orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

早期退職もいいような気もする

 

最近、女性のライター(しかも高齢の方が多い)が「働かないおじさん」を書くと、PVが稼げるんですかね・・。

 

trilltrill.jp

 

このケースが本当かどうかはわかりませんが、無くもない話ですね。58歳で大企業、定年は65歳。そこで早期退職の打診。パターンとしてはゼロではないと思います。

 

「それでも一度は辞めてほしいと思った上層部が、態度を変えることはなかった。でも私ももう割り切っていました。副業もそれなりに忙しいし、今は定年退職後に仲間たちと会社を立ち上げようかという話も進んでいます」

 

定年退職後に会社を立ち上げると言うと、65歳過ぎてからということになりますよね。それでは遅いような気もするんですが。それなら、早期退職で退職割増金をもらい、そのお金を資金にトライしたほうがいいんじゃないかな。

58歳の時点で、大学生+高校生の子供、とありますが、逆算すると38歳、41歳のときに子供を授かったということになりますかね。

学費がかかるということで会社が辞められないというのはわかりますが、何だかいろいろ、人生設計が緩い気がしますねぇ。

だって、一番お金がかかるときに、58歳です、と。であればそれまでに貯金しておいて、早期退職したとしても、学費はもう引き当ててますとなっていれば安心なのにな・・と思います。

今の50代後半は、バブルの時期も経験しているし、年功序列・終身雇用の仕組みで給与も高めですから、なんでまた定年まで待つという選択肢なのか・・と。

ま、フィクションの話かもしれませんし、誰かわからない人のケースだし、知ったことではないですけどね。

この社会の仕組みを俯瞰すると、子供が大学生の時が一番生活費がかかります。私自身が今その条件なのでよくわかります。大学生の子供を持っているときが一番リスクが取れません。

ですから、これから人生設計をする方は、それを逆算して資金計画を考えるととてもいいですよ。この方は早期退職、働かないおじさん等々が問題じゃないと思います。それより、早期退職の可能性が十分ある50代、それも後半の状況で、子供が大学生・高校生という一番リスクが取れない時期にセットしてしまい、かつ早期退職するために必要な子供への教育資金をこの年までに確保できていないのが問題だと思います。

 

で、これを他山の石として、40代後半の私が今後を考えてみる。58となるのは10年後。

そのときに会社に必要とされ続けるならそれも良し。この記事のように会社が割増金を支払ってでも退職させたいなら、そのための準備を進める。それまで長い時間がありますから、いろいろ準備するには十分な時間です。

とは言え・・、いくら経験や知識を惜しまず後輩に伝える・・、とは言ってもなかなか人材不足で後輩も来ず、来ても技術が身に付いたら転職しちゃう業界において、むしろ中小企業では早期退職制度なんて機能しないんじゃないかとも思いますが。

ま、これが中小企業のいいところでもあり、悪いところでもあり。いろんな会社で、どうすんねん10年後問題は頻発してるんじゃないかなって思います。昨日書きましたけど、案外この現場にずっといる高齢の方、暗黙知の宝庫なんですよね。

 

www.kaonavi.jp

暗黙知とは、「経験や勘、直感などに基づく知識」「簡単に言語化できない知識」「言語化しても、その意味すが簡単には伝わらない知識」「個々人が言葉にされていないものとして保持している知識」のことで、経験的知識とも呼ばれるのです。

 

こうやって、暗黙知を簡単に企業が流出させるから、大企業が今えらいこっちゃになってるんじゃないのかな・・と。

早期退職もいいような気もする、とは書いたものの、今はまだそんなことを言っていられない状況なので、まあ思っただけということにしておきます。