orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

インターネット記事との付き合い方

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人によってインターネットとの付き合い方は千差万別だと思う。

・ゲーム

・TikTokやInstagram、YouTubeなどのユーザー動画

・NetFlixやAmazon Premiumなどの映画・ドラマ・アニメ

・ネットニュース

・TwitterやFaceBookなどのSNS

いろいろな分岐があるが、私の場合はもっぱらネットニュースとTwitter、つまりテキストの情報がほとんどだ。あとはテレビのニュースで映像を補完する。

この、テキストを読む、というのは昔は「活字に親しむ」と言われたものだが、一切紙媒体を手に取ることが無くなったので活字ではないが、似たようなものだろう。

人によっては、テキストを一切受け付けないらしい。

私は逆に、TikTokやInstagram、YouTubeはほとんど見ない。おそらく話し手が話す速度が私の思考スピードと合わないからだ。文字で読めばもっと早い、と思う。流し読みのようなことをどうやら普段無意識にやっているようで、動画だと2倍にしたってまどろっこしい。

この辺りは、学生の時の国語、特に現代文の習熟によって全然変わってくるのではないか。一時期、Twitterなどの文字SNSは高齢が多いと言われたものだが、私の実感は違う。同じ世代でも、動画派とテキスト派は二つにわかれる。

そして、動画の方が商業価値が高い。動画はたくさんの人に伝わりやすいという性質がある。テキストが読めない人でも動画ならば届く。テレビがほぼ全世帯に配布されているのもその理由だ。

一方で、テキストが廃れるかと言ったそんなことはない。スマホがこれだけ流行しているが、文字は生きている。テキストを読む量は、新聞・雑誌時代よりも確実に増えている。テキストが何を意味しているかは関係なく、スマホにはたくさんのテキストがあふれている。

このテキスト。何が書いてあるのか。私たちはスマホで何を読んでいるのか。

①事件、事故などの事実

②社会的に重要なトピックに対する、専門家の解説や推測

③国民が関心の高そうな人物の発言切り取り

正直、最近思っているのは、②や③の情報の多いこと。

つまり、私はネットでテキストの渦に飲まれて、たくさんの情報をキャッチしていると思い込んでいるが、実は事実以外の情報が過半を占めているという発見である。

Yahoo!ニュースでもSmart Newsでもいいが、最近はニュースの下にキュレーション記事が掲載されるようになった。

ここに並ぶ記事の面々が、いつも決まった人物なのである。

私の趣味嗜好が反映された結果かもしれないが、全然望まないので記事を手動で消すようにしている。もしサイト側が賢ければ、学習して出さないようにはなるだろう。

ただ、結局のところ、「専門家」「国民が関心の高そうな人物」の話ばっかりになってきているのだ、インターネットのテキストは。

そのネタ取りに、テレビ番組やYouTubeチャンネルの内容をそのまま使い、まるで取材したかのような記事も見かけるようになった。

おそらく必要なのは、「①事件、事故などの事実」だけなはずだ。それに対して専門家の解説(②)で補完するのは良いのかもしれないが、彼らが正しいとは言い切れないので、そこからは自分の頭で考える必要がある。または、複数の意見をバランスよく聞いて自分の中で結論を出すべきだ。

また、最近の言葉で言うインフルエンサーの存在。彼らはインターネットでテキスト記事を書くための商材だ。最近はこの手の記事がネットを汚していると思う。私は、彼を知らないし興味がない。したがって彼についての記事は私に取って無駄だ。

そうやって考えると、インターネットにある情報の9割近くは無益だし、むしろ有害なものも1%くらいはありそうだ。それらを分別し、自分の脳に届ける情報を選定しないと、結局は「わけのわからないものに自分の時間の大半を潰されるだけ」になってしまうのではないか。

結局は、不特定多数の人間がわいわいできるような、人目を惹きつけらえるようなトピックをネット民全体で探し、それに対してたくさんコメントを付け合って共感をしあい、大体の人が飽きたら次のトピックを探す。そんな渦を至る所で起こそうと各メディアが競争していて、ぼんやりしていると無駄な時間がどんどん過ぎるなとふと思った。ほとんどは、無駄な情報だと思って付き合わないと、いくら一日に時間があっても足りない。