orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

脳疲労とメンタルヘルス ITエンジニアはよく休みよく眠ろう

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脳疲労とIT業界

長い間IT業界にいてようやく気が付き始めたのですが、脳って疲労するんですね。最近脳疲労という言葉が一般化し始めていますが実感することがあります。

特に、IT業界ってずっと椅子に座ってディスプレイを見ていますよね。体は全然疲れない。だから長時間労働の温床になっています。肉体労働であればさすがに筋肉的な疲労が先に来ますが、それが延々と来ない。

とくに若いうちは、いつまでもいつまでも仕事できそうな気になってきます。

ディスプレイ眺めてキーボード叩いているだけですから。

それが、IT業界の落とし穴とも知らずに。

体が疲れない分、脳に過重労働をさせてしまいがちなんですね。しかも、休憩を取ると言ってもパソコンを離れたら次はスマホ。結局使っている脳は一緒じゃないかということになりそうです。

脳は、ディスプレイの情報を情報処理することに疲れ、悲鳴を上げているのかもしれません。

悲鳴を上げるとはどういうことを言うのでしょうか。脳疲労とは何か調査しました。

 

脳疲労の資料

@IT

www.atmarkit.co.jp

常にコンピュータ並みの正確さを要求されるITエンジニアたち。しかし、ITエンジニアを取り巻く環境自体に、「脳を乱す」原因が隠れているという……。ITアーキテクトが贈る、疲れたITエンジニアへの処方せん。

 

こちらの記事、2007年の記事なのですが、この時からIT業界は脳が疲れやすいと指摘しています。12年経ったわけですが、状況が改善しているどころか悪化しているように思います。

システムエンジニアはスマホを持たされ、会社のメールやチャットもリアルタイムに受信できるようになっています。過去は会社に向かわないとシステムにアクセスできなかったのに、今やクラウドにつながり世界中のどこにいてもインターネットがあればメンテナンスを開始できるようになっています。

しかも、IT業界の人々は、スマホやゲームなど、趣味もコンソールを眺めることが多いと思います。

私は最近ブログも立ち上げて、何だか脳疲労だな~と思う瞬間が増えました。

仕事~、はてなブログ~、はてなブックマーク~、ツイッター~、各種ニュースサイト~。そりゃあ脳も大変です。同情します(自分の脳に)。ブラック脳環境で、このままだとまずいのはちょっと自覚があります。

 

講談社BOOK倶楽部

news.kodansha.co.jp

長い歴史のなかで、労働とは体を動かすことを指しました。ところが、20世紀の後半から日常業務にパソコンが取り入れられたり、ひとりが受け持つ業務範囲が広がるなど、仕事のあり方そのものが変化したことで、労働は「頭を働かす」ことがメインとなってきました。

肉体労働なら疲れた体を休ませれば、翌日また元気に仕事をすることができましたが、最近では寝ても疲れがとれないばかりか、眠れない、焦る一方でやる気が出ないなど、疲れの種類までもが変わってきてしまったのです。

 

まずい、書いてあることが的を得ているなあ。

一応リンクも貼っておきます。ちょっと読んでみたい。 

 

 

何しろ、自分で環境を変えないとまずい。働き方改革で残業が減っても、余った時間でスマホ触ってたら意味がないか。

 

ITMediaエンタープライズ

www.itmedia.co.jp

人は、眠らなくては生きていけない動物です。大量のエネルギーを消費する脳の元気を保つために睡眠は必要です。働かせても成果が出ない脳には、あせらずにお休みをあげましょう。

 

これも下記の本からの抜粋記事とのこと。Kindle版がないのが残念。

 

疲れた脳に仕事をさせようとしてもムダ!。

脳は適当に休ませてやったほうが、よく仕事をする!。

もはや私のように業界二十年選手になると、こんな優しいこと言ってくれる人はいなくなっちゃいました。

自分で自分に言ってあげないと、ずーっと脳を働かせてしまいますね。

脳ハラ?、ブレインハラスメント?、ブレハラ?。

自分で自分にハラスメントしちゃまずいなあととても思います。

こういう本を読むことで、自分のブレハラ上司に教育できそうな気がします。

(というより、しないとこの先、脳が悲鳴を上げそうな気が少ししてます。)

 

日経xTECH

tech.nikkeibp.co.jp

 筆者はこの考え方は危険だと考える。好きな仕事をしていたり、達成感や成長を実感したりすると、確かに「疲労感」は吹き飛ぶ。ただ、これはあくまでも脳が「疲れているという感覚」を認識しなくなるだけ。疲れは体を蝕んでいる――。

 

そうそうそうそう。

この達成感ってヤツがまずい。

例えばブログ記事で、バズったりすると脳から何か出ます。

仕事でも、うまくいっているときほどガツガツ仕事やっちゃう。

あるとき、ふと脳が動かなくなる感覚があるんです。

こういうとき、なかなか寝付けない。

おそらく、脳が疲労し過ぎていると逆に眠れなくなるんでしょう。

それでも、横になって眠らなきゃいけないんだなあと思います。

 

眠ること、スマホやPCを見ないこと

以前、睡眠の大事さをまとめた記事を書いたのでした。

 

www.orangeitems.com

 

あと、立つことと呼吸の大事さ、というのもあったのを思い出しました。

 

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まあ、後は、私の趣味にウォーキングがあって、毎週10キロ強歩いているんですが、これも良いです。歩いている間はスマホ見ないし、遠くの景色を見ながら黙々と歩くと脳が休まっている気がします。

 

経験上、自分は大丈夫と思っている人ほど危険な気がします。

心の健康に気を付けて参りましょう(自分も含めて)。