orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

オフィスで働くメリット

 

しばらく理由があってリモートワークを数日していて、久しぶりにオフィスに行ってきた。オフィスだといろんな人がいて話ができるから、いろんな調整ごとがいっぺんに済んで良い。

打ち合わせをして、何も意見も注文も付かなくて、あら拍子抜け、と思うんだけど違うよね。何も言わないことで賛同した、文句はない、進めてくれ、ってことだよね。これは筋を通すという言い方もするけど、直接会って話すのは約束の度合がかなり強い。会ったのに何も言わないのはさすがに言わないほうが悪いよねというのもあるし、会ってくれてる時点でポイントが付いているというのもある。

人に直接会うというのは、それだけでメッセージが込められているから、何か決めたいときには直接会いに行くというのは、昔から大事だったけど、リモートができる今でも変わってない。重要な決め事をするときは押し掛けたほうがいい。

毎回重要ってわけでもないから、ここが勝負というときは会いに行く。オフィスは人が集うところなので、集って無ければオフィスに行く意味はない。今のオフィスの在り方って、人が集いやすくすることにあると思う。大企業がリモートに熱心なのは、そもそも人が多すぎて重要な人同士で会いにくいところもあったんだろうと思う。あんだけ人数抱えてれば、ね。

もう一点、オフィスの良さを見つけた。仕事をしていると誰かが見ているということだ。仕事の中身がわからなくても、彼は一生懸命やっているという雰囲気は誰かに伝わる。気合、集中、真剣さ、みたいなものが放出されるので、評価されやすくなる。誰だって仕事に一生懸命な人に、責任のある仕事を渡したいものだ。彼はすごくやっている、と人は言うけど、何やっているか知らないくせに、結構雰囲気で人は評価する。それをリモートでやっていると誰もプロセスを見ない。結果は知らない。

ここ最近結果を出している部下がいて、私も昔から彼には評価が高かったのだけど、直接関係のない部署からも彼は素晴らしいみたいなことを言っている人が現れた。そうやって、オフィスにいると誰かが見てるんだよな。それってお得感あるよね。会社で評価を決めるときに、上司が直接評価しても、周りにそれを支持されないと「本当なの?ひいきしてる?」みたいな空気がどうしても現れる。それを「まあ、彼はきちんとしてるし素晴らしいね」って適当な意見が形成されやすいので、評価も通しやすい。

私のようにベテランになって、売上や利益などで数字を見せることができれば、もはやそんな評価のされ方はしないけど。若手は間接的にしか結果を見せられないので、できれば上司「以外」の人への露出をオフィスで働いて、高めた方がいいんじゃないかな。

ま、オフィスを見渡してみるとそう言えば若手の出社が目立つし、わざと大きな声を出して仕事の話をし出すのを見てると、あ、あれはアピールしてるんだな、気づいてるんだな、ってわかるけど。

でも、そんなアピールしなくたって、やっぱり真面目に真剣にやってる人って雰囲気で伝わっているみたいだよ。

オフィスで働くって、泥臭いんだけど。わざわざ通勤して効率は悪いんだけど。でも眠っているね、お宝が。その辺りを理解して、リモートとオフィスを使い分けるのも、競争社会だから当然何だろうと思う。しんどい話だけど。