orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

政府の就職氷河期支援がうまく行かない理由

 

政府の就職氷河期支援がうまく行っていないとのニュース。

 

nordot.app

バブル崩壊の影響で就職難となった就職氷河期世代に対し、政府が手がけている支援策のうち、複数事業の予算執行率が低迷していることが8日分かった。8割以上の予算を使い残した施策もある。新型コロナウイルス流行の影響に加え、事業内容と求職者のニーズとの間にずれがあったことなどが理由だ。

 

あれ、この前この話って考えたような‥と思ったら、記事も書いていた。

 

www.orangeitems.com

私が、たまたまIT業界に拾われて、そこからいろいろ苦労した25年あまりを鑑みる。この就職氷河期世代特有の「経験の喪失」について、それを見ない振りして、ただただ自治体が雇用することで解決するとした方法論、いい加減にしろ、対策になるわけないじゃないか、と言う思いがある。自治体にとってキャリアがミスマッチ過ぎて、予算消化できなかったに違いない。

 

私は自分で書いた記事を、書いた後ほとんど読まないのであんまり詳細に記憶していないことが多いのだが、改めて読んでみたら言いたいことがほとんど書いてあった。

どうせさ、自治体だって「経験値の少ない、それでいて年齢ばかり上がっている人」なんて極力取りたくないんだよ。だから募集するにしたって、数人の募集で数百人単位の募集。競争率にして数十倍みたいなことをやってるわけでしょ。

 

373news.com

 

www.sanyonews.jp

 

mainichi.jp

 

mainichi.jp

 

www.asahi.com

 

ね、やめんかい、と。

就職氷河期の人たちって、もともと企業が新卒採用をしぼりまくって、ただでさえ新卒採用時に狭き門にされている。その上、今回の支援の際にもこれだけの高倍率になったら、心折れてしまうやろう・・って。

 

政府もいろいろやったみたいだけど。

 

www.mhlw.go.jp

 

結局、相談します、スキル習得させます、みたいなところばっかりが動いたもののそこにもお金が十分に使えず、実際の「就職できた人数を増やす」というところに行きついていない。

行政も夢見がちだったということ。

・スキルを付ける試み→就職氷河期世代はついてこない

・自治体募集→殺到

行政も、スキルも何にもなくて民間も採用してくれないことはわかっていて、スキルを付けるための制度作りはきちんとやった。でも実際の対象となる人たちはそれには乗らず、採用試験にばかり殺到した。そういう絵に見える。

きっとね、期間限定で雇うだけ雇って、その中でスキルを付けるって方式にしたらお金は使いきれたと思うんですけどね。そしたら期間が終わったらスキルだけは残るだろう・・というね。

多分もう、やるだけやった感だけ出して政治家は選挙は乗り切れたし、行政も、数人雇い入れてアリバイだけ作った。就職氷河期の人にメリットの薄い制度だけど役人もとりあえずは形だけ整えて、そしてお金だけは余るというね。

救うというよりは。救われたければ努力しなさいみたいな、どこまでも自己責任を求めるやり方は変わっていない気がします。知ってたけどね。誰も、他人のことなんて助けてくれないって、私の学生時代は教育されてた気がする。だから自分が倒れないように生きてきたら、周りがどんどんいなくなって、立ってる方が勝ちみたいになってるって最近気づいたけど、そんな世の中の作り方自体が間違っていたというのに、それを作った高齢者はずいぶん厚い社会保障を受けていてうらやましい。どうせ自分たちの世代が高齢者にたどり着いたら随分社会保障も減らされているんでしょう。

「これは仕様です。問題ではありません。次のバージョンにて修正を予定しています。」って返すんだろうね。サポートに聞いてもね。