orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

メイドインジャパンを選んで日本を浮上させたい

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自分が子供時代の頃、30年前くらいはメイドインジャパンは、一つのブランドでした。日本製というだけで品質に安心感があり、そして海外製は格段に品質が落ちる。だから何か買うときは「made in Japan」の刻印を探していたぐらいです。

今はどうでしょう。メイドインジャパンのものを探すのが難しいぐらいになっています。中国製であるのは日常茶飯事です。このブログをパソコンかスマートフォンか、どちらかでご覧になっているでしょうけれども、ほとんど中国製だと思います。日本の企業ブランドで刻印されているけれども製造は中国、というパターンだったり、グローバル企業のようなブランド名で、じつは中国企業という場合と、二通りあります。どちらにしろ、メイドインジャパンは確実に駆逐されつつあります。

ITの世界にも、グローバルブランドのサービスや製品を好む傾向があります。

①日本人が作った、日本製のサービス

②グローバル企業が作って、日本語にローカライズしたサービス

この2つが並んでいるときに、ITの世界だと②を好む人も多いです。

しかし、よくよく考えるとおかしいなと思うのです。日本に住んでいて、日本がもっと元気になっていくと良い事なのにあえて海外企業のものを選ぶこと。そして、日本独自のものを、「ガラパゴス」と言ってさげすむこと。

いや、むしろ日本独自のものは守り育てるべきで、それを海外に輸出することこそなすべきことなのじゃないかと思うのです。なぜ、自国のプロダクトを、自国の国民が愛さないのか。

もしかして、我々日本人は、知らない間に自国のプロダクトを価値の低いものと思い込まされ、海外のものを素晴らしいと思いこまされているのではないか、とも思うのです。

最近は、日本企業が作ったWebサービスと、グローバルのWebサービスがコンペになっているケースもあるのですが、もし機能的に変わらないのであれば、ぜひ日本のサービスの方を契約してほしいと思います。その方が日本人に資金が渡り日本人主導でサービス拡大できます。海外のサービスのローカライズも、AIによる自動翻訳の成長で、こなれてきています。運営企業を確かめて頂き、日本の企業を応援してもらいたいです。

プロダクトの世界では、海外ブランドの製品だけど、中の部品は日本企業が製造したものがたくさん入っているのが常です。小売は海外に任せ、中の部品製造に日本が活躍するという図式はよく見かけますが、Webサービスまでそれを模倣する必要はないでしょう。日本人で企画した日本人のサービスが、日本人によって育てられ、それを海外に広げていくという例を作っていかないと、日本のデジタル戦略は、単に海外のソフトウェアを輸入するだけの主体性のない文化になってしまうのです。

「グローバルブランドのプロダクトはかっこいい」「日本ローカルブランドはダサい」という価値観は、もしかしたら日本人に仕掛けられたワナなんじゃないかと思うことがあります。日本人こそ、日本ローカルブランドに誇りを持ち、大きく育てなければいけないのです。

日本も、戦後経済的に成功し、資産があるので海外ブランドを買っていても余力があります。しかし、ずっとこんな受け身の商品選択をやっていると、日本は外国から買うしかできなくなり、資産はどんどんすり減り、最後は貧しい国になってしまうでしょう。

メイドインジャパンを再興するためには、人々が商品やサービスを選択するときのマインドチェンジが必要です。ぜひ、日本製を選んでいきましょう。たくさんの人が意識してメイドインジャパンの選択を行えば、日本も活気づくはずです。