orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

Oculus Rift Sを買ったので、買い替え検討している人が気になるポイントを整理する

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Oculus Rift S | Oculus

 

はじめに

Oculus Rift Sのレビュー記事です。

純粋なVRゲームファンはQuestでいいとは思いますが、やっぱりハイエンドPCで動かすVRはRift Sじゃなきゃいかんと思います。コンテンツ主義ならRift S、VRのワイヤレスを大事にするならQuestでしょうか。またGoの方が寝転がってみるには良いらしいので、まあお金があれば全部手に入れてみるのかもしれませんね。

 

買うならこれを知っておこう

私が買う前に知りたかったことを列挙します。

 

PCのスペック

普通に満足できるレベルでは、下記をお勧めします。

GALLERIA XF ガレリア XF

 

もっと予算があれば下記(最高級)。

GALLERIA ZZ ガレリア ZZ i9-9900KF搭載

 

今から買える人がうらやましい。去年よりスペックが上がっている。

私のPCはCore i7 9700K + 16GB + NVidia GeForce 1700Tiですが、まだがんばれそうです。でもやっぱりGeForce 2800で動かせば快適だろうなあと思う瞬間はあります。

古いパソコンしか持っていない人は、VR以前に今のパソコンにすると生活が変わると思います。

 

※ちなみにハードディスクを使うとボトルネックになります。私は下記でM.2 SSDに換装しました。

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Rift Sの筐体はRiftとは別物だ

もう手に持ってもわかるし装着してもっとわかるのですが、RiftとRift Sの作り、素材感含めて別物です。Rift Sのほうが装着しやすいです。頭の後ろにクルクルがあって、ここを廻すと緩めたり絞めたりできるようになっています。以前はマジックテープで四苦八苦していましたのでこれは進化点かと。

名前的にはマイナーバージョンアップかと勘違いしそうですが、完全に作りが違うということをご理解ください。iPhoneでSが付くのとは大違いです。

買い換えても変わらないのではと危惧されている方は安心してください。別物です。

 

スクリーンドアは解消した(と思う)、絵はきれい

あの明らかなアミアミのグラフィックからは卒業です。また、やはり絵の作りが全然違いまして、解像度が高くなっています。

Riftのときはぼんやりしていていつも装着していると眠くなる感じだったのですが、Rift Sはもっとクッキリです。

買い換えた差は完全に感じられるくらいきれいです。

 

真っ暗だと使えないという盲点

これは盲点です。

センサーが要らなくなり、ゴーグル自身でプレーヤの周りの環境をサーチできるようになったのですが、これが「明るさ」が必要です。真っ暗だとまともに動きません。Riftの時は真っ暗でも空間認識をしてくれていたのでこれは戸惑います。

豆電球でもダメです。薄暗いくらいの明るさがないと使えません。

真っ暗な方が外の光が入ってこないから、と思っていたのですがこれはトレードオフなのかなあと思います。

(2019/6/2追記) 将来的にアップデートが入って真っ暗でも使えるようにするという噂があります。

 

移動の自由度は?

やはりケーブル2本になったのと、6DoFでゴーグル自身がトラッキングできるようになったので、場所を移動しても使えるのは快適です。ただ真っ暗だと使えないので、そこだけは気を付けてください。

 

肝心のメガネの付け心地は?

期待していたメガネ。以前は物理的にダメ!、だったのですが今回は何とかかんとか使えます。ただ、度が合わないようです。私の場合は特に左目がぼやけて使い物になりません。メガネのレンズは非球面なのに対しVRのレンズは球面ですから、視界の外に行くにしたがいぼやけるのは仕様がないのかなとも思います。

一番いいのは、コンタクトレンズを付けることです。間違いない。

ただ、VRをするときだけにコンタクトを付けるのは非経済的だしめんどくさい。それにはやはり、シュノーケリングの度付き水中眼鏡が相変わらずフィットすることがわかりました。

 

 

こちら、メガネっ子は忘れずに買ってください。きっとメガネをつけるより快適にVRできるはずです。Riftのときも使っていたのですが、結局Rift Sでもまたお世話になることになりました。度の強さについては、上記のレビューの情報を参考にしてください。

 

※2019/7/15追記

最近、メガネを付けるのに少し慣れました。おもいっきりゴーグルを緩めてから絞めるとうまく入ります。昔のモデルは慣れようがないくらい痛かったので大きな進歩だと思います。

 

音は悪いし漏れる。イヤホン必須。

音が悪い!と有名なRift Sですが、まあ悪いですね。音質としてはAMラジオくらいの音が流れてきますし、Riftと違ってヘッドフォンではありませんので周りに音が聞こえます。

で、普通にゴーグルにイヤホンジャックがあるので、これにイヤホンを指して耳に入れたほうが無難も無難です。イヤホンから出てくる音はキレイです。

上海問屋 DN-915055 3Dステレオイヤホン

私はこれ買って使ってますが、かなりいい音が出てきてホッとしました。値段より全然いい音が出ます。

 

仮想デスクトップの画質は

Rift Sは画質が良くなったので、裸眼で目が良かったりコンタクトレンズの人は、間違いなく実用レベルで字が見えます。

メガネや、リーフツアラーのように何か矯正が入ると、ちょっとまだにじみます。VRの構造的な問題なので、仮想デスクトップを使うほどまともに仕事に使うのであれば、コンタクト必須かなあと思いました。

 

瞳孔間距離調整

Riftのときは、瞳孔間距離調整がゴーグルで手動調整でしたが、今回はソフトウェアに変わりました。一部のレビューを見ていると全自動とありますがこれは間違い。設定画面で距離を自分で調整します。ですから、調整は自分でできるので全自動ではありません。 ここは問題にならないと思います。

 

総評

RiftからRift Sにする意味はあるかと言えばあります。画質と付け心地は間違いなく世代が変わった感じです。ただ音部分はRiftに分があります。また、メガネ問題も結局先送りです。レンズ自体が近視対応しないといけないんだろうなあ・・。近眼用VRがあると面白いのに。このあたりが解決するまでは、度付き水中メガネのお世話になるしかないんだろうなあ・・。もしくはコンタクトレンズ。

下記には書いていますが、IT業界の人はVRに注目したほうがいいかと思います。ハイエンドの世界を楽しみたければRift S(PC VR)を最新のパソコンと一緒に手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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また、Rift Sの使い心地についてご質問があれば、@orangeitems_までどうぞ。答えられる範囲でお答えします。