orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

昨日と違うことをした方が効率が上がる

 

オフィスと在宅を組み合わせて仕事ができる時代になったので、最近始めていることがある。できるだけ昨日と違うことをする。今日オフィスに行ったら明日は在宅。その次はオフィス。そんなにきれいに行かないこともあるが、昨日と違う場所にいるようにしている。

場所を変えればとりあえず違うという条件は満たせる。

私はマネージャーでもあるので、メンバーも私がオフィスにいる/いないもクルクル変わる。彼らも、私がどこにいても疎通ができるという感覚もできただろう。

今日は昨日と同じじゃない。そして明日は今日とも違う。そういうワールドを作ってみて思うのが、これは結構効率が良くなるということだ。

何が良いかって、集中力が続きやすい。「飽きる」が日々に割り込むことを妨害する。仕事自体は楽しくて仕方がない要素ばかりじゃないので、環境が日々変化することでゲーム性を高める。

日々の変化がしょっちゅうだと、毎回頭を使って適応しなければいけないので、やや効率は下がりそうだがそうではない。頭を使い続けることが当たり前になることで、いろんな創意工夫が常に起こる。その工夫も明日には通用しなくなるのでまた工夫する。工夫に次ぐ工夫が起こる。この連続が効率が上がる根拠となる。

効率を上げていくというと、単純な繰り返し仕事の自動化をしたり仕組みを導入したり、メンバーの技術を地道に向上させたりしながら、日々の仕事の変化をなだらかにし想定外な部分を減らすことを考えたくなる。リスクを最小に最小に‥と考えると、だんだん仕事はつまらなくなっていくことに気が付いた。

楽で、あまり変化がなく、頭を使わず、なだらかに過ぎていく日々はビジネスとしてリスクは下がる。しかし、それに携わるメンバーがつまらない。ビジネスが成功して高いお給料を頂いても、楽しいと感じられない仕事に長い間自分の時間を捧げるのは、これは、これそのものがリスクなのではと感じる。メンバーがあまりにも変わらない日々にこらえきれなくて、仕事を続けられなくなってしまうことすらある。

その上に、工夫が起きないものだから、ビジネス自体が時間の経過で古くなってしまうこともある。競合他社が日々工夫し続けているとしたら、はっと気づいたら思っても見ない差をつけられてしまうことがあり得る。

チームにおいて、メンバーレベルで日々違うことをするのも限界はあるので、マネージャーが気を付けてみると良い。またあのマネージャーは落ち着かないな、とメンバーには思われるかもしれないが。変化のある日々は、メンバーの成長させるし、組織もビジネスも変化し続ける。

最近は、場所だけでも、オフィス、在宅、コワーキングやワーケーションなど、いろんな選択肢がある。コロナ禍ももうすぐ終わる(多分)。どんどん楽しくやろう。