月曜日からオフィスに戻ったのですが、初日はさすがに疲れました。
疲れの原因。
1)体力が落ちていること
単に、家と会社を往復するだけでも体力を使っているようです。夏で暑いことも関係しているのですがそれを差し引いても単に立ち、歩き、座りで移動しているだけでも疲労感をおぼえました。
週5で通勤するとかなり体力がつきそうだなと、普通に思いましたし夜もよく寝れそうです。
2)情報量の多さ
一年半あまりほとんどテレワークだったのですっかり忘れていましたが、外って得られる情報量が半端ないです。駅の広告から人々の表情、客層、景色、全てが新鮮なので全部が情報に見え、楽しいのですが精神的に疲れを感じる要因になりました。
昔は通勤は、白目で何も考えないで到着していた気がするのですが、久しぶりにやってみると慣れるまでは情報をフィルタリングできない。全部入ってくるので処理するのに脳を使ってそうな気がします。
逆に言えば、家に居るとネットとテレビしか情報がないので、かなり偏った世界の見方しかできなかったように思います。
日々、外の世界に接することができれば、特に一年半引きこもっていたこともあってたくさんの変化を受容することができ、新しい発想が生まれそうだという可能性を感じました。
3)オフィスにいると仕事しかしない
まあ、当たり前ですけど・・。
家に居ると、家には遊び道具もたくさんあるので、8時間の間ずっと仕事をしてることはあまりなかったです。8時間が埋まるタスクがある日ばかりじゃないですから。
幸運なことに、テレワークでの仕事ぶりを全面監視するようなわけわからんソフトウェアも入れられず、結果さえ出せばいい世界ですから、うまーく時間を使ってテレワーク生活を満喫してました。
でも、遊ぶのにも飽きたんですね。それでオフィスに戻ったのですが、やっぱりオフィスって仕事しかすることがないので、仕事に集中しますね。
空きがあれば、空きでできる仕事がないか探しちゃいます。
オフィスって仕事に対する没入感が強いですね。集中力を発揮しやすいです。
だから、疲れます。オフィスにいてもほどほどに休憩取らないと、集中力が続きませんね。
たぶん、オフィスで働くのが下手になっているので、調子を取り戻すまでに数週間はかかりそうです。
今オフィスに戻るというのは、タイミングとしては余りよくないですね。月曜日の感染者数は1429人で、これはオリンピックの副作用はかなり激しいんだなと思います。マスコミもすっかり報道しなくなって、オリンピックのことばかりになりましたね。その傾向はますます強くなっています。
感染への警戒心は薄れ、オリンピックがらみであれば対策を緩めてもいいような雰囲気が充満し始めています。
とても長い期間、スポーツを楽しむような感情を押さえつけて来たことで、その反動がオリンピックというトリガーを踏み、人々がアクティブになっているのだと思います。
開会式の視聴率は56.4%と記録的な高さだったそうです。私も全部見ました。人々はもう我慢しないことを決意したと思います。この流れの中で私も、少々のリスクを受容することにしました。これまでの知識をフル稼働し感染対策をしながら、それでも、オリンピック選手がチャレンジしているように、自分もチャレンジしてみたいなと思いました。だって、あの開会式には、天皇陛下、首相、都知事と、権威の象徴のような人たちが見下ろしていたのだから。
「感染者数〇〇人」というニュースは実は何の意味もありません。人々の行動を委縮させる効果があったのは今年の春ごろまでだったのではないでしょうか。もう誰も気にしなくなっています。3000人になっても5000人になっても何も変わらないでしょう。あとは、政府が強硬なロックダウンを行うかどうか、それだけにつきます。しかしそんな法律は、今はないようです。だから意味がないのです。何も変わらないのです。ワクチンを早く2回打たせるしか方法がない。
まだ恐怖心はありますが、人生を前に進めることはこれ以上我慢するべきではない、と思っています。最大の防御を行いながら、できる限りの攻撃を繰り出すときが来ました。