orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

インターネットにおける技術情報の共有方法はどうあるべきか

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どこかの会社がどこかの技術情報発信サイトを買収したという話が聴こえて来たんだけど、結局Qiitaだってエイチームに買収されてたし、技術情報発信サイト単独で収益化するのは無理なんじゃないかと思ってます。

そもそも、なぜ技術情報発信サイトができたかって、個人ブログが淘汰されてしまったからです。このブログもそうですが、ドメイン取って情報発信したところで、メディアの発信力が相当大きくてGoogleの検索結果にも下の方で引っ掛かる程度となってしまった。そりゃあせっかく公共の場に、有益な情報だと思って出しても誰も見てくれないのではつまらないですよね。いろんな人がやる気をなくして、情報公開することを止めてしまった。

でもそれだと、インターネットで技術情報を探して学ぶという文化が失われてしまうので、技術情報発信サイトができました。有識者がこのサイトにたくさんの情報を集めることでドメインパワーが増して、Google検索でも上位に来ることができます。

技術情報発信サイト内のランキングもあったり、いいね!的なSNSっぽい機能もあったりそこそこ盛り上がるのですが、でも結局基盤側が儲かる仕組みがいまいち作れないまま終わっているのが実情だと思います。

そりゃ、サイトやるには金がかかりますから。基盤を動かすインフラ料金やサイトを保守し続けるシステムエンジニアやプログラマーにも金はかかります。

まあそれでも、集客力を鑑みて、資金力のある会社がそういうサイトを買収して存続するのですが、結局は、スポーツ部のある会社みたいな目的なんだと思いますよ。親企業の宣伝やイメージ向上が目的で、単体での利益は度外視かと。

でもやっぱり、技術情報がそんな不安定な基盤にあり、そこに人が投稿するのは、私はあんまり将来性のあるやり方じゃないと思っています。

やっぱり、分散しているのがよくって、個人ブログをみんなが作って、個人の責任で技術情報を公開し管理する方が理にかなっているのではないか、と。そして有益な情報であれば個人だろうがなんだろうが、アクセスが集まるような仕掛けでないといけない、と思います。

そしてそのリターンのための、Googleアドセンスなどのアフィリエイトであるべきではないか、と。

皮肉にも、アフィリエイトを嫌うユーザーと、広告目的の粗悪キュレーションサイトが、自由な個人ブログと情報公開を滅ぼし、今に至るのではないかと思います。

幸運にも私は自分のブログを持つことができ、一定のアクセス流入を頂ける状態なので、技術情報も含めて公開していきたいのですが、一方でインターネット全体を見ると、個人の技術情報公開なんて、「虫の息」だな、と思うわけです。

SNS全盛の今ですが、「ブログはじめようよ」と言いたい。たくさんの人がまた個人ブログをはじめ、集中管理型の技術情報発信サイトなんてなくても、たくさんの技術情報が日々インターネットにあふれていく。そんな状況を取り戻したいなと思います。

例えば、このブログの基盤であるはてなブログは、無料で誰でも作れます。下記が入口になっています。

 

hatenablog.com

 

技術情報なんて堅苦しい情報でなくてもいいので、もっとたくさんの人が情報発信を再度始める世界を取り戻したい。SNSでいくらテキストをインプットしても、一部の人にしか見られませんから。

もっと情報をシェアし、有用な情報を出す人にインセンティブが与えられるインターネットであってほしいです。メディアが牛耳るインターネット、と言う性格ばかりが強くなる状況に、危機感をおぼえます。