orangeitems’s diary

クラウドで働くエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

就職氷河期世代の僕たちは無意識に不景気を待ち続けているのかもしれない

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悲しい僕たち

就職氷河期世代でもロスジェネでもいいのですが、社会人になって何一つバブリーなことがありません。ITバブルなんていう小さな現象がありましたが、ライブドア事件に象徴されるように老人世代の巨大権力が押しつぶしてしまったように思います。新世代への世代交代を拒否し今の日本を権力構造を命尽きるまで維持したい。老人世代のいいように年金制度や雇用制度は書き換えられました。最近は株価も回復し戦後最長の好景気といいながら、全然その恩恵を享受できず、しまいには「人生設計第一世代」という名前を付けられてしまった悲しい僕たちです。

 

news.careerconnection.jp

安倍首相は今年3月、就職氷河期世代にあたる30代半ばから40代の支援策を決めると発表している。4月10日に開かれた第5回経済財政諮問会議では「(就職氷河期世代を)『人生再設計第一世代』と位置付け」、今年夏までに、今後3年間で集中的な支援を行うためのプログラムを作ることが検討された。

 

とは言え、3年しか相手してくれないので何とかせいということらしいです。私も40代の一人なんですが、まあ冷めた見方をしています。というより、冷めた見方を社会人になって以来ずっと強いられた世代なのです。

 

考察

それでも最近、反省していることがあって。

どうも来ない不景気を待っている気がするのです。

社会人になって以来、景気が良くなりそうなときに必ずいろいろあって落ち込むというのを何度も見せられてきました。

どうせ今度も、何かの理由で不景気になるんだろう。中国は今がバブルでそれがはじけて世界は大不景気になるんだ。アメリカは大型の貿易赤字を抱え財政がいよいよ大変になるんだ。日本は日銀が株価を下支えして延命しているだけで、そんな実力はない。日本は中国にことごとく抜かれ、少子化のもとどんどん国力が細り、弱く貧しくなっていくんだ。

これって、我々就職氷河期世代の、悲しい学習の成果だと思うんですよね。ことごとくいまの老人世代にこき使われ、心がすさんでしまった。明るい未来を提示されても、信じない。

ただ、一つ言えることがあって、老人世代はもうすぐ退場するんです。人生、寿命には勝てません。そして四十代の私たちに無責任に権限をバトンタッチされるのです。そうなったときに、今までのように「どうせ勝てない」と冷めた見方ばかりしていてはいけないと思うのです。今度こそ、我々の世代がイニシアティブを持って自分の責任で行動していけるのですから。

未来の話は、すべて仮の話です。楽観的な予想から悲観的なものまで自由です。しかし今の未来予想はおしなべて悲観的なものばかりです。老人が圧倒的な権限を持ってこの世を支配していた世の中が少しづつ変わってきています。87歳のジャニー喜多川氏が37歳の滝沢秀明氏を後継者に選んだという報道があるように、権限移譲は必ず発生し、そのときにはじめて、今の就職氷河期世代が主役になるときが徐々に近づいています。本当に権限移譲されてしまったとき、我々が「日本はダメだダメだ」ばかり言っていたら、絶対に結果はダメになります。

それは何だかもったいない。

まだ僕たちは何もやってない。

 

自分たちが主役に

もし、我々のやり方次第で日本が未曽有の好景気に沸いたら、それはみんな幸せになれますよね。

こういう仮定を言い出すことが、今なぜか不可能になっているのです。どこに、「今後日本は急成長していく」なんて記事がありますか?。

我々に権限が移っても、まだ「日本はオリンピック後にダメになる」なんて言い続けますか?。

ダメになる材料はいくらでも落ちていますが、それはリスクポイントであって、対処するものです。リスクがあったら破綻するなんて、リスクマネジメントの分野で習ったことは一度もありません。リスクは、低減・保有・回避・移転の4つです。

今、権力を持っている老人たちがヘマをするたびに「や~いや~い」って言って我々が冷やかしている間はまだ平和で、その人たちすらいなくなる。自分たちの番に回ってくる。批判ばかりしているわけにはいかないのです。

老人たちに人生を再設計されていないで、自分たちの力で主体的に、明るく日本の未来を明るく考えませんか?。大丈夫、我々世代を指さして「人生再設計第一世代」なんて言ってる老人たちはすぐ退場します。

我々の時代はもうすぐです。人生を再設計「される」くらいなら、自分たちで再設計しましょうよ。