orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

仕事に潰される雰囲気を感じた際にやるべきこと

 

仕事が忙しいこととメンタルの関係。今、私自身も忙しさを感じていて、忙しくなかった時との状態の差をひしひしと感じているので、染みる記事である。

 

bunshun.jp

部下や同僚がメンタル不調になる前に助けることはできるのか。年間1000人以上の面談を行う産業医の武神健之さんは「一見安定した状況でも、急に潰れる社員はいる。そんな社員には3つのパターンがある」という――。

 

一読するとわかるが、休みの日に遊ばなくなるのは危険な傾向のように思う。気持ちはわかる。ただ体力的な疲れは取れるが精神的なリフレッシュができない。むしろ休日は体を動かしたほうが精神の疲れは取りやすい。

精神が疲れているのに体を休ませても、効果が薄いことは知っておく必要がある。

忙しい状況で私が感じるのは、とても脳が活動しているということだ。絶えず計算している感じ。コンピューターで言えばCPU使用率が常に高い状況。コンピューターなら壊れるまで安定して動いてくれるが、人間の場合は疲れというパラメーターを背負っている。疲れると何が起こるか。スケジュールを守れなくなる。できていたことができなくなっていく。マルチタスクの効率が悪くなる。

まさに今、私が体験していて、疲れている頭で興味深いと思っていることだ。どちらかと言うと完璧人間タイプのキャラクターで日々通しているのに、会議の出席を忘れていたり。システムの種類を誤ったり。車にスマホを忘れたり。馬券が当たらなかったり(これはいつも、失礼)。何しろ「うっかり」が波のように押し寄せてくるのが、脳の疲れだ。忙しくなってみてわかった、私も人間だ。

脳が慢性疲労しているときに、自宅療養が全てにおいて万能ではない、ということ。特にテレワークもあり、家に居ても仕事のことを考えることが普通になってしまった今、自宅が脳を休ませる場として適切なのか、というところまで来ている。

昔は、家が仕事をする場として適当か?という話ばかりだった。家はリラックスする場で、そこで仕事をすると効率が悪くなるんじゃないか、と。今や逆である。仕事が家に過剰適応してしまったら、家に留まることは、脳を休ませない。

だからこそ、週末は家に出て活動することが適切なのだが、そうすると体を休ませる暇がない。いつ休ませるのか。これが有給休暇の使いどころだと思う。私の場合だが平日に休みをとっても、仕事が動いているので何もしないということは結構難しい。有給休暇は体を休ませる。土日は脳を休ませるために外に出る。

なんだか、そういえばそんなことを最近していたな、なんて発見する。

また、体を疲れさせると眠りが深くなる。土日活動して脳をリフレッシュさせたあと、体の疲れを担保に深い眠りを手に入れるというのは良い。

この、脳が疲れるという現象。放置すると本文のように慢性化して心の病気までつながってしまう。自分でしかいたわることができないので、特に体力や健康に自信のある人は気を使ってほしい。疲れるのは体ばかりではなく、脳(心)もということ。そのサインは、「うっかり」が増えているかどうか、である(自戒もこめて)。

また、自分自身だけではなく、同僚や部下、上司も観察していると同様かもしれない。うっかりが増えたら、声をかけてみるといいのかもしれないね。