orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

Backlog管理に向かないこともある

f:id:orangeitems:20190419222210j:plain

 

Backlogにもある向き不向き

今週は何度か進捗管理はBacklogだ、という記事を書きました。

 

進捗会議も議事録も使わずプロジェクト管理をする方法

ツールを使っても進捗が管理できないのは、家計簿をつけてもお金が貯まらないのと同じ理由

 

Backlogを使うとなんでもはかどるかというと、ああこれはBacklogではないな、という瞬間もありましたのでこの体験をシェアしておきます。

できれば、向いている事柄に対して利用して頂き、その便利さを体感頂きたいところです。

 

不向きなこと

一見何にでも向いてそうなので、不向きなことをまとめます。

個人的な経験に基づきますので、ご了承ください。

 

終わりのない仕事は向かない

Backlogは進捗管理のツールです。タスクを書き出し、一つ一つを終わらせることで完了タスクが増え、そのうちやることがなくなったり数が減るということが目的です。

部門の課題を全部書くとか、抽象的な使い方だとあまり利用者が伸びないケースが多いです。構築プロジェクトや、何かのイベントを成功させる、など、終わりの見えている仕事をやるたびにBacklogプロジェクトを作り、そこで閉じて完了まで共有するというのがとても向いているツールだと思っています。

 

ひとりプロジェクトだと効果は限定的になる

二人以上がメンバーになっていない場合、自分でスレッドを立てて自分で更新し、自分で完了まで持っていくこととなります。

私もそうやったことはあるのですが、だんだん更新が雑になります。読むのも自分しかいないからです。自分にしかわからないように更新しだすと、ドキュメント品質が落ちます。

電車の中とか家にいるときなど、脳内で自分会議がはじまって、いろいろ瞬間的なToDoが増えるたびに、Backlogにタスク整理していたら仕事の効率が落ちるんですよね・・。人に伝えなくていい自己完結するタスクなら普段もBacklogには載せないことが多いですね。

単にToDo管理ができるタスク管理ソフトで十分だと言う結論になることが多いです。誰か読んだりアサインしたりと言ったプロジェクト管理が発生して初めて、Backlogの武器が活かされると思います。

 

ナレッジマネジメントにはならない

ナレッジに、未対応も処理中も処理完了も完了済もないので、Wikiが別に作られていると思いますが、システム運用をやっていると、作業手順書作成の積み重ねで十分かなと思うことが多いです。

また、課題管理のスレッドは、課題に対して試行錯誤やブレーンストーミングの情報が入るので、ナレッジとして体系だったものになりません。検索して、そのプロセスを確認するのがすさまじく優れるツールなので、その結果できた作業手順書やURLなどを参考にすることが多いです。

ナレッジマネジメントという面でいえば、Backlogより優れたツールは存在するような気がします。

 

プライベートには向かない

たまに、家庭に課題管理ツールを持ち込む記事を見かけるんですが。

私はお勧めしません。なぜかというと家事は契約と金銭交換を前提としたビジネスではないからです。期限に間に合わなかったら、仕事を忘れたから、担当者があいまいだったから・・。これを家庭に持ち込みたくない・・。責任論を家族と話したくない・・です。

また、人数も少ないので、個別でスマホや手帳、手書きのカレンダーなどでメモしておけば基本的には大丈夫だと思ってます。

あくまでも個人の価値観ですが・・。

 

補足

ちなみに、システム運用・保守は、終わりがないのですが向きます。なぜかというと、「課題が無いことが当然」だからです。1件でもオープンされていると目立ちますから、お客様と課題を管理することにはとても向いています。

サグラダ・ファミリアの構築には向かないだろうなあ・・。たぶん120年前のスレッドが60年前の更新で処理中のまま放置されてそうな気がします・・。終わりがないプロジェクトで向いていないのはそういう、仕事の終わりがルーズでいい案件ですね。