タッチタイピング(昔はブラインドタッチって言ってた)は私がマスターしたのは大学1年生のころ。もう30年前くらいの話になっちゃうけど。
それでも小学生のころからキーボードは慣れ親しんでいた。だって、BASICのプログラムをパソコン雑誌から写経した年代だからね。大学に入ってもキーボード入力のスピードは誰にも負けないって思ってた。
でも、その思いは打ち砕かれた。やたら速い人がいる。パソコンには詳しくないのにキーボード入力だけは速い。「なんで?」って聴いたら、「ブラインドタッチの方法を学んだから」だって。にわかには信じがたかったので、キーボード入力スピードを競うソフトウェアで競争してみたんだけど、全然勝てない。
つぶさに友人を確認したところ、どうもキーボードを見ていない。視線はディスプレイに固定している。だから速いのだ。何か入力するたびにキーボードを見てそして画面を見たら、日本語入力モードになっていなくて、konnichiwaとかにならない。すぐに気付けるから。
そっか、勝てないわけだわと思い、それからは学校にあったパソコンに内蔵されていたタッチタイピング学習用ソフトウェアで練習した。基本負けず嫌いなので、超練習した。
タッチタイピングって、「もうそのキーボードはこの指しか使うな」という縛りを心の中で入れて、絶対にそれを守ることで身につく。初めのうちは手元を見ても良い。とにかくFとJをそれぞれの手の人差し指に置く。ホームポジションって呼んでる。どのキーボードもだいたいFとJには突起が付いている。
初めのうちはキーボードを打つのが遅くなる。縛りを守っているか心においてキーボードを打たなきゃいけないから。でも二週間もすれば指がおぼえる。今では私は手元を見ながら打てない。指が速すぎて目が追いつかないから。
たかだか二週間がんばればいいことを、いつまで経ってもおぼえない人。本当に人生遠回りしているとしか言いようがない。別に誰かに教えてもらったりレッスンを受けたりみたいな必要もない。ただやるだけ。それだけなのに。
また、キーボード入力する時に画面をキーボードを視点移動すると、目が恐ろしく疲れるので健康にも悪い。キーボードでの長時間作業が無理になる。
特にプログラミングとかって、キーボード入力が速くて損はないでしょ。いくら頭の中に概念があったって、その入力でおぼついてたら、頭が遅いのと同じ意味になっちゃう、よね。
ま、ワード・エクセルのレベルでも同じことが言えるんだけど・・さ。
ビジネスチャットもかなりのオフィスに入ったけど、キーボード入力が遅いと、それだけでまくしたてられちゃうよね。そして相手からは、この人反応が遅いな、ってなっちゃう。
言葉を話すってほとんどの人が自然にできちゃうけど、このテキスト入力ってかなり人によってばらつきがある。しかも最近って、デジタルに対しての適応能力で収入まで変わる時代じゃない?。
それでも、タッチタイピングやらないの?。
それでもやらない、って人はどうなんだろう。うーん。タッチタイピングしないのが趣味。そう考えていい?。
ここに、タッチタイピング身につける方法書いてるから、ほんとにまだの人は、ぜひ読んでください。