのデータ基盤に使えそう

https://www.hpe.com/jp/ja/storage/cloud-volumes.html クラウドストレージ 仕事柄注目しているサービスがありまして、紹介しておきたいと思います。 www.itmedia.co.jp Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、AWSやAzure、GCPのどのクラウド内の仮想マシン…

現段階のKubernetesに望むこと

デスクトップにもKubernetesの波が来る Docker Desktopは、コンテナをはじめて扱うときにほとんどの人が選ぶ個人端末上のコンテナ動作環境だと思います。 一方で、本番環境でコンテナを動かすときは、パブリッククラウド上のマネージドKubernetesを利用する…

IBMがRedHatを買った理由が今さらながらわかってきた OpenShiftとCloud Paks

IBM Cloudの話 IBMというと、クラウドの世界ではAmazon、Microsoft、Googleと言ったところの陰に隠れてマイナーなイメージかもしれませんが、実はクラウドの世界シェアで見ると3位でGoogleよりも使われています。 tech.nikkeibp.co.jp この2社を含めた上位5…

コンテナのサーバー周りはまだまだ発展途上

サーバーでコンテナを動かすときに考えること コンテナを動かすことについてはかなり安定期に入っていると思います。コンテナランタイムがDockerであろうがなかろうが、そんなに特別なことさえしなければコンテナ単体ではどこでも動くのはピンと来ます。 じ…

技術の素晴らしさだけで採用してはいけない

Docker社の不振 世の中、ドッカーDockerと技術者が言い始めて随分経ちますけれども、その生みの親であるDocker社自体が資金難という記事がアメリカで出ております。 www.zdnet.com (日本語訳) Dockerは、コンテナー技術の代表的な産物であるのですが、一方…

Kubernetesはまだ成功していない

Kubernetesの読み方 Kubernetesと書いて、どう読むでしょうか。 登場時には、クーベルネイティスと読む人やクーベネティスと読んだり、いったいなんて読むのが正解なんだろうと悩んだままなんとなくクーベルネティスがいいかななんて思っていました。 今日、…

AWS障害 マルチAZ構成でも障害は起きていたんだ問題を考える

AWS、マルチAZでも障害影響ありを認める 先週のAWS障害から一週間が経とうとしています。 特定のアベイラビリティーゾーンの特定データセンターにおける冷却機構の問題だったため、マルチAZ構成を組んでいたら障害は回避できたのだというのが第一報での論調…

Docker Hubのデータベースがハックされ190,000ユーザーのデータが一時的に露出したこと:速報

Docker Hubにて重大セキュリティインシデントが発生 10連休初日からリスク発生です。 Docker Hubという、Dockerを使う人ならば誰でも使っていると言っても過言ではない、Docker純正のパブリックコンテナ置き場(公式リポジトリ)が、ハッキングされ、190,000…

クラウドサービス利用者に求められるのは「ロックインされない思考」

クラウドとベンダーロックインの問題 クラウドに関する記事が出ているようなので一語り。専門ですからね。 gigazine.net ベンダーロックインは「Lock in(固定)」という言葉から、一度はまってしまうとベンダーを一切変更できないように考えてしまいがちです…

ITインフラは周回遅れでちょうどいい

クラウド界がざわつく2つのニュース Googleからとんでもないニュースが2つ出ていますね。 b.hatena.ne.jp Googleはサンフランシスコでイベント「Google Cloud Next '19」を開催。4月9日(日本時間4月10日未明)に行ったオープニングキーノートで、MongoDB、R…

GmailやGoogle Drive障害の症状はKubernetes環境独特の動きだった

日本中が仕事できないと悲鳴 日本中が大騒ぎになってましたね、今日のGmailやGoogle Driveの障害。 jp.techcrunch.com 日本時間3月13日お昼前ごろより、メールサービスGmailや、クラウドストレージGoogle DriveといったGoogleのサービスに障害が発生している…

Kubernetesを本番運用するときのベストプラクティス

Kubernetesと本番運用の話 日本マイクロソフトのKubernetesを本番運用する際のレポートが@ITで紹介されています。有用な記事ですので共有します。 www.atmarkit.co.jp 日本マイクロソフトは2018年11月5~7日に「Microsoft Tech Summit 2018」を開催した。本…

えらく核心をついているPivotal CEOのKubernetes評

Kubernetesのリアル Kubernetesでアプリ開発したことで、かえって今までより工数がかかっている。また、運用方法も今までと違うしベストプラクティスも少ないので本番稼働後も不安。そんな体験をしている人がそろそろ増えてきているのではないでしょうか。 …

Windows Subsystem for Linux(WSL)でやってみたいことメモ

構想メモ Windows Subsystem for Linux(WSL)の昔の記事などを探ると、登場時はいろいろと問題があったようですね。最近WSL + Ubuntu + Dockerがまともに動くことがわかったので、時間があるときにいろいろやってみたいと思っています。 やってみたいことリ…

Windows10でDockerを使うための最短コースをご案内

Windows 10に、Docker for Windows入れると結局Hyper-Vに仮想サーバーとしてのLinuxが動くのと変わらないのでメモリを結構食ってしまいます。 www.orangeitems.com 8GBのメモリを積んでいるPCですが、ブラウザなど開いていると動かすのが厳しくて運用をあき…

Kubernetes入門用動画第二弾を作成しました「フィッピー、動物園に行く」

Kubernetes入門用動画第二弾を公開しました このところ、慣れない動画作成を試みているのですが・・。 Kubernetes入門用としては第二弾となる、「フィッピー、動物園に行く」を公開しました!

Kubernetesの基本を学べる動画を作ってみた

Kubernetesの基本を学ぼう Kubernetesを学びたい人に、はじめに見て頂きたい動画を作成しました。 イラスト付き子どもたちのためのKubernetesガイド コンテナ、ポッド、サービス、ボリュームなど、Kubernetesを知るうえで基本的となる概念をわかりやすく学べ…

「The Illustrated Children's Guide to Kubernetes」と「Phippy Goes to the Zoo」の日本語字幕版を作るよ(宣言)

https://www.cncf.io/phippy/ Kubernetesをわかりやすくする動画を見て この記事を読んで、ちょっと触発されました。 www.publickey1.jp 今月、12月10日から13日まで米シアトルで開催されている「KubeCon+CloudNativeCon North America 2018」において、マ…

Infrastructure as Codeを否定していた私がKubernetesに否定されるという話

Infrastructure as Code、インフラストラクチャーアズコード。 インフラの仕事は全部コードで書いて実装するようにすれば、誰が構築しても同じものができるよねーという哲学ですね。下記の記事が良くまとまっていると思います。 qiita.com 確かに、誰かが構…

コンテナ時代のセキュリティーをどう確保していくかを考えなければいけない時期が来ている

ファミコンっぽいコンテナの世界 最近コンテナ、Docker、Kubernetesと流行に触れたことにより肌で感じたことがあります。 ・イメージ=ファミコンのカセット ・コンテナ=ゲーム ・docker=ファミコン ・永続ストレージ=ディスクシステム+ディスク 例えが…

コンテナ/Kubernetesの本を一冊読んでスッキリした話

本を買いました 昨日のKubernetesエントリーが好評なので続きます。 早速本を買ってきました。一応記念写真を冒頭に置きました。 本全体の感想 頑張って半日で読みたい部分は読み終えました。この本は前半をしっかり読んで、後半はつまむ程度で十分です。後…