orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

政府の新型コロナウイルス対策に足りないと思うこと

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首相会見

本日夕方の首相会見をテレビで拝聴しました。

 

www.nikkei.com

安倍晋三首相は29日、首相官邸で記者会見した。新型コロナウイルスの感染拡大に対応し「保健所で必要な検査が確実に実施できるように国において仲介する」と語った。「いまからの2週間程度、国内の感染拡大を防止するためあらゆる手を尽くすべきだと判断した」と述べた。2700億円の予備費を使って第2弾の緊急対応策を10日程度でまとめると表明した。

 

政治家や官僚、また関連する公務員の方たちは、ほぼ休みなく活動されていると思われ、非常に大変な状況だと思います。本当にお疲れ様です。

さて、その上で、もっとこうすると国民が安心するかな、と思う点があります。

 

 

 

足りないと思うこと

 

このプロジェクトのゴールが見えない

新型コロナウイルス対策プロジェクト、という名前が付いているかはわからないですがこれは明らかにプロジェクト化した方が望ましいです。

なぜなら、ゴールは「政府が安全宣言を出すこと」であるのは明確だからです。そして今はプロジェクト進行中でありその間は緊急事態です。だから緊急事態宣言をもはや出しておいた方がわかりやすいです。

まずは国を挙げてこのプロジェクトを成功させること。成功するとはなにか。安全宣言を出すことだ。これを高らかに宣言すべき、です。

 

ゴールまでのスケジュールが見えない

安倍首相は東京オリンピックはやる、と明言しました。

ということは、7月開催ですからそこから遡って安全宣言までのスケジュールを立てるべきです。6月に安全宣言では遅すぎるでしょう。例えば4月末を安全宣言目標に置きます。そうすると、国民は3月、4月のイベント開催を今から中止することができます。

また、4月末の安全宣言を先延ばしするかどうかについても4月中旬に一度中間検討することを置くべきと思います。

このように、スケジュールを示すことで国民側が行動しやすくなる利点があります。

 

安全宣言はどんな状態なのかが見えない

安全宣言の大事さは述べた通りですが、これは雰囲気ではいけません。何を持って安全とするか。例えば新規の患者が3日連続で0になった、などの明確な定義が必要です。

国民は安全宣言が出るまで我慢しなければいけません。しかし安全宣言がどんな条件で出るかわからなければずっと続くような不安が生まれてしまいます。

安全宣言の定義が必要です。

 

安全宣言後の政策が見えない

現在出ている政策は、現在の緊急事態に対しての悪い影響を抑えるため、の方法ばかりが議論されています。しかし、私が必要だと思うのは、例えば5月以降安全宣言が出された後政府が取る景気振興策です。例えば、今回は観光業等、大打撃を受けた産業が散見されますから、そこを中心に、安全宣言後は減税を行ったり大規模な補助金を投入するなど、政策が実行できるはずです。

例えば、年度末まで、観光業に関する消費税を免除するという政策も取れます。そうすれば年度末まで国内の観光客が明らかに増えるはずです。

現在の悪影響を抑え込むのではなく、安全宣言が出れば何らかの政府の施策があるとすれば、国民全体が安全宣言が出せるようにぜひ協力しようという機運も生まれるのではないでしょうか。

今、この困難な時期を乗り越えれば、こんな策を持って盛り返すと今宣言することは有効な手段だと思います。

専門家会議や基本方針は医療の専門家が決めたものですが、経済の落ち込みに対する対応は政治家こそが決めるべきものだと思います。

 

 

プロジェクトマネジメントが今回重要

この国難とも言える状況、乗り越えるために、以下を満たしてほしいのです。

- 安全宣言を出すことを、本プロジェクトの目的とすること
- いつ安全宣言を出すために努力するか目安となるスケジュールを策定すること
- 安全宣言の条件を明確にすること
- 安全宣言後どんな政策で深刻な影響が出ている産業を支援するか明確にすること

この4つです。

案外、国民も腹をくくっているところがあって、どんなことを政府が無茶ぶりしても乗り越えようとは思っていると思います。ただ、逆に上記が示されないほうが苦しい。いつまで何をすればいいのか。また、安全宣言後に明るい未来を示してほしい。

そんな期待にぜひ応えられる、次の政策を期待しています。