ネタがない
今日はいつもにも増して話題もなく、夕方一本書こうかなと思ってもなかなかピックアップできるネタがありません。
なぜだか、妻のブログを見ても似たようなことが書いてありました。
今日は……書くことがありません。
わかる・・わかるぞ。
書きたいという思いと裏腹に、書くことなどない。
そんな日はある。
それでも私は1406記事書いてきてきたわけで、どうやって書いてきたかというと、もう思いつくまでニュースを見たりツイッターを見たり、そこで何とかふりしぼってきました。
そうやって書いた文書は結構自分の中では苦し紛れだったりすることももちろん多いのですが、意外とそんな記事がドカンと読まれることがあります。
ですから、すごくすんなり思いついてイケると思った記事でも全然読まれなかったり。結局のところ出してみるまでニーズがあるかなんてわかりません。
だからブログ運営を続けていくうえで結構大事なことだと思うのですが、記事にいいも悪いもなく、とにかく表現し続けることだと思っています。
そうすると、自分が知らない間に価値観や表現力が成長していて、思ってもみないアウトプットができるようになる、そんな経験を何度もしています。
よく、「毎日更新しようとするから苦しくなってやめてしまう」「毎日更新すると内容が薄くなる」「思いついたときに更新するのがいい」という声を聴くのですが、私はうまくいかないと思っています。
この、何も書くことがないと追い込まれてから出てくる、この秘伝のエキスみたいなものこそ、成長するタイミングだ、と。
体育の授業で、「筋肉が疲れて有酸素運動しはじめてからじゃないと、体力はつかないぞ。疲れてからが本番だ!」っていうアレです。そう、ブログって体育会系なのかもしれませんね。私もヒーヒー言って毎日更新しています。
さて、ここまでで763字です。
私は、記事として成立するためには1,500字は必要だと思っています。ですからこの書くことがないということ自体をネタとした記事も、あと737字生み出さないと追われません。
嵐の前の静けさと言う
そう、こういうネタの無い日に限って起こるんです。大きなネタが。
ソフトバンクグループ(SBG)が6日15時に発表した2019年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終損益が7001億円の赤字(前年同期は5264億円の黒字)に転落した。配車サービスの米ウーバーテクノロジーズなど出資先企業で株安が進行。シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する、出資先の米ウィーカンパニーでも企業価値が低下傾向にあり、主力のファンド事業の損失額は9702億円となり、前年同期(3924億円の黒字)から大幅に悪化した。
毎回の決算発表にて魔法を繰り出してきた孫さんも、これは正念場となりました。連日のネガティブ報道は正しかった。もちろん、悪材料は全て出し尽くすべきでどう盛り返すかを検討するフェーズに入ればこれ以上は悪化しない。ですが市場もまだ織り込んでいないほど傷口は深いように見えます。今後のニュースを注目するしかありません。
そもそもウィーワーク自体は、AIを成長エンジンに描いていた孫さんのイメージからすると単なる1つの投資先だったでしょうし、この再建をしなければいけないということで会見のほとんどの時間を使っていることはなかなか苦しいところでしょう。
投資の世界でもちろん全勝はありえないのだけれども、1敗するだけでこれだけ短期間に追い込まれてしまう。今回の経験で、かなり投資基準は厳格化していくでしょうしこれまでのようにイケイケにはなれないと思いますが、それは良いことなのだと思います。
もし乗り越えることができれば、ですが。
ソフトバンクGだけの問題ではない
ビジョンファンドにはお金を入れている投資家もいるわけで、ソフトバンクGにお金を貸している銀行もおり、そして社債を買っている個人もいる。たくさんの人が、問題があることを今日、明確に共有した段階にあります。
さて、であるならば、どうすれば立て直すことができるか、これはソフトバンクGだけの問題ではなく多くの人が関心ごととなるはずです。WeWorkはどうすれば良いのか。また、UberやSlackなど、うまくいっていないところも多々ある。
私自身はソフトバンクGへの投資は行っていないのですが、ビジョン自体には共感するところもあるだけに、今後の先行きに強い関心を持っています。短期は大変ですが長期ではきっとうまくいくと信じています。
さて、書くことがないと言いながら、2000字書けちゃったなということで、妻のほうのブログもそんな感じです。妻にはなんだかんだ言って結構書いてるやん、というツッコミを家に帰ったら入れるつもりだけど、多分、この記事を先に読まれると思う。