orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

「できる」の箱を拡張すること

 

ITインフラやっとりますけれど、日々いろんなことをITでやりたいという要望を聞くわけです。それに応えるのがインフラエンジニアという仕事でありまして。

どうやって経験を積んでいけば将来「つよつよ」になれるのか、みたいな話があって、資格やら転職やら様々な人が試行錯誤してます。

で、分厚い本を買ってきて、頭から最後まで一通りやってみるみたいな勉強の仕方があります。これ、私も若いころは、やってました。

ここ最近はやりませんね。必要が出てきた時にインターネット検索するとだいたいやり方は出てくるので、その通りにやって、あ、できた、ということを繰り返すことが私の勉強スタイルです。

で、一度できたら、もう自分の中の「できる」の箱の中に入れてしまいます。

もし、具体的な方法を忘れても、以前にできたから次もできるという確信はあります。

この「できる」の箱にどれくらい放り込めるかを日々気にしています。放り込めた日はいい日。

例え、分厚い本を一から十までやっても、頭の中をすり抜けて行っちゃう。多分にモチベーションが低いからなんじゃないでしょうか。本を読んだだけでは一回やった、のうちに入らない認識です。

もしかしたら私が、追い込まれないと頭に入らないタイプの脳だからかもしれません。そう言えば中高生のとき、テスト前にならないと勉強しなかった。テスト前には激しく勉強してテストに臨むタイプでした。

なお、勉強する前にはインターネットに情報が落ちているかを気にしています。もし有力な情報が何もなければそもそも苦労してやってみてもできないかもしれない可能性がある。できないと、かなりがっかりします。勉強した時間が無駄になる。できるだけ短時間でどんどん「できる」の箱に積み込んで行きたいので、できそうかどうかを手を動かしだすより前にリサーチするのがとても大事です。

ここまで経験を積み重ねると世界のどこかで実績が少しでもあればたいていのことができそうな気はしますが、それでも自分自身が一度もやったことがないことは、慎重です。結構できそうだけどやってみたら、動かすためにいろんな制約がある技術は存在します。それなのにベンダーが万能を装って営業しているケースもちらほらです。騙されないためには初めから信用してはならず、安定して動くのを見届ける方が先です。

私自身は今、仕事で、営業提案だろうが設計だろうが実装だろうが運用だろうがなんでもやってしまっていますが、本当は、この「できる」の箱をどんどん拡張していくことに時間を使っていきたい。それで顧客のニーズをつかみ、新しい提案をして、そして降って来た案件を実装部隊に作らせたい。そうやって私も次の段階に行きたいな・・なんて。

現実は、まだまだ自分の周りに味方を増やさないと、自分でやらなければいけない範囲が多すぎて、その拡張に時間が使えないのが悔しい限りです。

そういえば今日、私の後輩が、普段私がやらなきゃいけなかったことを、私がほとんど手を出さずにやり遂げてくれました。私は今日は何の努力もしてませんが、とてもいい出来事が起こったのかもしれません。どんどん今の仕事を手放して、未来のことをやりたい。「あいつはまた訳のわからんことをやっとるな」、と言われる日々を過ごしたい。

まだまだ志半ばだけど、とりあえず言語化しとこう。がんばろう。