orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

新しい技術を検証して、動かないときの傾向

 

今日はずーっと、新しい技術の検証作業をやっていた。

これが・・動かない。マニュアル通りに設定しても、ビクともしない。どういうことだろう。正直、数分で終わると思ったのに、今日一日かかっている。

サポートに連絡するも、返信が来ない。来ないので自分で解決方法を探るしかない。しかし、何度繰り返しても、できない。何度もできないので、この機能は実は欠陥サービスなんじゃないかと言う疑念が膨らんでくる。

ネットを調べても、どこかの誰かがうまくいったという記事も出していない。ま、私も出さないけど。結局インターネットって、だんだん技術知識を探る場所じゃ無くなっている気もしなくもない。大事な情報、無料で公開しても誰も得しない。

さて、この件、マニュアルをよくよく読んでいるうちに、1つ手順が必要なことがわかってきた。ただ、その手順通りやっても反応しないので、それは違うかな、と思っていた。

そしたらサポートから連絡があって、上記の手順はやったのかいなと返信。どうもそこが怪しいなということで、もう一度その手順をやってみた。マニュアルに指定がない箇所のチェックボックスなどもオンにしていたので、今度は、完全に機械的にそのとおり厳密に設定してみたら・・。

なんと動いた!、というのがさっきの状況。

 

よく検証を行うと、こういうケースにぶち当たる。一度動かせてしまうと、二度と動かない状況にはならない。どこかに思い込みがありその思い込みを打破するまで、すごく苦しい。むしろ製品やサービスの方が間違ってるんじゃないか、ふつふつとストレスが溜まってくる。その上にサポートのレスポンスが悪いと、息するのが苦しいぐらい、辛い。

毎回の傾向だけど、必ず打開策はある。そしてマニュアルにほぼ正しいことが書いてある。しかしそのマニュアルをきちんと読めるかはまた別の話。わかってしまった後に、マニュアルを読むと、そういうことだったのか!となることが多い。そりゃ、今のIT製品なんてグローバルにリリースするわけだから、動かない欠陥品なわけがない。しかし「動かない」にぶつかってしまうということも再現性がある。

最近は、検証作業をよくやることが多いので思うのだが、こういう、「実はこうすれば動く」みたいなことの積み重ねを、技術と呼んでいるんじゃないかと思うことがある。それぐらい動くと言われるものを、ちゃんと動かすのは難しい。

引っかかる場所を解読していくのには、確かに経験や技術を拠り所とするんだけど、逆に言えば、製品やサービスを開発する側はそういう穴をできるだけ塞いでいただけると助かるな、なんてことも思う。

ま、持ちつ持たれつというか、インフラエンジニアとしても、いろんな製品がたくさん出る中で、うまくセットアップすることについて経験がないとなかなか使いこなせない、という限りは食い扶持には困らないのだが・・。なんで毎度、こんなにハマりどころがあるのか、不思議でもある。

あまりこういった「ハマり」を経験せず、必ず動くものばかりを触っていると、案外、成長できないかもと思う。自分の頭で考えて、難しいものを解きほぐし、そして正解を知っていく。今こういう仕事ができていることはありがたい。