orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

テレワーク、終了。

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もうね、テレワークは終わりです。

というのは自分の話。昨日を持ちまして、緊急避難的な日を除いてはテレワークを終わりにします。

テレワークでも仕事まわる、ということを確認する日々はまだ新鮮だったのですが、日常になってきて思ったこと。仕事環境としては快適でもなく普通でもなく、むしろ不快。こんな日々を続けたら、モチベーションがどんどん下がっていく。

経験としてテレワーク期間があったのはとても有意義でした。閉ざされた環境下で人の心や体調がどのように変化していくか。普通の日々なら絶対に経験できないことを経験できました。いいことばかり吹聴されるけれど、悪いことがいっぱいあります。それなのにいいことばかりを強調する記事がたくさん。

オフィスに通勤し、その中で経験できることの貴重さを思い知りました。通勤すら価値があることがわかりました。車窓の景色、ですれ違う人々の表情すら情報でした。そしてそのために筋肉を動かしたり、汗をかいたりすることも、健康にとって価値でした。

仕事をしているときに、誰かがまわりにいることで、がんばろう、と思うこともわかりました。誰かの目が近くにあると、成果を出すことに自然と前向きになれる。共同作業はひとりひとりの作業の合計ではない。かけ算でした。組み合わせたら倍になっていく。ところがテレワーク下だと、足し算の感触です。それぞれ別々の場所で生み出したものを足し算すれば確かにモノはできるのですが、決してそれ以上にはならない。

この差は大きいのですが、ここまで半年は社会自体が止まっていたこともあり、気づくのが遅れました。こんなもんかなとも思っていたのですが、その差がだんだん積み重なってきて、確実に体感できるようになりました。

仕事に特化した環境に関係者が集まり、共通の目的を持ち、同時に作業していくことでさまざまな気づきをその場で共有する。ひとりで仕事しているときも誰かの目線を感じ、がんばろうと思う。そして、全員が達成したいという思いをはぐくんでいく。

また、仕事以外で気づいたことも、メンバー間で共有することによって、目的以外の部分でも新しい発想や試みが生まれていきます。同じ目標に向かいながらも、横に見える風景から違う目標に行きたい欲求が生まれる。そうやって、会社や組織は、多様性を持っていろいろなことに挑戦し、成長していくのではないかと言う思いを強くしました。

今後、コロナ禍は、第三波が来るのか、それともこのままピークアウトするのか、さっぱりわかりません。

しかし、もう、ずっと恐れを抱いたまま、仕事をするプラットフォームとしては明らかに劣っているテレワーク環境を、中長期に採用するわけにはいきません。

今後、いつまでもテレワークを引きずる会社が、逆に衰退していく予想をしています。

テレワークに切り替えられなかった会社が困る景色を今年前半見ましたが、今度は逆です。テレワークからオフィスへ切り戻せない会社が今度は困るのです。

テレワークにすると一度判断してしまった企業が、元に戻す、という判断をしたときに、ひと悶着起こる会社が増えるはず。従業員もテレワークに過剰適応し、住居すら変えてしまった人もいらっしゃるでしょう。

そういう会社は大変だろうな、と思いつつ、私はテレワーク終了です。

これから基本的にオフィスでがんばっていきます。

毎日オフィスに通うこと。去年は当たり前だったことなのに、とてもワクワクしてますし、楽しみです。万全の予防対策を取りつつ、今年前半に失われた経験の総量を取り返しにいきます。