orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

仕事がはかどらない日の反省文

 

ある日の私

朝の通勤中

会社に行ったら、こういう仕事をこなそう、と想像する。その仕事を片付ければ先が見えるはず。一日その仕事に集中して目の前の重しを横にどけたい。

 

オフィス到着後

Windows Updateが降りてきている。やらないと情シスから怒られるし、後回しにすると大抵忘れるので、朝の時間があるうちにやっておこう。

・・・>15分ほどかかる

やってるうちに部下が出勤してくる。

スタートダッシュに失敗したことに気が付く。まだ、通勤中にやろうと思ったことに着手できていない。

 

朝ミーティング

朝イチで部下と今日の仕事の打ち合わせ。部下の仕事をアサインしないといけない。アサインするためにも説明が必要で、これに30分強ほど使ってしまう。雑に投げても部下は困惑するので、これは必要な時間、と飲み込む。

 

突然の客からの要望

メールが着信。お客様から、要望が来る。

別のメンバー(さっきの部下とは違う)が対処してくれるかと思ったが、内容的に高度なのでフォローを始める。こうやって対処すればいいんだよ、と別のメンバーに説明するが、ここに1時間ほど使ってしまう。

 

リアル会議への出席

そういうしているうちに、あと15分ほど経ったら会議に参加しなければいけない。

今から新しいことに着手をしても中途半端過ぎるので、15分以内に完結しそうなことをやっておく。完結したので、会議室へ移動。

 

会議後

しょうもない会議だった。参加必須だから仕方がない。

席に戻ると、メンバーが相談しにきた。先ほどの客の要望に対する話だった。親身に対応した。あと、朝イチで仕事をアサインした部下も質問があるとのこと。これも相談しながら方針を決めた。

さて、昼休みまであと30分である。

そろそろ、朝の通勤時に決めたことを始めるか、とおもむろに資料を開き始める。やっとスタートだ・・と思ったら昼休みのチャイムが鳴る。

 

昼休み後

さて、仕事再開。と思ったら、スケジュールを見ると、直後に会議があることに気が付く。そうだ、これ忘れてた。穴を開けるところだった危ない危ない。

会議前15分は仕事をしないことにしている。何か始めて対処が必要になったらまずいので、次の会議の資料を見ておく。

 

昼の会議後

もう今日は、スケジュールを見る限り空白なので、本来やりたかった仕事を再開する。と言ってももう時計は14時を回っている。終業まであと4時間。とにかく集中してやりきろう。

作業していたら、部下がやってきて、「朝アサインされていた仕事終わりました」。

また、部下と相談し次のことを決めて・・。

 

反省文

思うに、朝の通勤中に思ってることなんて、たいてい会社に行ったらいろんなことが起きて巻き込まれ、うまく行かない。

だから、朝の通勤中には仕事のことは逆に考えない方がいいんじゃないかと思う。

休みの日も同様だ。仕事のことなど1ミリも考えないほうがいい。どうせ、その通り行かない。

また、部下への仕事のアサインも、あまり細かく渡すと、細かく報告されるので、ある程度まとまった量を渡し、かつ裁量も多めにして、自己判断できるようにしてやらないと、自分が詰むと思った。今回は部下も配属されてから間もないので、指示や報告が多めになるのは仕方がないけれど。たくさん仕事をおぼえてもらったら、大いに一人で活動して欲しいなと思う。一方で、仕事を渡す方のテクニックというのも存在すると思った。今流行の、ChatGPTに対してどんなプロンプトを渡すと動いてくれるか、みたいな話とよく似てる。人に仕事を渡すというのは、技術が必要そうだ。

仕事がはかどらないな・・と思っても、深掘りして見ると、たくさん仕事はしている。計画したことが進んでいないだけであり、計画していなかったいろいろな仕事はこなしている。優先度や緊急度が高かったから故であり、もし、計画したことも同様に急ぎなら、私は業務時間外を使ってでもやり遂げるつもりだが、まだそこまでの事態にはなっていないので、次の日にまわしている。

まだ、まだ大丈夫。仕事のお手玉状態だが、一つ一つ、着実に完了させていれば、いつか急に目の前が空白になることを知っている。

今回は、なかなかそうならなくて、人まで増やしているけれど・・。

はかどらない原因究明をしているより、業務時間外を計画に費やすより、それらの時間を全部休憩なり遊びに充てた方が、むしろ効率がよくなるんじゃないかな、なんて思っている。お手玉が成立しているうちは、それでいい。

それより、報告や質問をしてくれる部下たちに、少しでも不機嫌な顔をしないこと。忙しいのに何?!みたいな態度を少しでも取ることが、今現在の一番大きいリスクポイントだと認識している。それこそが最悪な対処、だと思っている。彼らがいてくれるから、ギリギリまわっているのだから。感謝の気持ちを忘れずに。