orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

カローラクロスとヤリスクロスを試乗して、カローラクロスを選んだC-HR乗りの話

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このブログを始めて、超初期の話なんですけど、

 

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そう、C-HRを残価設定プランで購入し、それから5年が経って、残価を再度ローンで組みなおすか、それとも残価を下取りしてもらってそのまま新車を購入するか、その選択を迫られたわけです。

5年間、乗り回したC-HRと離れるのは寂しいけれど。

でも、残価をローンで組むのも、再度新車で組むのも、年間のキャッシュアウトを考えるとあんまり変わらないんですよね。残価払い終えて、ずっと買い換えずに乗り続けるのならそれもまた一考ですが、基本新しいものが好きなので、新車にすることにしました。

で、次に何を買うか、です。

トヨタのSUV、そしてハイブリッド車としたときに、選択肢は以下の通りです。

①C-HR(フルモデルチェンジはしていないので、今とあんまり変わらない)

②カローラクロス(2021/9発売)

③ヤリスクロス(2020/8発売)

この3つです。ハリアーやRAV4もSUVですが、この2台は車幅が広すぎて駐車場に入らないので選択肢から外れました。

正直言って、カタログベースではヤリスクロスにしようかなと思ってたんです。

 

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トヨタ ヤリス クロス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト

 

かっこいいなと。C-HR乗りなので、エクステリアは個性的なこっちが好きかな、と。燃費もかなりいい。1.5Lエンジンなので、C-HRの1.8Lエンジンからはパワーが落ちるけど、車体も軽いのでバランスはいいのではないか、なんて思ってました。

車幅もC-HRと同じだし、高さはむしろヤリスクロスの方が高い。何の問題もないだろう・・と。乗るまでは。

乗ったんですけど。一番初めに感じたのが、ドアを開け閉めしたときの軽さ。車自体が1.2トンくらいで、C-HRの1.4トンと比べると全体的に質感が軽い。燃費を取るならこちらでしょう。ただどうも、C-HRの質量感に慣れてしまうと華奢に感じました。

まず助手席に乗ってみました。窓の広さを含めて狭い印象だったC-HRと比べると明るさがあります。一方狭い感じはしませんでしたが、広くもない。ただ動き始めてからすぐわかったのですが、路面がダイレクトに感じられます。これも車の軽さが影響していると思います。また加速した時の音もちょっと耳障りで、これは1.8Lに慣れていたためかなと。街乗りではあまり感じないレベルですが、高速で飛ばすと完全に違いがあるだろうなと思いました。またカーブを曲がるときにも車が軽いために、振られる感じもあります。

昔にヴィッツに乗っていて今ヤリスという名前になっていますが、昔のヴィッツの雰囲気を感じさせる走りです。これ、外見のSUVの雰囲気と、ヤリスのコンパクト感が同居していて、C-HRから選ぶより、ヤリスなどのコンパクトカー乗りから選ばれるほうが多いのではないかなと思いました。

次に運転もしたのですが、そもそも運転席自体に圧迫感があり狭く、私は体が大きいほうなので細かい調整が必要かなと思いました。かつ、アクセルを踏むと、C-HRと比べて「ギュイーン」という加速をし、かつ離したときの減速も早い。これは質量感が小さいので慣性で車体が進まず、アクセルを踏んでやらないと前に進まない印象を受けました。そこまでお転婆に走ることもそんなにないのですが、同乗者曰く、加速する時に持っていかれる感じがしたということでしたね。

多分、C-HRの転がし方に慣れているので、ヤリスクロスを運転するときにはもうちょっと柔らかく運転してあげないといけないんだろうな、と思いました。

 

次に、カローラクロスの試乗です。

もうヤリスクロスを降りた時から、多分こっちを買うんだろうなという予感はありました。

 

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トヨタ カローラ クロス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト

 

カタログで見るよりも、カローラさは無く、SUVさがあったのは、黒いモデルだったからでしょうか。カタログのブルーはよりカローラさが引き立ちますが、見た目の印象とは違っていました。

ドアの開け閉めからして、C-HRのそれと同じ印象。車重もほぼ同じ1.4トン前後で、こんなにも違うんだなと言う感想です。で、強烈に思ったのが社内の広さ。広い。どんだけC-HR狭かったんだと気づかされました。特に後ろに乗った時には超快適。ヤリスクロスの後部座席はC-HRと印象はあまり変わらず、ただ窓が広いので明るかった、という感想でした。一方カローラクロスの後部座席は、ただただ余裕がある。窓の広さも含めてこれは全然別モノでした。

助手席でも、ヤリスクロスの時に感じた路面のダイレクト感も消え、加速もスムーズでした。車自体の剛性感が路面から遠ざけてくれているようで、これはC-HRで気に入っていた部分だったので、ああもうこれは決まりだな、と思いました。

加速したときに、車自体の重さで進んでくれるので、あんまりエンジンを廻さなくてもいいので運転が楽だなと感じました。

車のトランク部分ですが、C-HRよりもスペースに余裕がありました。しかも電動で開け閉めしてくれるのも良かったです(クラスによってはオプション、ヤリスクロスも実装可能)。手動で開け閉めしにくかったので、これもうれしいポイントです。

インテリアも、ヤリスクロスよりカローラクロスの方が上に感じました。価格やオプションの差もあるでしょうが、ヤリスクロスはあくまでもヤリスの世界であり、カローラクロスはカローラがベースだという雰囲気は感じました。

それぞれ愛好家がいるので、どちらがいいというのは決められません。

 

ということで、カローラクロスで決めて来たのですが、最近、車の供給が不安定ということで早めに発注を入れることにしました。納車はもっと先の話なので、しばらく乗ってみた感想を書けるのはまた来年以降の話となります。

5年後はまた何を選ぶのだろう。正直、5年経ったらみんなEVになっているかも、なんて思ったのですが、意外と細かい改善の積み重ねみたいな印象です。今回は、前回と違ってオプションもかなり入れました。今のトヨタの最新を感じられるのが楽しみです。まだ先月出たばかりですから。