orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

ハラスメントハラスメント

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最近はハラスメントについて興味を持ったこともあってこの手の記事には考えさせられてしまう。

 

www.nikkei.com

「先輩、会議用のZoom設定くらい1人でできないんですか。こんな簡単な操作で手間取って、よくこれまで仕事してきましたね」

デジタルネーティブ世代の新入社員にとって、こんな嫌みを言いたくなる場面もあるだろう。だがこうした言動は「テクノロジー・ハラスメント(テクハラ)」になりかねない。厚生労働省はハラスメントの概念を「①優越的な関係に基づき②業務の適正な範囲を超え③就業環境を害する行為」と示す。

 

無自覚の・・とはタイトルには付いているが、無自覚だったが相手が嫌だなと思ったら何とかハラスメントが成立してしまう世の中に私たちはいるのだ。

わざわざ相手を嫌な気持ちにしようとする人っているのかな?。よほど心がすさんでいないと明らかな加害行為はできないだろう。相手に対して物理的にも心理的にも傷を与えようと思って与えるのなら、それは価値観自身を転換しないとならず、ハラスメントはもともとそういった、有自覚の行為に対して意味づけられるものではなかったか。

良かれと思ってやったこと。ハラスメントの加害者に話を聴くとだいたいこう返ってくる。慈善のつもりで。ここで厳しく言わないと彼は彼女は後々困ってしまう。しかし、彼や彼女は精神面から体調を壊し、会社に行けない状態になってしまう。そう、最近の特徴はすぐ体調につながってしまうことのように思う。私たち四十代の世代は、うつ病だった。きつい環境に置かれても辞めたら職を失ってしまいどうなるかわからない。どんな仕打ちを受け手も職場にしがみつく結果、最後は精神的な思い病につながってしまう。体に出るとしても思い病気につながることも多く、正直言ってIT業界を長く見てきたが、途中で退場となった人の中にはそう言った精神的・肉体的問題が発症した人も多くいた。今はそんなことないけれど、それは残った人たちが勝ち取った果実のように思う。

そう、最近の若い世代は、「これはハラスメントだ・・」と感じるタイミングがとても速く、かつそれをエスカレーションすることも、する先も知っていて、だからこそすぐに何とかハラスメント問題は会社で起こりやすくなっている。

先輩世代が厳しく指導とする、これこそがもうハラスメントスイッチになっている。悪い意味で、相手の気持ちに立っていろんなことを施さないと成り立たない時代になっている。

ただし、これは若い人たちだけに言える話ではなく、このカラクリに乗っかって、中高年も何とかハラスメントと言い始めた人もいる。彼らはきっと体調うんぬんへの影響ではなく、生存戦略として最近のハラスメントブームを利用している面もあると思っている。昔はもっとひどい状況でもこんなことにはなってなかった。

無自覚だからこそ、この世の中は、お気持ち、や、しぐさ、と言った隠されたメッセージすらも重要になってきた感がある。誰かが怒られているときに、あなたがため息の一つでもついたら、それはもうハラスメントになっているのだ。ため息を何に対してついたかなんて関係ない。怒られている人がたまたま耳にしたあなたのため息を、「なんでこいつこんなに使えないんだ」なんて曲解するかもしれない。そしてあした会社を休むかもしれない。だって、加害者は無自覚なんだもの。

私はこの世の中、嫌な気持ちを感じたらすぐに被害者になれてしまう、ある種のハラスメントブームに嫌気がさしている。むしろ、ハラスメントハラスメント、ハラハラ?。私は私の道を行く、なんて思っている人こそ危ないよ。誰がどんな策略でハラスメントに落とし込もうとしているか、わかったもんじゃない。