orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

「とりあえず会う?」営業方法の原点回帰

 

今日、会社のオフィスにいたんだけど、やたら会議が多かった。会議だけで一日4本くらいあって何だこりゃ。コロナ禍後では最多である。

何となく、営業方法における「リアルに会う」ということがいろんな会社で相当見直されているのかもしれない。ベンダー高齢の年末イベントもWebではなく大きな会場を借りて人を集めるんだという話を何本も聴いている。

リモートワークがこれだけ整備された状況で、泥臭い訪問戦略だなんて、どんな日本企業かと思いきや、今日来ているのは外資企業である。

Twitter社がリモートワークを排したと聞いているが、海外の方が対面の方を重視し出しているのではないか。むしろ日本人好みの「会う」「飲む」「仲良くなる」みたいな手法を今になって、意識して使いだしているのかもしれない。

むしろ、まだかなりの日本企業が会うことに慎重なのを尻目に、会うことを前のめりにやると他社のシェアを奪い取れると考えている層が現れているのではと感じた。

今日リアルに名刺交換し、会って話してわかったことは、「あ、見られているな」というメッセージ。Web会議ではこれがない。自分が話していて、相手がどう思っているかみたいな顔色を呼んでくる部分。もちろんマスクをつけているので完全じゃないとは思うけれど、表情や目線などを読まれている感覚。

心理学の世界では「ノンバーバルコミュニケーション」という言葉があったけれど、まさにその領域。言葉じゃない部分でたくさん相手が何かを交換しようとしていることを感じた。しぐさ、表情、目線、声色や大きさ。逆に相手のそれも自分が読み取ろうとしていることも感じた。

この数年の人々のリモート経験で、リモート営業ではコミュニケーション上の何が欠けるかということをいち早く悟ったのは日本人より先にアメリカ人なのかもしれない。だから、海外ではマスクもすぐ外すし、リアルに会うことを強化しているのか。

ということは、日本人がいつまでもコロナ禍の価値観をいつまでも引きずって、リモートやマスクを過度に利用することをスタンダードだと思い込んでいると、国際競争からはどんどん遅れていくということなのかもしれない。

「とりあえず会う?」みたいな泥臭い営業手法を止めて、営業行為は全部リモートみたいなトレンドがここ3年くらいで随分広がったけれど、今度はその逆の流れが来ている。逆にリモートが時代遅れのようになるのかもしれない。

リアルで何人に会った?ということを、どこかの会社では営業目標にし始めているところもあるのだろう。私も、オフィスにいたらこんなに人がリアルに来るのなら、これはなかなかリモートワークの回数も減らし気味にしないと時代に乗り遅れるのかもしれないな、と感じた。

それならそれで。じゃあ「とりあえず会いますか」を徹底するだけの話だ。臨むところだ。