私はテレワーク否定派で、オフィス肯定派なので、その方向で感想を述べておこうと思います。
マスクをしたままオフィスで働くと息苦しい
すぐ慣れます。
新人教育には対面が必要だけど、慣れたらテレワークにしていけばいのでは
よく言われますが反対意見です。関係者が一緒に活動することで雑談、共感、リアルタイムなコミュニケーション、いろいろ生まれます。
一人でいい仕事ばっかりだけやっているうちは、チームの仕事は足し算にしかなりませんね。
通勤時間が無駄
会社は通勤時間には一円も支払っていないのでノーダメージです。
そんなに通勤したくないなら会社の近くに引っ越しましょう。
現場はテレワークが効率的と言っているのに、経営者が反対するのはおかしい
業務命令です。経営者の指示には従いましょう。
テレワークが進まない企業は淘汰されるべき
これは何に淘汰されるのでしょう。オフィスに集まった企業のほうが利益を多くだすことができたら淘汰されないですよね。
採用が集まらないなんてのも、給料多く出せば来ますよね。普通に。
通勤混雑、一極集中の流れが解決されそうだったのに
ほんと、オフィスに通いながら、みんな戻ってこなければ通勤は快適だなと思ってましたが。一方でオフィスに通った企業だけ勝ちそうで、こんなの長くは続かないなと思ってました。
管理職が権威をふるうためにオフィスに戻しているのでは
いや、管理職は数字を達成し、組織を維持できれば手段は何でもいいはずです。
でも、テレワークのままではまずいと判断して呼び戻しています。
えらそうなのも仕事のうちです。どうせ数字が落ちたら、給与・待遇も社員は落ちて、それで離職者が増えるみたいなことになるので、そんな幼稚な理由でオフィスに戻す人はいないと思います。
テレワークじゃないと働けない人もいる
それは、テレワークを認める会社に動けばいいと思いますが、2019年までは許していない会社がほとんどだったことを考えると、全体の人数はそこまで多くないと思います。
そういう人を集めて成果が出る会社があれば注目もされるでしょう。一方で大半の企業がそれを目指しても今の所メリットがないと思います。
生産性を比べるなら通勤時間も入れるべき
会社は通勤時間にお金を払っていないので、除外して当然と思います。
で、通勤したら、仕事のパフォーマンスって落ちるかって考えると、落ちないどころか上がりますけどね、私は。
全員出社すると机や椅子がない
大企業でこういう会社ありますね。コロナ禍の間にオフィス縮小しちゃったという。
聞いてると、客先常駐が多かったり営業ばっかりだったりで、もともとオフィスを活用できていなかった会社に多いっぽいです。フリーアドレス制にしてどこでも仕事できるように、とのこと。
一律でどの会社もこうなるのはないだろうなという感想です。席があったほうが私は集中できます。
Web会議、チャットでコミュニケーションはできる
ちなみに私は1年半、フルリモートやったので経験から話しています。
コミュニケーションはできるんです。確かに。
でも、仕事に必要なコミュニケーションは、コラボレーションまで必要になります。単なる情報交換ではなく場の共有、発想の昇華。それぞれのメンバーのタスクを足し算するのではなく、全員の掛け算が目的です。
これをフルリモートでやろうとすると、まだ雑音が多すぎます。一緒に話せないし、目も耳も疲れます。例えば8時間、ずっとWeb会議できますか?。あれは会議をシミュレーションしているだけなので、30分ぐらいが限界じゃないですか。チャットだと相手から返信がすぐにあるとは限らない。いろいろとボトルネックをかいくぐりながら仕事しますが、オフィスに戻ってわかったことは、一番リッチな体験ができるということです。
しかも、和やかさ、一体感みたいなものは、なかなかリモートでは稼げない。コミュニケーションとしては残念ながら、まだまだリモートはチープだし、そもそもシミュレートするべきなのかも疑問符がつきます。
最近、メタバースが話題になってますが、あのレベルまでオフィスを昇華できれば、と思いますがまだまだ今日明日の話ではなさそうです。
※ゴーグル付けて仕事するのがいやだったり
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ということで、オフィスで仕事すること、コロナ禍収束で元に戻ると思っています。ただ全部が全部客先に出向いて会議、ではなくてWeb会議など、リモートで対応できる企業が増えたのは変化です。
一方、欧米中心にコロナ禍が再発しつつあり、日本も気を緩めたらまた後戻りしそうだという話は無視できず、そうなったら誰よりも早くテレワークに戻ります。そういうものじゃないですかね、テレワークって。