orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

ウォルマートは、なぜウォルマートとして日本で勝負しないのか

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https://www.walmartjapanseiyu.com/our-story/company-facts

 

 

猛暑ですね。

私も夏バテで、3連休はずっと家に引きこもろうと思っています。

そして2日目です。

 

ウォルマートが西友を売却する?しない?

さて、先週を振り返ってみると、ウォルマートが西友を売却するのではという日経の記事が話題となりました。

 

www.nikkei.com

小売業世界最大手の米ウォルマートは傘下の国内スーパー大手、西友を売却する方針を決めた。複数の流通大手や投資ファンドなどに売却の打診を始めた。既存の小売り大手と米アマゾン・ドット・コムなどの競争が激しくなるなか、ウォルマートはネット事業の強化に向けて世界で体制見直しを進める。ネット通販を起点とした業界再編の波が日本にも及んできた。

 

しかし、ウォルマートはこの報道を否定。日経の飛ばし記事か・・、というところまで知っています。

 

www.bloomberg.co.jp

米ウォルマートは日本事業の構築に責任を持っていると表明、傘下の小売りチェーン、西友を売却する方針を決めたとの報道を否定した。
 
  ウォルマートは電子メールで配布した発表資料で、「ウォルマートは西友売却の決定を下しておらず、買い手候補との協議を一切行っていない」と指摘。「当社は日本の顧客の変化するニーズに対応していくため、将来に向けて日本でのビジネス構築を継続する」と説明した。

 

今回、私が言いたいのは、日経の件ではなく、長いこと疑問に思っていたことがあるからです。

 

なぜ、ウォルマートブランドを使わない

西友はウォルマート配下なのですが、西友ブランドを一貫して残しています。なぜ、ウォルマートとして改装し勝負しないのでしょうか。長年不思議に思っていました。

以前に、クラウド業界では、企業名クラウドがブランディングの中心になっている旨の記事を書きました。

 

www.orangeitems.com

 

まさにこの話と同じ轍を踏んでいるのではないか、と思っています。きちんと屋号を会社名に変えて全改装し、エクステリアやインテリア、ユニフォームから何からすべてウォルマートブランドで勝負もしていないのに、何を小手先だけウォルマートっぽくして日本でビジネスしようとしているんだろう、と一消費者として冷ややかに見ていました。

買い物と言うのは、事務作業の面もありますがエンターテイメントの部分もありますので、ブランドというのは非常に大事です。西友の屋号を付けている限りは従業員からお客さんまで長くつちかっていた西友の設計から逃れられないのではないかと思います。

だいたい、M&Aしてうまくいく場合って、きちんと親会社のブランドに取り込みます。ボーダーフォンだって、ちゃんとソフトバンクとしてリニューアルしました。サンクスやサークルKも、両者の統合がうまくいかなかったのは両ブランドを並立させたからで、ファミリーマートが買収した後は、全部をファミリーマートにしようとしていますよね。

上手くいかないブランドをM&Aしそのブランドを残して再生させるより、親会社のブランドでリニューアルして本気を見せた方が従業員もお客さんもわかりやすいと思うんですよね。

 

まとめ

M&Aの傾向分析など、いつかやってみたい。もしくは、そのような調査がどこかで出ていないかなと思って確認しておきます。

私は西友だったら行く気ないけど、ウォルマートって店になったら行くと思うけどなあ。

 


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