orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

自粛疲れを考えてみた。

f:id:orangeitems:20210207174606j:plain

 

世間で自粛疲れという言葉をよく聴くようになってきました。

 

www.sponichi.co.jp

菅義偉首相が緊急事態宣言の1カ月延長を表明してから初めての週末を迎えた6日、都心近郊の観光地として人気がある神奈川県鎌倉市の商店街には大勢の人々が訪れた。

 

鎌倉の小町通り、私も去年の年末遊びに行きましたが似たような状態で、別に上記の報道写真が望遠レンズを使ってわざと密を醸し出したとは思いません。ほんとにこの通りは混み合います。

今週末は天気も良かったので、旅行もできず外にも出かけずらい今、とりあえずぶらぶらしたいというニーズを完全に引き受けてしまったのだと思われます。感染者数も右肩下がりであり、もう、そろそろ大丈夫か、という世間の雰囲気を反映していると考えます。

今日、近所に買い物に行ったのですが、予想外に人出があったので用件を絞ってささっと帰宅しました。どこの地域でも人出が増えたと予想します。

ここ数日で、たくさんの関連記事を目にします。

 

mainichi.jp

新型コロナウイルスの緊急事態宣言がまた延長された。感染防止の徹底のため、店舗での飲酒はもちろん、「不要不急」の外出は今後も自粛が求められる。「一体いつまで続くのか」。専門家の調査によれば、コロナ禍の生活で約半数の人が深刻なストレスを抱えているという。まじめに「巣ごもり」を続ける人がいる一方、自粛疲れで外出してしまう人も出てきた。

 

www.news24.jp

 

www.tokyo-np.co.jp

新型コロナウイルスの感染者数の高止まりや長引く自粛生活で、感染リスクを気にする人と「コロナ慣れ」した人の意識の差から、特に気にする人の側に徒労感やいら立ちが増している。家族間でも感染対策に温度差があり関係が悪化するケースも。専門家は、ニュースに過敏にならず心身のセルフケアを取り入れるよう勧めている。

 

www.minyu-net.com

昨年から続く感染防止対策で、県民の「自粛疲れ」や「コロナ慣れ」が広がっている。緊急対策終了後、気の緩みなどで短期間のうちに再び感染者が急増する事態は避けなければならない。県は、緊急対策終了後やワクチン接種を見据えた「出口戦略」を描き、県民に収束への道筋を示してほしい。

 

総合すると、2月7日で緊急事態宣言が終わるという希望がどこかにあったのに、結局は一か月延長されてしまった。例えるならマラソンでやっと42.195km走って来たのに、実はそこはゴールではなく42.195km先にゴールがあると告げられ、精神的なダメージを負ってしまった状態であろうと推察します。

走り続けるためにはエネルギーが必要で、そのエネルギーが無い状態が自粛疲れと言う表現で世間に急激に認知されたのだろうと思います。

我慢ができなくなったら、それはマスクを外したり会食をしたりと、感染対策に準じない行動が目立つようになるという状況が考えられますが、まさに今週末、その現象が起こり始めているのではないかと警戒され、各種メディアが騒ぎ始めたのではないかと考えます。

この「自粛疲れだから」という状況をウイルスが許してくれればよいのですが、さて、感染者数推移がどう推移するか、明日以降、注目されると思います。

また、今週末だけの人々の行動なのか、それとも平日も含めて、緊急事態宣言の効果が薄れ人々が動き出すのか。

せっかく一か月、人々ががんばって右肩下がりの状況を手に入れた矢先に、ここでまた、増加傾向となってしまうとそれこそ、疲れどころか統制ができない状態に踏み込んでしまう可能性がありそうです。

福島民友新聞の社説にもありますが、これはやはり、三月以降どういう社会にするかの未来をもっと政府が示す必要があると考えます。ワクチンがどういうふうに出回り、社会はどのように平静さを取り戻していくのか。

ゴールがわからないマラソンで人々がどんどん脱退していく未来しか見えない状況です。私自身はまだこの自粛生活に耐性があって続けていくことはできますが、人によってはライフスタイルの激変を強いられ、強い痛みを感じていらっしゃると思います。

今こそ、新しい未来を示すとき、と思います。我慢するばかり、じゃ、厳しい。