Twitter社のレイオフの件、すごいことになってますね。
ツイッター上でかよw
— orangeitems🍊 (@orangeitems_) November 5, 2022
> ツイッター上では、世界各国で解雇された元従業員が憤りやショックを表明する投稿が相次いでいる。https://t.co/pa72QabIjA
それもツイッターでつぶやくのか、と感動しましたが、内情を調べるとなんだかすごいです。マネージャーとの面談の後、10分で社内のアカウントに入れなくなり、Slackからも追い出され、それで後は個人のメールアドレスで連絡してねみたいなことらしいです。
日本で、そんな解雇の仕方ないだろとみんな言ってますが、実際の出来事なので色んな人が困惑し、怒っている人もいるみたいですね。他人事にも関わらず。
中の人(というか中だった人)が集まって争うのかはともかく、こういう会社都合デバッサリ解雇されたときってどうすればいいんだっけ・・っていう発想自体がないのが怖いなと思って調べてみよう。
会社都合退職の場合、失業保険がもらえる日数は最低90日、最大で330日です。これは年齢と雇用保険に加入していた期間によって異なります。また、会社都合退職であれば、自己都合退職のように2ヶ月の給付制限期間がありません。そのため、自己都合退職の場合よりも早く失業保険をもらうことができます。職場から離職票を受け取り次第、早めにハローワークで申請手続きをしましょう。
失業保険でもらえる金額は、おおよそ退職時の給料の5割~8割です。具体的な金額は、年齢や雇用保険に加入していた期間、退職前の半年間にもらった給料(賞与などを除く)によって異なります。
へ~。基本的には年齢が上の方が長くもらえるものなんですね。
で、会社都合なのですぐもらえる・・と。
だいたいの目安で、3か月~6か月の間に次の職探しをしていく必要はありそうです。賞与が換算されないのが厳しいところですけどね。
なお、まあTwitter Japanの場合はありえないでしょうけど、離職票が届かない!、という場合はどうするんでしょうね。離職票を元にハローワークで手続きするわけですから。
突然会社が倒産して社長とも連絡が取れなくなってしまうと、離職票の発行自体が難しくなってしまいます。
この場合は、倒産した事実が確認できれば、ハローワークで離職票を発行してもらうことができますので、まず会社の所在地を管轄するハローワークで相談することをおススメします。
ということで、会社が無くなってしまう場合は、無くなった事実が確認できれば良いようです。
あと、上記の記事に気になる記載がありました。
中には、未払い賃金や支払われていない退職金があり「少しでも取り戻そう!」と法的措置を検討している人もいると思います。
未払い賃金などは「先取特権」といって、他の債権者より優先されて支払われることになっていますので、退職して“元社員”になるより社員のままでいた方が有利な場合があります。
そのため、法的措置を検討している人は、退職手続きの前に一度、労働基準監督署や弁護士などに相談するようにしてください。
なるほどね・・。
物分かりが良すぎると、そもそもレイオフの仕方が違法やんけ、と思っていても損をしてしまうわけですね。
アメリカは、物事が進むスピードが速いようで・・。
ツイッターの従業員は3日、同社が連邦法やカリフォルニア州法で規定されている60日前の事前通告なしに大規模なレイオフを進めているとして集団訴訟を起こした。
また、訴訟の判決が出ていないことを告げずにレイオフ対象の従業員に文書への署名を求めることを制限するようサンフランシスコ連邦裁判所に求めた。
日本はどうなるんでしょうね。
あんまり他人事と思わず、仕組みは頭に入れておこう。