orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

忙しいのに忙しくない

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仕事はじめです!。

さすがに十日ほど仕事をほったらかしにしていたら、積みあがっているのも当たり前というもの。しかも、日々のワークフローの中で左から右にこなすのではなく、積みあがった仕事をほどいていかなければいけない。しかも、相互に関連しあっているものもあるので、優先度を勘案しながら、順序良くこなしていく必要がある。

このような時に、「忙しさ」を感じるのだと思います。一個に集中しようとしても、別の仕事が差し込まれたりすると集中できません。後回しにする作業を行っているうちに何をやっていたか思い出す時間も必要になります。溺れているようなこの感覚。とりあえず一つ一つ片づけて行くしかない、と勘弁し心を落ち着かせるのも仕事のうち、です。

長く休むと本当にこれが嫌で、むしろ連休よりたまに週のまんなかに一日休む方がよっぽど楽だよ・・、と思うこともあります。長い連休中にこの仕事が積まれていく音が聴こえてはいました。ただ無視しているとそれすら忘れられるようにもなるのですが、これこそ「休日ボケ」の正体です。

さて、仕事を片付けて行くときに、自分がプレーヤーそのものなら、「さあがんばるぞ」で普段の二倍のキースピードで次々と仕事を片付けて行く・・というイメージで走ればいいのですが、今はそんな立場ではありません。とりあえず全体の仕事の片づけ方は私がイメージしつつ、メンバーに指示を行いチームで片づけて行きます。私しかできない作業が発生すると「属人化」、つまり私がボトルネックになるとチームが止まってしまうことから、メンバーにどんどんやらせていくスタイルのマネジメントを行っています。だから、忙しい、と言っても、待つしかない状況に置かれます。

もし、私がメンバーの指導者であれば、メンバーが実施する内容を逐一確認し指導している間に時間は過ぎて行くのですが。更にその上、「指導者がメンバーに指導すること」も、私が指導する必要があるので、末端の作業内容まで見ることはありません。そこまでやってしまうと、指導者の指導経験を奪ってしまうからです。

先生の先生、みたいな立場でしょうか。

こうなると何が起きるかと言うと、忙しいのに忙しくない、という現象です。私は待つしかない。もしかしたら指導者やメンバーが非効率な対応をしているのかもしれないですが、それをいちいちチェックしていては、彼らも考えることを止めてしまうでしょう。マイクロマネジメントの弊害、と言えばいいでしょうか。なんでもかんでもチェックし細かく注意を入れて行くと、管理される側は試行錯誤をしなくなるものです。

この話、3つの階層があります。

・メンバーとして、こなすタスクがたくさんあって忙しい
・指導者として、メンバーに行わせるタスクがたくさんあって忙しい
・指導者の指導者として、指導者に振るタスクがたくさんあって忙しい

階層が深くなるほど、「待ち」がどうしても多くなります。

これに甘えすぎると、仕事を振ることそのものが仕事になってしまい、末端の実装が何をやっているかわけがわからなくなります。

ですから、もしチーム全体で誰もやったことのない作業であれば、率先して手を挙げて、自分がやって見せるので、試行錯誤を含めてメンバー全員はそれを見ておいて欲しい、と言うタイミングを作らなければいけません。

それをしないと、「あのマネージャーは指示も適当だし、そもそも内容をわかってないよね」という部下の評価によって、そのうち肩たたきされてしまいそう、です。

 

単に忙しい、と言ってもこんなメカニズムがいろんな社会で起こってそうで、文にしてみました。忙しいことは全く悪いことではありません。仕事があるというのは幸せなこと。ただ、積み重なった仕事が無秩序なまま自分やチームに倒れてきて、わけがわからなくなるのは良くありません。

とりあえず今週中に道筋をつけ、今年(緊急事態宣言は出るのでしょうが)スタートダッシュしていきたいと、景気のいいことを言っておきます。