orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

忙しい忙しいというリーダーに足りない5つの考え方

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優秀なリーダーほどハマることの多い問題。それが「部下が育たないこと」である。部下がみんなバカに見える。自分がやらなければ誰がやるのだ。そうやって全部リーダーが抱え込むことによって、部下はいつまでたっても主体的に仕事をしない。

もし仮に部下がある日、主体的になろう!と思って勝手に仕事をしたとする。そうするとリーダーが、「何を勝手なことをしている」と叱る。ああそうかと、部下は思う。ここではなんでも自分からやってはいけないんだ、と。だから部下は何かが起こったことをわかっていても何も言わない。リーダーは部下に指示をする。部下はそれを受けて仕事をする。リーダーは悩む。部下は主体的に仕事をしてくれない。それなのに、部下は振られた仕事に夢中になって、今差し込まれた仕事のことに気づいていない。仕方がないか。リーダーは「部下の代わり」にやってあげる。そうやってリーダーは部下の仕事まで奪っていき、最後には手一杯になってしまう。部下がバカだから。俺がやるしかないから。手一杯になっているリーダーを横目に部下は定時で華麗に帰宅するのであった。

と、こんな典型的な抱え込みリーダーが今更いるわけないだろうと思うのだが、意外といる。むしろたくさんいる。なぜこうなってしまうのだろうか。こうならないためには何をすればいいのだろうか。

 

①何の仕事をチームが抱えているのか、リーダーも部下も全員で共有すること

まずこれができないと始まらない。部下は自分のタスクをこなせばいい、自分のタスクに集中、リーダー今私忙しいから仕事振らないで、なんて思っていると失格だ。全員がどれくらいの仕事が発生しているかを可視化しなければいけない。先日Googleカレンダーを使ってみたら非常に便利なのでお勧めしたい。とにかく、チーム全員がチームの仕事をするということを認識すること。一生懸命やってます!では話にならないのだ。

リーダーは、目の前の仕事をすることも大事だが、チームの仕事を明確に定義することを始めよう。いろいろなツールを使いこなすのもポイントだ。

 

②仕事の期限と完了を可視化すること

アナログなやり方として、仕事を付箋紙に書いてペタペタ貼っていくという方法がある。あれはダメだ。はがすことで完了は可視化できるが、期限があいまいだ。そして、自分にしか見えない。組織で共有できない。

優先順位をつけるならITツールとしてのカレンダーを利用すべきで、今日できるものは今日のカレンダーにタスクを移動すればいい。そして終わったらタスクを完了にしておく(色を変えるなど)。そしてカレンダーを全員が見ることができる必要がある。

チームの仕事を可視化するのはいいが、単に羅列しただけでは、部下は優先順位をつけてくれない。だからリーダーがこれやってあれやってと指示をするが、できれば部下から見ても、期限と優先順位がわかるようにしたい。

主体的に動かないのは、部下が悪いんじゃない。そしてリーダーが悪いのでもない。動けない仕組みが悪いのだ。

 

③まずは手本を見せ、そして手を動かさせること

部下をできるようにするには、部下にまず手本を見せてあげよう。こうやって、こうやるんだ。そして、一度見せたら次はどうするか。やらせてあげよう。手を動かすのだ。動かすときに必ずそばについてあげよう。どうせ部下は、全然理解できないで言われた通りにやっているだけだから。そして何度もやっていると、そのうち、これは何の意味があってこうなっているのか、に興味を持ち出す。そこまでやってあげるのがリーダーの仕事である。

勉強が足りない!とプンプンしているリーダー。いつまでも部下は育たない。そして結局自分でやる羽目になりリーダーも部下も新しいことをおぼえることができなくなるのである。

 

④どうやったら主体的にできるか、リーダーと部下が話し合うこと

部下は一人ではない場合も多い。今ではリモートワークの場合もある。そしてツールで情報だけは共有しているものだから、何か仕事が発生したときに、部下が見合ってしまうのだ。私が動いたら彼が動くかもしれない。黙っていたらリーダーが指示してくれるだろう。そしてリーダーはまた勝手に、うちの部下は主体性が足りないと不満を持ち出す。

リーダーは、部下とのコミュニケーションを増やし、こういう場合はこうしよう、ああいう場合はこうしよう。そうやって情報交換を行い、上下関係を超えて最適化をする時間が大事になる。リーダーが忙しい忙しいと言っている部署は案外これをやっていない。

そして、一度話し合っても状況は刻一刻と変わっていく。何度も話し合い、アップデートしていく仕組みが重要だ。

 

⑤先のことを考えること

リーダーは忙しい忙しいと、いつまでも今の仕事に埋没したいのだろうか。

部下は、忙しい忙しいとぷんぷんしているリーダーを見上げて、いつまでも指示待ちしていたいのだろうか。

みんな、そんなことはないと思う。それならばリーダーが、今後のチームの姿を語らないといけない。でもそうはなれていないよね。じゃあどうやればこの状態を変えていけるだろう。今と未来が異なるならば、どういうストーリーが成立すれば変わるのだろう。

私の考えるストーリーはね、とリーダーは語らないといけない。じゃないと、部下はどう変わればいいかわからない。部下がそれぞれに成長します!これ勉強しました!なんて言っても、仕事に関係がなければ全く意味をなさないのだ。

 

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以上、私の経験から、リーダーがハマりがちな状況への対策を5つ挙げてみた。

案外できていない人が多い。ぜひ前向きにチームを改革していってほしい。