orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

IT業界にいるからってITに向いてる人ばかりじゃない件

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長らく業界にいてたくさんの人と出会いましたが、なぜこの人がITの世界に?と言う人も多いです。儲かるかも、とか、仕事があるから、のような消極的な理由かもしれませんが、向いていないのに執着しているというのは非効率な気がします。

これはIT業界に限った話ではないのかもしれません。他の業界でも、明らかに向いていないのに流れで就職してしまい、そのまま時間が経過して外に移れなくなるというパターンです。

単純に考えて、自分が向いている業界に入った方がいいですよね。もっとさかのぼれば、向いている業界に入るために準備としてその業界の基礎知識が学べる学校でに行くべき。そうやって考えると、自分の適性を考えて、学生レベルで周到な準備をし、そしてその業界にピンポイントで入るのが効率としては最も優れていると言えます。

もちろん、いくつかの業種を経験して自分の適性を見つけていくという手段もありますが、それだけ時間もかかります。ドラクエで転職するとレベルが1からとなりますが、昔のジョブのスキルは残る、みたいなことになって独自な成長はできますが、戦士と魔法使いが相いれないように、あまりにも関係のないジョブを転々とすると、結局レベルが上がっていないみたいなことになりえます。

レベル、という観点で言えば、誰でもレベルが99まで上がるわけではなく、向いていないとレベル20くらいで打ち止めという話もあります。そこから長い時間その業界にいても給与も待遇も上がらなくなるのです。それでいいんだ、という消極的な受け入れ方もありますが、やるならばレベルは高い方がいいのではないでしょうか。向いている業界に入ると言うのはやはり重要です。

一番難しいのは、自分が何が向いているか、ということを自分が知ること。そう、自分は自分のことをよく知らないのです。自分を知るためにはどうすればいいかというと、これはもう経験しかありません。自分にいろいろな経験をさせて、適性を掴んでいく。そのための感覚が「楽しさ」だと思います。楽しさというセンサーがどの領域で反応するかを自分で確かめながら、より精度の高い進路を探していくというのが普通の考え方です。

ただ、この作業を行うにはお金や機会が必要で親の支援があると、若い時からその作業ができます。親が子供の適性を確認しその進路にチャレンジさせるのです。これは子供自身では到底できません。たくさんの習い事をさせるのは今もってトレンドですが、これは親バカでも何でもなく、効率のいい方法です。ただ、親は子供のことを優れていると思うバイアスがあるので、本当は向いてもいないのに熱心に取り組んでしまい、子供の方が嫌になってしまったり、成長が止まってしまって暗雲が立ち込めたりするのも特徴です。そのときにあまり固執せず別のことに挑戦するなどすれば一つの経験になるので、ポジティブに働きますし、若いのであればまだいろんな挑戦をすることができます。

子供の時に親の支援を受けられなかったからといっても、成人してからでも自分自身でチャレンジはいくらでもできますし、例えば私で言えば四十代になっても、新しいことに挑戦することは全然普通にできます。経済力も付いていますからリスクも取れます。そうやっていつまでも自分の適性を踏まえ新しいことに挑戦し、隙あらばジョブチェンジすることは私はお勧めしたい人生への態度です。

自分のことを知っている人がどれくらいいるか。そう考えると、自分探しって多分一生続くんでしょうね。他人に委ねず、主体的であることが重要だと思います。