東京都では、飲食店でお酒が出せなくなるそうです。
新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が出された場合、東京都が、飲食店での酒類の提供を終日禁止する方向で調整していることが都関係者への取材でわかった。最終的には、政府との協議や宣言が出される他府県での対応も踏まえた上で最終判断する。宣言の期間は4月25日か26日ごろから大型連休を挟み、5月11日か16日ごろまでを想定しているという。
あらま。
一年間いろいろ皆さま努力してきたのに、ここにきて飲食業界は、さらにお酒が出せないという負担を強いられることになりました。
お酒自体に感染源があるわけじゃないのですが、酒が入ると気が大きくなり、感染対策がおろそかになると言うロジックなんだと思います。
そりゃ、時短したって酔っ払いには意味ないですからね。お昼から飲めば制限なんてないも同然です。
これまで、危険とされていたものを思い返すと、あとはカラオケぐらいですかね。
でも、電車通勤は未だに規制されないし、パチンコも当初は規制されてましたけど、今は何にも聞かないですね。
つまり、ソーシャルかどうかで判断されているような気がします。
電車で、対面でそんなに話し込んだりはしないだろう、と。
パチンコはソーシャルじゃないだろうと。パチンコ台見てるだけだし、横との間で会話もないしそもそもうるさいから会話どころじゃない。
でも飲食は、かならずマスクを外すし、二人以上で食事することが多いし、しかもソーシャル、社会的なつながりが前提になる。
いや、おひとり様食事もあるよね、なんて話もありますが、飲食店でおひとり様スペースなんてあまり用意されておらず、基本的にはテーブルかなあと。もしくは、カウンターでも店員とは接するよねみたいな。
まあ、そうは言っても、なんとなく飲食店やカラオケだけは、雰囲気で規制されているような気がしてならないです。
雰囲気で規制しているので、そこだけ重点的に禁止にしたところで、見えないところで感染は広がっているわけです。
オフィスも実はオフラインソーシャルであって、職場のクラスターの話もよく聴くのですが、なぜか規制されませんね。なぜだろう。テレワークできるくせにしない職場って、ごまんとあるはずで。
全部がテレワークできるとは思わないけれど、何かひっかかることがあって、オフィスに集めたがる経営者もたくさんいそう。多分宣言が出たら「テレワークをできるだけするように」というポーズを取りながらも、禁止はしない。
なんだか、なぜに飲食店やカラオケ狙い撃ちなんだろう・・と。一年間過ごしてみて、どうにも偏った感染対策だけが目立つような気がします。
実際、その偏った規制が無駄に終わると、その業界に補償金が流れて、でも感染者数が減らないみたいなわけのわからないことになりますし、なっています。
こんな雰囲気だけの対策って、どうなんでしょう。
さっさと、どの会社も、テレワーク必須にしちゃえと思うんですが、どこの会社も知らんぷりなんですかねえ。