orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

誰も我慢しない時代の到来

 

コロナだからということで何か我慢するということが今年になってから無くなった。とは言え、社員全員集まって飲み会する、みたいな無茶はさすがにやらなそうだけど、三分の一ぐらいの規模ならやれてしまいそうだ。

帰省も今年は、中止した人は少なかったみたいで、数年我慢していた人も随分出かけたみたいだ。おかげで地方にコロナがまんべんなく広がったという見立ても明らかだ。

この、誰も我慢しないという状況は、コロナ禍になってから初めてで、どういうことが起こるのかなと思ってたけど、普通に、いろんな人がかかる病気となった。会社の中でも、ツイッターのタイムラインも、家族の知人も、コロナにかかったという話を聴くのが普通になった。

ワクチンもこれまで3回打ったけど、どうなんだろうか。効き目もだんだん薄れていくという話もあり、そして今の種類のウイルスにはあんまり効かないとかいう話も聴く。

いったい、この2年半の努力って何だったんだろうかというくらい、人々は踏み込んでいく。とりあえずマスクはしてますよ、はい。じゃあやりましょか、っていう具合で色々と進んでいく。

面白いのは、「はい、今年から我慢しませんよー!」とは誰も言ってないことだ。「感染対策をしっかり実施したうえで、行動制限はしません!」みたいな曖昧な呼びかけがあっただけだ。

この国の典型的なやり方が見えて本当に面白い。コロナにかかったことを自己責任にするためには、いろんな言いまわしを駆使しなければいけないようだ。

さて、私も、誰も我慢しない時代の到来ということで、働き方をリモートからオフィスに先週変えた。週明けから各社夏休みも終わり、きっと電車が混みだす。9月からは学生まで帰ってくる。

全国では増加傾向である状況で、楽観的な話は一つもない。一つもないので、じゃあもう数えるのを止めようかという話まで現実に挙がってきているそうだ。

もし本当にそうなってしまったら、最悪のケースでは全国でどんな状況なのかつかめなくなりよくわからないけれども周りがバタバタ倒れ出し(もしくは自分も?)、みたいになるのだろうか。ああこれが、抑えがきかない、という状況そのものなんだろうか。

現在は急に現場ごと全滅になるケースは少なくて、現場のうち数人がかかり、かかっていない残りでまわす、みたいなことが全国で頻発しているようだ。この割合が一定を超えると、さすがにまわせなくなるみたいなことも起こるんだろうな。注視したい。

ちょっと来週以降の様子が読めず、上か下か、それとも今の状態が続くのか。それでも誰も我慢しないのだから、気にしてもしょうがない。このロジックで言うと、多分上だろうなって思ってる。

ま、こんな予想、当たろうが外れようが世の中は進んでいくのだろうけど、少なくとも国民の行動はもはや誰もコントロールできないだろうな。どういうオチが待っているんだろうか。そんな分岐点に今日と言う日がある気がする。