orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

巣ごもり消費で追い風が吹いている業種を追う

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巣ごもり消費の正体を調べる

かなりの人々が家にいる必要性を理解し実際に家にいるのですが、おかげでモノの消費のされ方が大きく変わっていることが顕在化しています。特に今月4月に入ってからが顕著のように見えます。

いくつか記事を紹介し、何が起こっているかを把握します。

 

 

関連記事

 

ホームセンター

www.j-cast.com

「テレワークの為にデスク・チェアが売れ、家にいる時間が多くなり家の整理をしてるのか収納用品を大量に買い、家で過ごす時のSNS映えのせいか食器が売れ、子供部屋作っちゃおーとかそんな感じのお客様たち...」

 

テレビゲーム・書店

www.nikkei.com

3月に好調な売り上げを記録したのが、巣ごもり消費関連だ。TVゲームの売り上げが前年同月比81%増と記録的だったのは、書店を展開する三洋堂ホールディングス(HD)。人気ゲームの発売に加え、中古品も人気という。休校で自宅にいる子どもに参考書や児童書、漫画を買う動きが広がり、新刊や古本の売り上げも2020年3月期の月次ベースで最高の伸びだった。

 

健康器具・スポーツ用品

www.oita-press.co.jp

スーパースポーツゼビオ大分店(大分市光吉)では、健康器具やゴルフ用品、屋外で使うスポーツトイなどの3月の売り上げが前年同月比で1・5倍。例年、新生活に備えて運動を始める人が多いが、「これまでにない売れ行き」と驚く。電動ウォーカーやダンベルなど家族で使える器具に加え、体の免疫力を高めるためのアミノ酸入りゼリーなども好調という。

 

スマホのアプリ

jbpress.ismedia.jp

米アップルは4月21日、アプリ配信や音楽配信などの同社サービスの提供国を大幅に増やしたと明らかにした。

 

冷凍食品

newswitch.jp

ケンミン食品(神戸市中央区、高村祐輝社長、078・366・3000)は、4月以降も国内工場で手がける冷凍食品の通常比20%増産を継続する。世界で新型コロナウイルスの感染が広がる中、2月上旬頃から冷凍食品への需要が拡大。3月から増産に入り、生産ラインのフル稼働が続いている。

外出自粛要請による巣ごもり消費が拡大する中、ビーフンやはるさめを原料とした冷凍食品の販売が急増。自社EC(電子商取引)サイト上での3月の販売実績は前月比約9割増加した。1999年の自社サイト開設以来、「短期間にこれほどの伸びを見せたのは当社としては異例」(広報室)という。

 

アパレルのEC売上

www.fashionsnap.com

 ユナイテッドアローズ、ワールド、アダストリアの3社が3月の売上(単月)を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて在宅勤務の増加や外出を自粛する人が増えた影響から店頭売上が軒並み落ち込んだ。一方で、自宅での「巣ごもり消費」が先月に続き増えたことで、各社ともにEC売上は前年同月比で10%以上伸長した。

 ユナイテッドアローズでは店頭のみの売上が前年同月比61.2%だったのに対して、自社オンラインストアとゾゾタウン(ZOZOTOWN)での売上は123.8%だった。ルミネや丸井などが新型コロナウイルス感染拡大防止のため会員優待セールを中止したことなどを受けて、急遽自社セールと送料無料キャンペーンを行ったことで好調を維持した。

 

メルカリ

www.nikkei.com

17日の東京株式市場でメルカリ株が一時前日比159円(7%)高の2589円まで上昇し、年初来高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言の対象を全国に拡大。外出を控える人が増えるとみられ、在宅で品物が売買できる「巣ごもり消費」の関連銘柄として個人投資家を中心に買いが集まったようだ。

 

家用テント・たこ焼き機

www.nikkei.com

緊急事態宣言を受け外出自粛が一段と広がる中、企業が「巣ごもり」需要への対応を急いでいる。岩谷産業はたこ焼きや焼き肉の専用器の販促を強化し、アウトドア用品メーカーは「家キャンプ」を提案する。家庭用ミシンの受注は想定の3倍だ。新型コロナウイルスの感染拡大で営業自体が危機にひんする例もあるが、顧客のつなぎ留めや売り上げ確保で難局を乗り切る。

 

ホットケーキミックス・シロップ

xtrend.nikkei.com

全国小売店の販売データを集計する日経POS情報で、2020年3月の来店客千人当たり販売金額の前年同月比伸び率を調査した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ホットケーキミックスやシロップが前年同月比で大きく伸びていた。

 

ホットプレート・インスタント・レトルト

www.itmedia.co.jp

新型コロナウイルス感染拡大の影響でネット通販の需要が高まっている。ECサイトの「Yahoo!ショッピング」が4月14日に公開した注文数ベースの「売れ筋食品」調査によると、缶詰やカップうどんなどの保存食が2019年の3月に比べて3倍以上に伸びた他、ホットプレートやベーキングパウダーなど巣ごもり消費とみられる商材が売れているという。

 

通販

www.nikkei.com

14日の米株式市場でネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが前日比4.7%高の2269.88ドルを付け、2カ月ぶりに上場来高値を更新した。新型コロナウイルスの影響で消費者が自宅で過ごす時間が増え、事業に追い風になるとみた買いが入った。バンク・オブ・アメリカが14日付で「買い」の投資判断を示したことも材料視された。

 

パソコン

www.bcnretail.com

【BCN速報値】 週次ベースで追っている春のPC市場は、4月8日の緊急事態宣言で外出自粛要請が一段と強まったことでテレワーク特需が発生している。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」によると、4月第2週(4月6~12日)のPC販売台数は前年比145.1%となり、前週の109.0%から2週連続で急増した。

 

 

考察

あたりまえと言えばあたりまえですが、皆様、元気に家にいるとすればヒマなわけで、ヒマなら何かしたくなります。インターネット関連のサービスは需要が伸びることは今までも言われていました。動画配信やゲームなどはその筆頭でしょう。

一方で、生活をずっと家で行うなら家に投資したくなるのは当然で、自宅の設備をもっとよくしたいというニーズが高まります。しかもゴールデンウィークも含めて時間が有り余っているので、集中するという流れです。

また、外食はせず家で食べることが増えるので、そのための食材、設備なども必要になります。スーパーが混雑しているのは存じていますが、単にそれだけを知るのではなく、どこにニーズが集中するのかを考えると、とても興味深いと思います。

この時代、ピンチばかり言われますが、チャンスもあるということです。

特にリアル店舗が軒並み閉まっている今、ECビジネスは活況を呈しているようです。ECでしか買う手段がなければ、どう生活スタイルが急変したって注文は集中します。

物理的な制約をインターネットを利用して普段から革新を興してきた企業に、今、風が吹いているのだと理解しています。

緊急事態宣言もスンナリ、ゴールデンウィーク明けに解除ともいかないようなので、ぜひこの巣ごもり消費、中期的な話題として記憶しておきたいものです。瞬間風速的な話でも無さそうな様相となってきました。一旦変わってしまったスタイルは、定着するものですから。人々の、インターネットによる消費するスタイルが加速していくきっかけとなるのかもしれません。