つながるのにつながらないWiFiの悩み
もう自宅ってほとんどオフィスやワーキングスペースと呼んでも差し支えなくて、通信環境は命のようなものだったりします。仕事するにも勉強するにも趣味するにも、とにかくインターネットとつながっていることが前提。
私の家（マンション）には、結構速いインターネットがつながっています。扉絵の290Mbpsは有線LAN経由なので純粋にこれだけ出るのですが、ひとつ困ったことが。自宅の機器にWiFiが増えてきているのですが、壁が厚めなので部屋をまたぐと途端に電波が弱くなっちゃう問題を抱えています。
私のWiFiとの付き合いは相当長くて、一番初めに買ったのは2001年ごろでした。当時は11Mbpsしか出なかったし、ドライバーをわざわざインストールして、認識させるまでが１つのエンターテイメントとして成立するぐらい大変でした。今は誰もWiFiという言葉を知っているぐらい普及しましたね。
問題点の整理
さて、この緊急事態宣言下で、通信周りが生活のストレスになってしまっているのは絶対に良くない。問題点を整理してみます。
（問題点）
・２つのWiFiルーターをつないでいるが部屋が4つある（LDKx1、小部屋x3）。WiFiルーターの無い部屋で電波が途切れがちで住人が困っている。
・２つのWiFiルーターのSSIDが別。部屋を変えると遠い方のルーターのSSIDにつながりっぱなしで、手動で切り替えるのがめんどう。
・iPhone 11を複数台使っているのに、WiFi 6に対応していないWiFiルーターを利用していてもったいない。
つまり、単にたくさんWiFiルーターを買っても、同じSSIDに設定したとしたら中途半端につながりにくい電波を拾ってしまうんです。もし違うSSIDにすると、いちいち部屋を移動するたびに手動で切り替えないといけない。
４部屋あるので、ルーターを4台設置したとすると、もう運用がカオスになってしまうというわけですね。
選定結果
ということで、いろいろ考えた末、以下の機械を選定しています。２種類のうちどちらかな、と思っています。
NETGEAR Nighthawk WiFi6 メッシュWifiルーター 無線LANルーター MK63 [ルーター&サテライト2台]3台セット MK63-100JPS
NEC 無線LAN Wi-Fi メッシュルーター 親機&中継機セットWi-Fi 6(11ax)/AX1800 Atermシリーズ ペアリング済み AM-AX1800HP/MS
選定のポイント
最近のWiFiルーターにおいて、キーワードは４つあるようです。
（１）WiFi6対応
（２）メッシュWiFi対応
（３）トライバンド対応
（４）10Gbps有線LAN対応
メッシュWiFiというのは、親機と子機を有線LANでつなぎ設置すると、同じSSIDを共有したうえで、端末（iPhoneなど）が勝手に一番良い電波につないでくれるというものです。これは必須の機能だなと思いました。
トライバンド対応と言うのは、普通は2.4GHzと5GHzのSSIDを一つずつ出すのがたいていのルーターですが、最近はそのほかに３つ目の5GHzのSSIDを出して、映画などヘビーな使い方をする機械を独立させるというやり方です。私はヘビーな使い方をする機械は有線にしているのでこれは不要かな。
10Gbps有線LAN対応と言うのは、インターネット回線自体が1Gbpsを超えるパフォーマンスを持っているときに、1Gbpsの有線LANポートではボトルネックとなる点です。これも私の家は300Gbpsなので不要です。
これら全てに対応している機械というのはなかなか見つけられません。また、米中がやり合っている状況で、中国製のメーカーは回避したいと思いました。そうすると、かなり選択肢は絞られてきます。
「WiFi 6」かつ「メッシュWiFi」対応、という機械はなかなか見つけられないことです。かつ両方が対応しても、今度はトライバンドや10Gbps有線LANはありません。
何を優先するかで考えるべきですが、今回は、「WiFi 6」かつ「メッシュWiFi」対応を優先した結果、上記２台が選定された、ということになります。
ネットギアはアメリカの会社。NECはもちろん日本の会社。
ネットギアの方は子機が２台もついているのでこちらのほうが経済的ではあるのですが、NECのほうがもちろん日本の会社なので安心かなという思いはあります。Atermも過去購入したことがありました。
今後の予定
さて、結構この話、急ぎの話なので今日中に家電量販店に行って購入してくる予定です。WiFiルーター買い換えるのは記憶を辿ってみると、もう１０年ぶりぐらいになりそうなので楽しみです。
購入し、圧倒的に改善したらまたレビュー記事を書いてみようと思います。
