https://www.youtube.com/watch?v=SvP_RI_S-bw
すごい機能
Oculus Riftを日夜研究しているわけですが。
超すごい機能を確認しましたのでご報告します。
Oculus Desktopという機能です。
何ができる?
VRで見える世界に、パソコンの画面がそのまま出ます。
つまりWindows 10のデスクトップが現れます。
動かしている動画があるので紹介しておきます(1:27くらいから)。
この動画のように、デスクトップは大画面(体感120インチくらい)で表示できますししかも曲面ディスプレイとして表現されます。
こんな感じで内側に曲がって見えます。
もちろん拡大、縮小、位置調整もできますし、さらに何枚も作れます。
VR上にマルチディスプレイができるのです。
具体的な操作方法
下記のページが詳しいです。
(日本語訳)
1. 右手のTouchコントローラーのOculusボタンをクリックします。これにより、ダッシュオーバーレイが表示されます。
2. Oculus Desktopボタンをポイントします。
3. タッチコントローラーでトリガーを引きます。また、人差し指を伸ばしてボタンをタップすることもできます。
全然難しくありません。感覚的に操作できると思います。
何をする?
なぜ、VRでパソコンのディスプレイを見なければいけないの?、と思いませんか。私もこの機能に気が付いてから数日はそうでした。
昨日思いついたのです。
WEBブラウザを立ち上げれば、ホームシアターができるのではないかと。
的中しました。Youtubeでミスチルの公式動画を再生したら、まるでライブ会場のようでした。自分の部屋に120インチディスプレイは置けませんもんね。VRデスクトップを表示して、Youtubeを開き全画面再生すれば、まるで映画館で見ているようです。
ということは、Youtubeだけではなく、Netflixだって、dアニメストアだって、WEBブラウザでの動画再生サービスは全てVRで見られるわけです。
ちなみにリビングにPS4+NASNEがあって、これをPC TV Plusというソフトを使ってみられるようにしているので、普通のテレビ番組も再生することができます。
わざわざ、Oculus Rift用のVRアプリを用意しなくとも、WEBやPCソフトで動くいろいろなサービスをVRで大画面再生できるだけでできることの幅が全く違います。Abema TVだって見れますね。
まだまだ、VRコンテンツは日本では発展途上なのですが、ムービーなら無限大にあります。VRを通じて鑑賞すれば映画館なみの大スクリーンで鑑賞できる。
昨日やってみてイノベーションを感じました。これはOculus GoにもPS VRにもできないPC VRならではの機能だと思いました。
さらにできること
「日本でVR動画といえば、DMM VR動画プレーヤー」というぐらいシェアを持っているDMM VR動画プレーヤーですが、PC側のディスプレイで、「ファイルを開く」とやってからVRゴーグルを開かないと見えないのが最大の難点でした。
VR動画の1ファイルの容量もかなり大きいので、動画がファイル分割されている場合も多く、いちいちゴーグルを脱ぐというオペレーションになってしまいます。
これをVRデスクトップが解決します。
DMM VR動画プレーヤーを、VRデスクトップから操作できるのです。上記画面がVR上で見られ、ファイルを開くを押すと普通にファイルの選択画面が出ます。
いちいちVRゴーグルを脱がなくても、パソコンの画面がVR上に出ますから、そこでファイル操作できるのです。
つまり、VRの中にパソコンがあって操作すればVRの中も反映されるので、VRの中にパソコンが持ち込めるのです。
まとめ
要は、VRの中で普通にパソコンが使えるということです。
さすがにキーボードのブラインドタッチまではできないのですが、マウスでできることはすべてできる感じです。音声入力を駆使すれば入力までできるかも、と思ってしまうぐらい、VRの中での不自由な感じが無くなりました。
VRコンテンツが出そろうまでは、このホームシアター的な機能で相当楽しめると思いました。昨日はミスチルでしたが今日はアニメを見てみようかと思います。
日本でまだ普及していないのがもったいない・・。PCとゴーグル含めて20万円強の価値はあると思いますよ。Oculus Goより強くお勧めします。
私の環境はこちら。
VR環境を快適に楽しむためのPCが欲しい場合におすすめのパソコン - orangeitems’s diary