テレワーク、しんどい!
テレワークという状態を体験して、はじめは物珍しさに少し心躍ったものの、夜が更けていくにしたがってこれは大変だと言うことに気が付いた。
テレワークと言うことで、自宅の机の上のディスプレイを見ながらパソコンを一日中触っておりました。まあ普通ですね。
で、仕事が終わって、趣味のパソコンです。自宅の机の上のディスプレイを見ながらパソコンで情報収集・・と。
全く形が同じ!!。
仕事も、趣味も、形が同じって地獄じゃないですかね。
何だかんだ言ったって、仕事着に着替えて外を歩き電車に乗り、都会に付きビルに乗り込んでいくというのは、一つのルーティーンだったのです。そしてオフィスの自分の席に座るころは気持ちが切り替わっている。
ところが、テレワークは、そのルーティーンがない。これでは仕事の気持ちにもなれないし、遊びの気持ちにもなれない。
もう序盤も序盤でつまづきました。テレワーク。これでは絶対にダメ。
多分、これ、今週ぐらいを境に多くの人がテレワーク生活を始めると思いますが、精神を病む人が出てきます。
社会人のメンタルヘルス対策はここ十数年でとても進んだ感はあるのですが、あくまでもオフィスありきでした。
テレワークを乗り切るための工夫、考えましたので聞いてください。
乗り切る知恵
強制的な休憩
自宅の机や椅子って、人によってこだわりが違うと思いますが、少なくとも自分が選んで自分で使っているだけあって心地いいのではないかと思います。
しかも、いつもは趣味で使う場所なだけに、だらだらだらだらと居続けてしまいます。
そして、私のようにパソコンが趣味だったりすると、休憩がてら遊ぶじゃないですか。
どこにも休憩が無いのです。
なんとなく自分をすり減らしている原因がここにある。50分仕事したら、10分は椅子から離れて休憩を取った方がいい。いや取るべきだ。
スマホのタイマーを使えばいいのかと思いますが、とにかくルール化したほうがいい。じゃないと、これ、目も疲れるし肩もカチカチになりますよ。
オフィスにいると、話しかけられたりトイレに行ったり、コーヒーを買ってきたりして自然にできていることが、おそらくできていないのだと思われます。
始業~昼休み~終業
家にいるからいつでも仕事を始められます。昼休みも自由。終業も自由。ああ自由。これって不自由でした。
いつやめていいかわかりにくい。朝9時になっていないけど環境はあるし、仕事もあるから始めちゃう。
このダラダラした感じに仕事をぶち込むと、品質は落ちませんが、精神的に疲れが来ます。家にいるにもかかわらず、始業~昼休み~終業の流れを強く意識したほうがいいです。
例えば、チャットで、始業、昼休み明け、終業のタイミングで、チームでの業務報告を入れるなどメリハリ入れないと、これ心のリズムがおかしくなっちゃうんじゃないかと率直に思いました。
家の周りを散歩
いや~、冒頭のように、ずっと机と椅子に張り付けられていると、エコノミー症候群になっちゃうんじゃないかぐらいの姿勢の変わらなさです。
まずい。ということで、運動の時間を取った方が良さそうです。
ダイアモンドプリンセスで船内で閉じ込められていた方が運動をされていた話をニュースで聞きましたが、テレワークな人も必要です。
現在のところ、外で散歩するぐらいだったら大丈夫そう(場所によるとは思いますが・・)なので、一日に30分程度は散歩でも入れたほうがいいんじゃないかと思っています。
これも気分で散歩していると、仕事のメリハリがつかなくなるので、昼休みに組み入れたり、特定の時間帯に入れたりすると良さそうです。
音楽
これも家庭環境によりますが、もし無音でテレワークしたら息が詰まりそうになりました。オフィスの雑音って、おそらく社会に参加している感じがあって良い効果もあるのではないかと思います。無音だと・・社会から切り離されている感を感じました。Amazon echoなど、スマートスピーカーを買ってストリーミングで音楽をかけておくのが良いです。最近は「カフェミュージックかけて」なんて言うと、カフェでかかっているようなボサノバ系の作業用BGMをかけてくれるからおすすめです。
テレワーク=自己管理が大切
テレワークには自由があると思いましたが、これは錯覚です。
自由ではなく無法地帯です。ですから法を自分で作らないといけない。そしてそれを守らないといけない。これが自己管理です。
自由にダラダラとテレワークをやった結果、私は疲労困憊になってしまいました。これは、いかにオフィスや会社が自分を管理してくれているかの裏返しだと思います。
テレワークをやる、ということは、自分で自分だけの会社を立ち上げるくらいの心構えを持ち、そこに秩序をもたらさないと、これは、病みます。
テレワークで自分自身をすり減らさないように、対策を強くお勧めします。