orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

あ、わかる。Z世代若手社員の気持ち。

 

若手社員の話ですが、わかるな~と思って読んだ記事を紹介します。

 

logmi.jp

株式会社カタドリ主催で行われた名古屋HRコミュニティのセミナーより、『イライラ・モヤモヤする 今どきの若手社員のトリセツ』著者の平賀充記氏の講演の模様をお届けします。世代の違い、価値観の違いから職場で発生するイライラ・モヤモヤについて、それが生まれてしまう背景と解消法について語られました。本記事では、Z世代と呼ばれる今どきの若手社員の特徴と、それが生まれた時代背景が語られました。

 

世代論を上の世代が語ると若い世代へのマウントと受け取られがちですが、普段からZ世代と接する私はどうしても彼らとの「差」を感じざるを得ません。

ここ最近は本当に・・マネジメント側が気を遣う時代となりました。何がいけないのかを会社を挙げて勉強して、こんなことまで○○ハラになるんだ、という発見のもと、抑制的なマネジメント層が増えています。

自分が若手だったころにさんざんやられたことが、今はルール違反なんだな。そんな思いのミドルは多いと思います。

また、インターネットの登場が与えたZ世代への影響は甚大だと思います。社会のことを知るのにネットを使うようになりました。彼らは周りの世界のことを、ネットで得た情報を元に解釈しようとします。

まずは、ネットメディアが出している記事において、エビデンスを把握しようとします。それが深い考察を元にしていればまだいいのですが、データやグラフを使われると妙に納得してしまうという問題もはらんでいます。また、データは平均や多数を表すものが多く、当てはまらない少数を切り捨ててしまうという問題もあります。

多数を把握しようとすることで現場を見たことがないのに結論を決めつけやすく、未知のことに対して簡単に真実を導き出そうとする性質につながっているように思います。世界は複雑なのに、単純化することがネットでは多いからです。インフルエンサーが言っているから本当だろう・・というように。

さらに、SNSの存在によって、他人の思考や行動の情報が見えやすくなっているという環境が特徴です。自分が多数に所属することに対して敏感です。

何もかも見えすぎてしまっている前提で、自分の情報だけ自分の脳の中で秘匿されているので、自分を脚色することを強いられるという世代に見えます。

それが、Z世代の「やけに知っていることを強調する姿勢」と「知っている内容が伝聞で浅い」ということのギャップを生み出しています。経験が少ないので当然なんですが。知り過ぎてしまうのも大変なのと、知った内容が少数(マイノリティー)を排除しているので深みがないということ。その両方です。

だからこそ、彼らには「圧倒的主人公感」がないんです。主人公ってマイノリティーが多いですからね。浮いているというか寒い人になりたくないというか、そういう発想の方が強いと思います。

一方で、Z世代がコロナ禍で学生時代に大変な目に遭い、それをなんとかインターネットを駆使して生き延びたという体験はユニークな特性を彼らに与えています。インターネット上での行動力が他の世代に比べて抜群に高いです。ミドル層は「昔に戻そう」と言う気概がありますが、Z世代には昔がありません。もうコロナ禍がもう3年を経過しようとしていますが、マスクの世の中は変わっていません。暮らし方に工夫をして取り戻そうとはしていますが、何もかも変わってしまったと思います。それがもうZ世代の普通です。

ですから、オフィスに来ることにも理由が必要で、リモートでやることにも理由が必要。私は、必要性を必ず若手に伝えてオフィスにチームを復帰させましたが、もし理由が無くなれば、またリモートも必要になると思っています。オフィスとリモートはフラットに重要性を踏まえて使い分けていくようになりました。

 

私もずっと若手の気持ちでやってきたはずなのですが、やっぱり客観的な「差」というものは存在していて、それは認めた方が楽しいです。その差の認識から始めて、何がそれを引き起こしたのか。そして彼らが何を許容しなくて、我々の世代が許容していたのはなぜか。世代間で無くなったことをどう別の形で展開して、新しいコミュニケーションルールを築くか。

それもこれも、いったんオフィスに集まって同じ場所で過ごさないと、なかなか差が埋まらないよなということを思ったこの直近二年間でしたね。そして、若手も同じ気持ちでいるような気がしています。会社に行くと、若手の数の方が多いぐらいですし。