orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

後悔したパターンを3つ挙げてみる

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後悔などしたくないものですが、過去のいろいろな出来事を考えると何度か後悔しています。もう後悔をしたくないので私の公開パターンをまとめます。

 

 

(1)判断が早すぎる

物事を決定したときには、中長期ビジョンを持って長い目で結果を出そう、と思っているのに別の場所で流行が起こりバズったとします。そうすると、ああ、あっちに乗れば急成長しそうだと思って、感覚だけで今やっていることを全部止めて、乗り換える。

乗り換えたと思ったら、途端に乗り換えた先に人が殺到したり、目論見が外れたり、長続きしなかったりして、乗り換えても大した成長もできない。

ただ、乗り換え前のものも依然として流行に乗る気配もなく、まあこっちにしてよかったかな・・と思う。

こういうパターンの時、しばしば「乗り換えずにじっくり待っていたら、大当たりしていた」ということが多いです。

人間って、横で大花火が打ちあがると、「いいなー」と思ってしまうものですね。そうやっていたるところで打ちあがる花火についていくようなやり方もあるのかもしれませんが、私の経験的に大成功することはほとんどありません。

なぜなら、花火が打ちあがるところには競争相手がたくさんいて、限られた成果の奪い合いになることが多いからです。そして競争に勝ち残ってシェアを奪う必要がありますが、大体は「資産を持っている人」が大量の投資をして奪いにきます。

私自身がせっかちなため、何度も何度も何度もこの手の失敗をした記憶があります。結果が出るまで粘ることの大事さを強調したいと思います。

※まあダメなのにいつまでも待ってると、機会を逃すという見方もできますので、せっかちな人向けです。

 

(2)データを見過ぎる

世の中には「一喜一憂」という言葉がありますがまさにそういうことをしてしまう。

何に対して一喜したり一憂したりするかというと、データです。世の中いろんな統計や情報が出てきますから、関係している情報を収集します。その中で、自分の判断に対して都合のいい情報や刺激の強い情報に引き寄せられてしまうのです。

いい情報と悪い情報が50:50で流れているとして、自分に都合のいい情報ばかり見てしまう。もしくは、悪い情報の中にとても共感する情報が見つかってしまった。そうやって、データを主観的に解釈してそれを根拠にして行動してしまう。

目の前で、都合の悪い事が起こった時に平常時なら問題を分析して解決まで辛抱強くやるのに、たまたま悪い情報が流れてきて心が折れてしまう。こんなことなら続けなくてもいいかも。

こういう風に、データを見すぎることによって過敏に動いてしまい、冷静な行動を忘れてしまうことの後悔が何度かあったことを思い出します。

根本には、不安があるんですね。放っておいて長い目で見ればいいものを、少しの変化で反応してしまい、取り返しがつかなくなる。

大きな行動なんて、本当に少しでいいのに、大きく動きまくったのに成果は散々、そんなことにならないためには、データを見る時間や範囲に気を付けるべきだと思います。

 

(3)やり方が一定しない

目的は一緒なのに、ある時はAのやり方。Aのやり方がうまく行かないと思ったらBに変更。だめならC、と言う具合にプロセスをころころ変えるのは、うまく行った試しがないです。

プロセスを軌道修正するのはいいのですが、うまく行かないからって全面転換するのはほどほどにしたほうがいい。だいたい、物事には根気や継続が必要なのは常なのに、ちょっとうまく行かなかったからって別のやり方に変更、とやってしまいます。

ああ、ずーっとAのやり方で継続しておけば、いつか当たったのになあ、ということを後悔することが多いです。

人間、すぐ結果を出したいと言う欲があるんですね・・。でもぐっとこらえて、何度も何度も同じプロセスをやってみる。問題があれば微調整。もともと、初めのプロセスですら戦略があってやっていることなので、隣でうまく行っていたとしても、ぐっとこらえて同じプロセスを続けていたら、成功していたな・・という記憶がたくさんあります。

 

 

この3つの後悔パターン、昔からわかっていたら結構な成功をしていたような気はするのですがもう後の祭りです。これからやっていくことについて、繰り返さないように心に留めておきたいと思います。