orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

岡崎体育さんのファンクラブにおける議論について

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いきさつ

ミュージシャンの岡崎体育さんのファンクラブが新しい施策を発表しました。

 

具体的な内容としては、以下の通りとなります。

・ファンクラブ会員の購買行動がポイントとして加算されていく。
・ポイントに応じて、「Wallets会員 ランク」が変動し、ランク上位者にはbitfanだけの特別な体験、特典をプレゼント
・具体的にはコンサート後、楽屋に招待され、握手や写真撮影ができる。

この内容が一部のファンを刺激したようで議論となりました。ツイッターの反対意見においては、まるでお金をかけたファンを選別し、お金をかけられないファンを差別するようだ、という意見が多かったです。

 と発言したのですが、収まらず。

 

そのあと、こちらが最後に追加で投稿。

 ファンクラブの存在意義について - 岡崎体育ブログ 脂汗日記

私がこの件に気づいたのは、このブログがはてなブログだったからです。はてなブログのページに掲載され、興味を持ちました。

 

ブログで語ったこと

内容が長いので一旦抜粋します。

・賛否両論あったため、ブログにて見解を書きたい。
・ツイッターは短文なため感情的になってしまい申し訳ない。
・会員を差別するつもりはない。
・普通の会員には今まで通り精一杯サービスする。相対的にお金を使ってくれているファンにはプラスアルファをしたい。
・この件を決断したのは私(岡崎体育さん)であってスタッフは全く責任はない。
・ファンには全員限りなくサービスしたい。でも岡崎さんの時間は限られている。
・であれば、せめて、お金を自分により使ってくれる人には、より還元したい。
・自分は才能をお金で買われるミュージシャンとして判断した。ビジネスの判断ではない。
・ファンに優劣はつけていない。劣はない。今まで通り一生懸命サービスする。プラスアルファをするということ。今回の件をメインにするわけではない。あくまでもプラスアルファ。
・お金を頂けないと所属できないメジャーレーベルにおいて、お金をいただけている人にプラスアルファをしたい。
・事情があってお金が出せない方に失望させたのは申し訳ない。通常のファンクラブコンテンツと、本業の音楽でお返ししたい。

ということです。

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考察

特に、共感した部分です。

発表が主にTwitterを軸に広まったこともあり、文字数の制限などでうまく表現できなかった部分があったことや頂いたリプライの内容に対して感情的になってしまったことを反省しています。

これ、ものすごくわかります。数日前に私も、同じようなことを書いています。

ブログを始める方へのメッセージ - orangeitems’s diary

人と人って、分かり合うためには文字数が必要だと思います。ツイッターって、感覚が合っている人たちの集まりで成り立っています。フォロワーというやつですが、基本自分の感覚と合わない人は、フォロワーから外すんですね。そうすると、自分と興味や感覚が合う人の記事だけ流れていくという仕組みです。しかし、マスで人を集めるミュージシャンのような職業だと、いろいろな価値観の人が集まってしまいます。

そのたくさんの価値観の人たちに、ツイッターで説明するのはつらい!。制約ありすぎだと思います。私はそれでブログにモノを書くようになって、かなり楽になりました。ブログだと、書きたいだけかけます。誰も口を挟みません。だから、ブログで意見をまとめたのは、すごい共感ポイントでした。

ツイッター等では、釈明とか弁解とか言う短い言葉で傷つけてくると思いますが、案外ブログには踏み込んでこないものです。長文に対して端的な言葉は弱すぎるんだと思います。ブログにはブログで反論すればいいのかと思います。また、その結果、折り合わないのであれば、別に付き合う必要はないのだとも思います。

 

で、今回の施策についてですが、正直、岡崎さんの思うようにやればいいのだと思います。自分の主義・主張あってこその芸術家だと思います。ファンのマジョリティに合わせてプレイを変えるのであれば、なんともブレブレの作品となると思います。

発信者は孤独であり、時にはあらぬ責めを受けます。結構、ビジネスの世界でもそういうことがあります(岡崎さんはビジネスではないとおっしゃっていますが)。全ての利害関係が調整できないときに、長期的な成長をふまえて、どこかを取ってどこかを捨てなければいけないときがあります。そのとき、何かを失うことがあるかもしれませんが、それを惜しんだら先に進めません。

うん、自分の経験を振り返ってもそういうことがありましたので、今回はそういう類のものかと思います。ブログできちんと説明は果たしていますので、あとは言ったことをやりきるだけです。そうすると、わかってくれる人が付いてきますので、その人たちを大切にしていればきっと、理想は開けると思います。

 

考察2点、おそらく、私個人の経験に重なったところがあって、この記事を書きたくなったんですね。岡崎さんを応援したくなった件でした。まさかのはてな民でしたし。

がんばれ!

 

続報あり

岡崎体育さんのブログって2つあるんですか?(ファンクラブの件続報) - orangeitems’s diary