orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

働けど働けど我が仕事忙しくならず

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社会人ってこんなにヒマなのか

確かに、ITのおかげもあり相当仕事って楽になりましたよね。

 

anond.hatelabo.jp

でも、働く、ってこんなことだったの?って。
やりがいなんかなくて、ただどうやって暇をつぶすか。
定時になるのをひたすら待つだけ。

 

わかる

私も最近、同じような思いをしています。一年中ヒマってわけではないんですが、今の時期は閑散期というか、夏季休暇もあってビジネスが止まっています。すると、まあ何もやることがない。あるけどすぐ終わる。後の時間何をするか。

社会に出てわかったのは、型にハマった仕事なんてほんの少しで、周辺のやらなければいけないことは2割ぐらいで、あとはどうでもいいことが7割。最近はそのどうでもいいことはやらなくしたり自動化したりでどんどん仕事は削られています。

楽になるのはいいけれど、定時まで時間が余ります。この時間をいかに充実させるかが「社会のこんなもん」だとすると、意外と苦しみに似た状況となります。

人間、適度に忙しいほうが幸せなものです。タスクをこなすのは楽しいですから。

私が思うに、このヒマの苦しみに対して抵抗しなくなったら人生停まってしまうと思います。ヒマというのは「おい、何かやることを見つけなさい」という指令が天から降りてきていると勝手に思っています。

業務上不自然でなければ、そこで勉強をしたり企画を作ったりしてもいいんでしょうけど、何となく思うのは、業務とか仕事とかに関わらずプライベートも含めて何か自分が楽しいと思えるようなエリアにずらして、時間の使い方を考えた方がいいんじゃないでしょうか。

今日、あるブロガーの方のを読んだんですが、

 

withnews.jp

正社員より身分が不安定といわれる「派遣」という働き方をあえて選び、職場での仕事を「取材」につなげている26歳の介護士ブロガーがいます。ブログの収入は100万円を超える月も。記者生活30年、「社会保障」の分野を20年近く取材してきた朝日新聞の浜田陽太郎編集委員(53)が、注目したのはモノ書きとしての「稼ぐ力」でした。

 

この方の言う「ずらした努力を続ける」ということって過去私が記事にしたことと全く同じなんですよね・・。

 

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特に最近は仕事がどんどんスマートになっていて、仕事量が多くても短期間でこなせてしまうのでこの空き時間の使い方が非常に大事になっていると思います。ヒマだなあと言っててぼんやりしていたらどんどん時間が過ぎていくのみ。

もはや、時間が空くことは仕事の常識と考えるのが今の社会の「こんなもん」だと思います。そこからが勝負。その空き時間を使って今の業務範囲から少しだけズレてみて、そこにビジネスのヒントがあるかもしれないと考えないと、この空き時間がまるまる無駄になってしまうような気がしてならないです。

現代社会の中で、長年当たり前と思われていたことを変えてみたり。もしくは全然違うやり方で通常業務に対応してみたり。こちらから違和感を探していくような動きをしている人が最近の世の中では成功しているような気がしています。

 

社会はそんなもん、なのだがしかし

だから、「ヒマだ・・社会ってこんなもんなの?」という問いに関しては、「確かにそんなもんなのだけれど、そこで停まったら人生つまんないかも。」という感想です。余った時間の使い方で5年後10年後が変わっていくんだろうというのが今の時代かな、と思います。

昔は、考える暇もなく残業月60時間以上やって、将来のことなど考えるヒマなどなかったわけですが・・、時代は変わりました。

さて、事務中心に多くの人がヒマを抱える一方で、人手不足で疲労困憊の業界も生まれています。ここはひとつ、忙しいと言われる業界に飛び込むのか。それともせっかくのヒマを使って何か生み出してみるか。どちらもアリです。今はそういう社会だと理解しています。