「すげー」と思った技術たち。
無線LAN
2001年くらいだったか、当時は11Mbpsしか出なかったけど、LANケーブルをつながないでも通信ができるってんで、血沸き肉躍った。VAIO 505に無線LANアダプタをつけてLinuxをインストールし、無線につなぐのを三日ぐらい寝不足でトライしてつながったのをおぼえている。ちなみにつなげた後は何もしていない。
VAIO505
パソコンなのに、うすい!軽い!っていうので勢いで買った。これも2000年くらいか。紫色のパソコンは、おそらく今のモバイルパソコンの原型だと思う。
電池は30分くらいしか持たなかったけどね。
VMware workstation
パソコンの中にパソコンがあるってすごいでしょ、と思った。
メモリが必要となり、メモリ増設しまくった思い出。
でも、実際は仮想のパソコンの中でやることなんてないけどね。昔はたくさんのLinuxが出ていたので、試しにインストールしてみては使い心地を楽しんでいた。
液晶ディスプレイ
私がIT業界に入った1997年ごろはまだブラウン管のディスプレイでしたよ。15インチくらいしかいのに、やけにでかくて机を占領してた。しかも熱を出すので、オフィスはいつもポカポカしてたし、しかも静電気がすごかったように思う。
液晶ディスプレイ見てすげーと思ったけど、知らない間にもう22インチくらいが主流になってるし解像度も上がったし、しかもデュアルディスプレイまでやってるし4Kだし、実は一番進んだところかもしれない。
mp3ファイル
音楽がファイルになった!、と思ったmp3ファイル。いっときは海賊版が溢れて、mp3ファイルがP2Pソフトウェアで流通する最悪の状況になったのをおぼえている。でも業界は乗り越えてサブスクでほぼ聞き放題になった。
iPod・MP3プレーヤー
iPodを始めて手にしたとき、すげえ今までMDやらテープやらでアルバム持ち歩いてたのにこの中に何全曲も入るの?、みたいな感動を覚えた。
でも、音質がいまいちだった。だからソニーのMP3プレーヤーを買ったりしながら、でもiPhoneを買い換えた時に戻ったりして、いろいろやってるうちにiPhoneのほうが進化して今ではiPhoneの音質はすこぶるいい。というか、イヤホンの性能の方が最適化されて上がったのかもしれない。
ADSL・光通信
ISDN使ってましたからね。ADSLがまず驚きました。ずっとつながるのに早い。
そこから光が来て、今では当たり前になってますけど、インターネット経由で動画を見たりWEB会議したりが当たり前になりました。
もうおそらくここから先はあんまり進化しなそうなので、これまでの性能上昇を体感できたのは貴重な思い出。
SSD
ハードディスクの天下は結構長かったと思うんだけど、あっという間にSSDが主流になっている今。ハードディスクとSSDの性能差ってものすごいものがある。急に来たので、徒歩が自動車になったような感じになった。
パーツレベルでここまで進化できたものって、あんまり記憶にない。
IPAT・グリーンチャンネル
ここ最近だけど、週末外に行くのもはばかられるので、家でよくグリーンチャンネルを見ながらIPATで競馬をやってるが、かなり次世代な感覚。
3つの競馬場で12レースをやってるから、36レースで馬券を一日帰るんだけど、全部インターネットから購入しグリーンチャンネルで全レース見られる。
100円馬券だけど、娯楽としては今最も気に入ってるし、よくぞコロナ禍までにこれだけのシステム投資をしていたなJRA、と思う。そりゃ、売上が伸びるわけだ。
あんまり言われないけれど、これってビジョンの勝利だと思う。
競馬場行きたいけどね。
リモートデスクトップ
結局は、このリモートデスクトップが、世界を救ってると思う。
どこにいても仕事ができるようになった。
全部ローカルだと、多分、世界はもっとおかしくなってると思う。
WEB会議のことばかり言われるけれど、会議だけじゃ仕事はできません。
リモートデスクトップを作ってくれてありがとうマイクロソフト。
VPN
実は2000年になる前に、会社でVPNが使えてた。まだPPTPというプロトコルで、今は脆弱性が激しすぎて使えなくなってるけど、家にいるのに会社のファイルサーバーみれるじゃんってのが激しく感動した思い出。
今では当たり前になったけどね。
LAN・Active Directory・ファイルサーバー
まあ、オフィスにはどこにでもあるこのWindows関連の仕組みだけど、はじめて触れた時には、おお、自分のパソコンの中にないものが、見られる!、と感動したっけ。
複数の端末に、自分のIDでログインできたり、プロファイルを共有して同じデスクトップになったりと、いろんなことができるようになっていった。
権限まわりもちゃんとできてて、今のオフィスを支えてる技術たち。
クラウド
何でもかんでもWeb上の手続きで使えてしまうクラウド、結局は雲の向こうで何してたかを知ってたので、こんなの信頼できるのかなとはじめは思ったけど、東日本大震災のころから、みんな便利だとどんどん使い始めたクラウド。
今は、むしろクラウドファーストのようなことになって、あたりまえになってしまったなあ。
こうやって書き出してみると、やっぱりインフラエンジニアっぽい趣味だわ、と思う。都度都度、最も速く手を出して、気づいたら仕事になってる感じ。
だから、プログラマーやSEにはならなかったんだろうな。