orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

急にやらない言い訳ができなくなった2023年、ボーナスタイムが始まっている

 

コロナ禍は2020年~2022年って書かれることが多くなるんだろうね、これから。2023年も影響は色濃く残るけど、まあ、ほぼ普通の状態だね。コロナ禍理由で何かが中止されるっていうのが去年までの傾向だったけど、今はそんなことない。極力普通にやって、あとは人々で気を付けてねというフェーズだ。私も満員電車の中だけはまだマスクを付けている。満員電車は相変わらず不自然な空間だと思う。

株価を見ても分かる通り、ここ20年来無かった好調さで、この状況で売上が上がらない利益が上がらないっていう商売は、端的に言って畳んだほうがいいと思う。値上げするのが普通だし、値上げしないイコール値下げと同じ意味を持つから、もし値上げしないとしたら、引き合いは増えるはずである。

つまり、市中にお金がまわっているので、同じ金額をキープすれば買われやすくなる。また、値上げしても受容される。商売するのにこんなにいい時代はこれまでなかった。

企業の調子がいいと、給与も上がりやすくなる。上げないと大事な社員が他所に行ってしまうと経営者はビクビクしてる。いくらお金を持っていたって、戦力がいなければ稼げない。稼がない以上はお金は出て行くばかりになる。ただでさえインフレでお金が出ていきやすいのだから、稼ぎ時の今は人を確保して、後はみんなで働けば、結果は自ずと付いてくる。これまで、そんなことあったっけ・・(記憶にない)。

がんばって働いて結果を出すことに対して、今やらねばいつやるの、くらいの状況だ。「リモートワークしたい」「オフィスに行きたくない」みたいな話が、今や言い訳扱いになって来たように思う。私の実感としては週4オフィス週1リモート、くらいで最も効率が良いように感じる。リモートを週に1度入れると、リフレッシュになったり、集中して仕事ができやすい。そういった最適化レベルがあるのに、それ以上にリモートを入れ込むと、結果を出すことに対してハンデキャップとなりはしないか。まだ、コロナ禍の間は、言い訳にできることがいくらでもあった。昔懐かし、「東京都の今日の感染者数は○○人」「第X波」みたいな報道を盾にして、「まだ戻すには早いっすよ」というロジックが去年まではできた。

コロナ禍からの脱却で、たくさんの積み残し案件が2023年になって開始され、私の周辺もかなりあわただしく、株価の好調や資産高も重なり、今まで常識だと思っていた世界が日々大きく変わっている。

私が1997年に社会人になってから初めての好景気だ、と感じられるくらいの様子だ。

おそらく、普通にまじめに仕事すれば結果が出るし、そのための努力を少しでも惜しむのは、歴史的に見ても最ももったいない、と感じている。

今の状況が、またもや一過性のものなのか。それとも中長期的についに訪れる成長路線への回帰なのかは、さっぱりわからない。だが、何となく感じる「ラストチャンス」的な雰囲気には乗っからざるを得ない。この20年、がんばれどがんばれど、ジリ貧だった市場環境が遂に変わるのかと思うと、ああ社会人、粘り込んで良かったな、そんなことすら感じる40代後半である。これまでの苦労を取り戻したい。

少なくとも今、言い訳をして時間を浪費するのが、最ももったいない。リスクはもちろんケアしながらも、どんどん前向きに挑戦するべきだと思う。ボーナスタイムのない国だと思っていたら、遂にその時期がやってきた・・のかもしれないと思って。