orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

パワハラ、やっちゃだめ

 

最近は、パワハラ、本当に厳しくなってますよ。

 

response.jp

日野自動車は8月30日、エンジン認証不正問題を受け発足した「信頼回復プロジェクト」の一環として、「パワハラゼロ活動」を立ち上げた。

パワハラゼロ活動は、すべての基盤となる企業風土の改革に向け、パワーハラスメント行為撲滅の強い意思を込めて立ち上げたもの。まずは相談窓口を通じた緊急実態調査を行い、マネジメント層には自己診断を実施。そこで得た事実確認に基づき、懲戒処分、役職やポストの変更・異動などの人事措置を厳正に行う。処分の考え方と基準を社内に周知するとともに、ハラスメント行為の具体的な事案と処分内容についても都度、適切に情報を開示し、周知徹底する。

 

www.itmedia.co.jp

ピクシブは8月29日、「ハラスメント撲滅宣言」「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発表した。ハラスメントの基準の明確化、処分の厳格化、LGBTQ+への理解の促進、ジェンダー平等などの内容を盛り込んだ。

 

この二社は、ハラスメントが経営的な問題にまで発展した結果、経営レベルでパワハラ防止に取り組むことを宣言したのですが、こうなるまで放っておいたのは、まさに経営的問題です。

しかし、大半の会社はまだまだ、「ウチみたいな小さい会社には関係ないじゃろ」と言って静観を決め込んでいるのだと思います。

 

www.yomiuri.co.jp

 職場でのパワーハラスメント対策が中小企業でなかなか進まない。改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)に基づき、4月から対策が義務化されたが、実施している割合は大企業の半分というデータも。起きた場合の配置転換が難しく、経営陣の理解が高まらないことが要因とされ、対応を急ぐよう求める声が上がる。

 

そう、法律で、パワハラ防止を企業が取り組むことは義務化されています。ところが、じゃあ起こったら、別の部署に配置転換・・なんて無理だよ会社小さいし、みたいな話です。

会社がどう対応するかというより、全社会人が、パワハラの基準が昔と比べてグッと厳しくなった。こんなこともNG、あんなこともNG、ということを全員が理解する必要があるということです。

例えば、昔・・タバコはオフィスの中でもスパスパすっていたのが、今やビルの中では吸ってはいけませんぐらい厳しくなっています。それぐらい、価値観を全員で変えていかなければいけないということが、このパワハラという概念で発生しています。

昔も、「タバコ吸わないで仕事したら、効率下がっていかんわ」って、拒否した人も一定数いたんでしょうから、人間の活動としては似たような次元だと思います。

「え、なんでダメなの?」というところから啓蒙しなければいけないということです。「私は、部下のためを思って、情熱を持って指導していて、むしろ感謝されるぐらいだ」って、実際にパワハラ加害者になった人から聞いたことがあります。また、「こんなことされたら、私も人間だから怒るよ。自然な発言だ。」とも。ところが、それ、パワハラです。

パワハラの妙なところって、被害者が申し立てしたときに、加害者が「晴天の霹靂」みたいになっちゃうことがあるんですよね。「全くおぼえがない。むしろ感謝されていると思っていた。」などと言っており・・。

 

www.biglobe.co.jp

「パワハラは減ると思う/どちらかというと減ると思う」と回答した全国の20代後半から50代で有職者の男女226人にその理由を質問したところ、「罰則があるから」が50.4%で最多となった。
一方、「パワハラは減らないと思う/どちらかというと減らないと思う」と回答した全国の20代後半から50代で有職者の男女320人にその理由を質問したところ、「加害者がパワハラだと自覚しないから」が52.8%で最多となった。

 

だよなあ・・。

下手すると、逆恨みされて、裏で会社と上司が結託し、被害者が二次被害を受けることすらありそう(というか、どこかの会社でありましたよね)。

ということは、教育の現場でも、パワハラの概念と、やっちゃダメなことを子供たちに伝えるところから始めなきゃいけないんですが、伝えているうちに「先生、やってるよねー」って子どもたちからカウンターパンチを受ける教師もいそうな気がします。

この件、つまり「誰もが加害者になるかもしれないから、絶えず自分の発言を疑うこと」が対策となりそうなんですよね。昔の発言を考えると・・・う・・・そう思われても仕方がない指導をしたことがあるかも・・・、ぐらいの記憶が、40代なんかは多いと思うんです。あのころは、むしろ自身が被害者として、いろんな強い指導を受けたほうですからね。されたことをやったら「パワハラ」と呼ばれる時代です。

ここ最近、私も空気の変化を感じ、すっかり発言や態度、行動をモデルチェンジしたのですが、まだ乗り遅れている方は今日から、心を入れ替えて、慎重に動くべきです。ある日、突然加害者にされるのがこの問題の怖いところ。

だからこそ、会社の中での人間関係が薄味になっていくという根拠なんですが・・。

くれぐれも、気を付けましょうね。